今日TSUTAYAで
延滞金6000円を払わされ
猛烈に凹んでいる男・にしかわです。
今までの最高額4200円から、大幅に記録更新してしまいました。
あの金で映画3本行けたなぁ・・・うくく。
さて、今日の映画。
日曜朝の某番組と紛らわしいんですが
『題名のない子守唄』。
『ニュー・シネマ・パラダイス』『マレーナ』の
ジュゼッペ・トルナトーレの新作です。
“トルナトーレといえば童貞
童貞といえばトルナトーレ”
と旧約聖書に書かれていることからもわかるとおり
童貞の心を描かせたら右に出るもののないこの監督ですが
今回は打って変わって、30代の女性が主人公です。
そしてお話のジャンルは
サスペンス。
意外に思う方がいらっしゃるかもしれませんが
この監督、『ニューシネマ~』の何本か後で
『記憶の扉』っていう、一種のサスペンス映画を撮っています。
ジェラール・ドパルデューが主演で、ポランスキーが俳優として出演。
ちょっとカフカっぽい不条理系ドラマなんですが
ラストには『シックス・センス』的な
ちゃぶだいひっくり返しが待っているとゆー
かなりヘンな映画でした。
結構面白かったんですよね、これ。
さて、今回の映画のあらすじをプレスから引用してみましょう。(手抜き)
イタリアの、とある都市にあらわれた女。名前はイレーナ。彼女がやってきた理由を知る人は誰もいない。逃れられない過去、ひそやかな願い。裏窓から盗み見る向かいの家の灯り。イレーナは、裕福なアダケル夫妻と4歳の娘テアが暮らすその家のメイドとなった。何に復讐するのか、何を償おうとしているのか。執拗につけねらう忌まわしい男の影、テアとの間に生まれる、ほのかな愛情。そして、遂に起こる事件・・・。すべてが明らかになるラストに、涙が止まらない。
映画館で映画を見る時はかならず裸足になる
ってゆー私の癖も止まらないんですけど
まぁそれは置いときまして
どーです。いかにもなサスペンスって感じですね。
主人公は何者なのか?ってのを軸に進んでいくので
これ以上は何を書いてもネタバレになる、って類の映画。
結論から言いますと
面白かった。
すいません・・・語彙が少ないもので・・・
基本的に話は火サス(家政婦は見た!)&昼ドラ路線で
サスペンスシーンの演出も監督がおじいちゃんだから、古臭い。
ファーストシーンで半裸の女をいっぱい映すセンスとか
あまりにオヤジ臭くて目にツーンと来ます。
しかし、なんつーかですね
表現が太い
とでも言いましょうか。
久しぶりに映画っぽい映画見たって満足感があったんですよね。
ここんところ夏バテで
蕎麦とか素麺ばっか食ってたけど
久々に食ったらやっぱ肉って旨いね!
みたいな。
あ、音楽は今回もモリコーネ御大がつけてます。
相変わらず力ずくで人の心を持っていくメロディ書きますねこの人は。
『ニュー・シネマ・パラダイス』という映画は
モリコーネの音楽の魅力を最大限に引き出すために作られた
舞台のような作品だ
と誰かが書いてたのを読んだことがあるんですが
私も同感です。
10月15日公開。
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