『SAW3』の日本での劇場公開に際して
R18、要するに成人指定にするかどうかで
もめているらしいですね。
残虐描写がひどすぎる、というのが問題らしいのですが
私としては、別にしたきゃすれば?という感じですね。
この噂自体、映画会社の宣伝臭い。
だいたいこのご時世、子供がほんとに見たいと思えば
映画館に行けなくても、他にいくらでも方法がありますし。
私も中学の時、『ギニーピッグ』のビデオ見まくってましたから。
さて、こんな話から始めましたのは
今日取りあげる作品が、日本で公開された一般映画で初めて
性器のどアップ
をボカシなしでスクリーンに映した映画だからです。
『愛についてのキンゼイ・レポート』。
今から考えると信じられないほど保守的だった1940年代のアメリカで
セックスに関する科学的調査を行い、本として発表した
実在の人物、アルフレッド・キンゼイ博士を描いた映画。
私はこの人のことをまったく知らなかったので
事実を追っかけるだけでも興味深かったのですが
リーアム・ニーソン(キンゼイ博士)とローラ・リニー(その妻)という
ガッチガチの実力派2人が主演とあって
ドラマとしても大変見応えのある、なかなかの名作だと思いました。
さて、問題の「どアップ」シーンですが
実は何てこたぁない
大学での講義シーンで、白黒スライドで映るだけ。
色気も何もあったもんじゃない。
このシーンをわくわくしながら待っていた私は
すっかり肩を落とし、テンション下がりまくり。
しかし・・・
本当に大事な性器露出シーンは
ここではなかったのです!!!
遠征調査の旅先で、キンゼイ博士と助手の青年がホテルに1泊します。
青年がシャワーを浴びた後、バスルームから出てくるのですが
これが・・・
ち○こ丸出し。
それまで自分のことをストレートだと思っていたキンゼイ博士なのですが
青年の股間を見てムラムラっと来てしまい
思わず事に及んでしまいます。
正確に言うと「どアップ」ではまったくないのですが
もしここにボカシが入っていたとしたら
これほどの説得力は出なかったでしょう。
特に、
このような過去を持つ私には
効果てきめん。
人が自分の中の同性愛者に気付く瞬間を描いた珠玉の名シーンです。
(『ブロークバック』も、ち○こが映ってたらハマれたかもしれない・・・)
この助手の青年を演じているのが、ピーター・サスガードという若手俳優。
とろんとした目つきがめちゃめちゃセクシーで
何とこの後、奥さんのローラ・リニーともやっちゃいます。
最近では『ジャーヘッド』でも主役を食いまくってましたが
この人はこれからかなり人気出そうです。
いやー満足満足。
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