その月に見た中でブログで取り上げなかった映画をまとめて拾っていく
廃品回収のお時間です。
『ヤマカシ』(2001・仏)
“人体移動術・パルクール”ってのがあるんですよ、ええ。
ビルだの塀だの、都市の人工物を障害物に見立てて
いかに無駄なく早く美しく移動できるかってのを競う
限りなくパフォーマンスに近いフランス発のエクストリーム・スポーツ。
実は一昨年から昨年にかけて、このパルクールが映画界で小ブレイク。
『007・カジノロワイヤル』『ダイ・ハード4』という大作2本で
パルクールがフィーチャーされた上
決定版とも言える傑作『アルティメット』が公開と
地味〜に流行ってんですよ、コレ。
パルクールを初めて映画に取り入れたのがこの『ヤマカシ』。
実は見てなかったんだよねーという訳で
にわかパルクールファンとして、お勉強のため見てみたんですが
これがもーめったくそつまんない。
「死ぬまでベッソンには近寄らない」という誓いを新たにしました。
『ハードロック・ハイジャック』(1994・米)
ブシェミ、ブレンダン・フレイザー、アダム・サンドラーと
美味しいそうなメンツが揃ってるんで借りてみたんですが
どんなにキャストが良くてもダメなものはダメでした…。
『ハンナとその姉妹』(1986・米)
スノッブな友達がうちに遊びに来て
何かスノッブなビデオを見ようぜってことでスノッブ。
酒入ってたんで途中で2人とも寝ちゃいました。名作なのに。
『ハウス・オブ・ザ・デッド』(2003・米/独/カナダ)
あまりにもひどいという噂を聞いて、我慢できずに鑑賞。
こんなモノでも一応映画としての体裁を保っているのは
ユルゲン・プロフノウとクリント・ハワード(ロン・ハワードの実弟)のおかげ。
この二人が画面に出てる間だけは呼吸が出来ますが
あとはひたすら毒の沼地が続きます…。
『丘』(1965・米)
監督はシドニー・ルメット、イギリス軍の軍隊刑務所を舞台にした変り種。
ショーン・コネリーがボンドのイメージを払拭しようともがいてた時期の作品?
タフガイだと思っていたコネリーが急激に崩壊して叫びだすシーンが怖い。
面白かったです。
『ナイト・ウォッチ』(2004・ロシア)
『デイ・ウォッチ』の予習に。
“闇”側の首領ザヴロンのキャラ、改めて見るとサイコーだな〜。
『ノー・カントリー』(2007・米)
年が明けてから試写は当たり続きで思いっきり調子に乗ってたんですが
まさかこの大本命でスカすとは…。
まぁ『ファーゴ』のときも1度目はイマイチ乗れなかったので
私はコーエン兄弟とはそういう相性なのかも。
『カラテ大戦争』(1977・松竹/三共)
梶原一騎の実弟・真樹日佐夫主演のヤバい一本。
真樹センセー、香港とバンコクに乗り込んでやりたい放題。
後に梶原の妻になるパイ・ピンピンも出てます。
この夫婦の間に生まれる娘は17歳で誘拐・強姦の末、惨殺される運命。
時代といってしまえばそれまでですが
極真空手のまわりに渦巻いてる人脈ってとにかく濃いい…。
『ゴルゴ13 九竜の首』(1977・東映)
いいなぁ千葉ちゃん。いきなり裸だもんなぁ。
「へー、ゴルゴって空手も強いんだー」
と原作をまったく読んだことのない私に
間違った印象を植え付けてしまった罪な1本。
面白い〜。次は高倉健版を見てみよう。
『ウェディング・クラッシャーズ』(2005・米)
オーウェン・ウィルソン、ヴィンス・ボーンがコンビの中途半端コメディ。
後半、ひどい役で現れて場を濁すだけ濁して去っていくウィル・フェレル。
オマエ…おいしいな。
『ロクスベリー・ナイト・フィーバー』(1998・米)
アメリカ版『バブルへGO!』ですか?(適当)
顔がズルいんだよ…ウィル・フェレル。
『魁!男塾』(2007・ゼアリズ)
30冊近くある原作を全巻再読破し、万全の体制で臨んだ実写版男塾。
うーむ…この残尿感をどうしてくれよう。
1号生松尾(ホームチーム・与座嘉秋)田沢(瞬間メタル・タケタリーノ山口)など
脇役は非常に充実していたことを付記しておく。
70年代東映という宝の山を少しづつ切り崩すべく
「JAC」「カラテ」「マンガ原作」「鈴木則文」をキーワードに
ヤフオクでレンタル落ちビデオを買い漁っている今日この頃であります。
確実に減ってる仕事と
恋愛の“れ”の字もない乾ききった日常と
癖になりつつある自傷行為以外は
すべて順調よ〜!ウフフ★
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