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漫画家Nのイラストと文章で綴る映画な日々

にしかわたく (漫画家)

マンガ家・イラストレーター。生まれて初めて劇場で見た映画は『グリズリー』と『テンタクルズ』の二本立て。
現実逃避のスピードを極限まで加速すればいつか現実を追い越せると信じ、今日もロスト・ハイウェイをひた走る36歳、デブ専。
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<   2008年 07月 ( 17 )   > この月の画像一覧
漏れ漏れ3本勝負・バカ映画篇(1)
さてさてさて。
皆様に大変ご心配をおかけいたしました
3ヶ月以上にわたる私の登校拒否期間。
基本的に低空飛行の時期ではあったんですけれども
やはりその間も懲りずに映画は見ておりました。
当然かなりの本数にはなるのでございますが
今回は思い切ってその総ざらいをやってみようかと。

さすがに1日分の記事にねじこむのは無理がありますので
とりあえず「バカ映画篇」「傑作篇」「その他篇」と分類してみました。
…が、書き始めたら「バカ映画」の割合が異常に多いことに気づき
やむなく「バカ映画篇1」「バカ映画篇2」に分けました。
「まーこんな映画ばっか見てたらそりゃテンションも落ちるわな」
という内容になっております。
いつもは映画の採点はしない主義なのですが
雑然と並べるだけでは芸がありませんので
参考として五つ星で点数をつけてあります。
ちなみにバカ映画に関してだけは
星の数は“バカ度”を表すと思ってください。

ではでは、本日から4日間
にしかわのローテンションフライトにお付き合い下さいませ。
アテンションプリーズ。アテンションプリーズ。



『超能力者ユリ・ゲラー』(1996・英)
★★


ケン・ラッセルが撮ったユリ・ゲラーの珍妙な伝記映画。
米軍に生物兵器にされかかったりと、中身は完全なパラノイア。
映画の最後に本人が画面に出てきて
ブラウン管を通して観客にありがたい電波を送ってくれます。


『超能力者 未知への旅人』(1994・東映)
★★★★


超能力つながりで。
佐藤純彌と早坂暁の『北京原人』コンビが放つ
サイキックサラリーマン・タカツカヒカルのすべて。
タカツカを三浦友和、奥さんに原田美枝子とキャストはなかなか豪華。
演技がいいので意外に見入っちゃうのですが
大滝秀治の総理大臣が怪鳥じみた珍奇な叫び声を上げるあたりから
坂を転げ落ちるようにどんどんシュールな展開に。
こちらもやはり最後にタカツカ本人が画面に出てきて波動を送るのですが
手のひらをカメラに向けて、4分間、無言…。
長いよ!


『GAME KING 高橋名人VS毛利名人』
『ランニングボーイ』(1986・東宝)
★★★★★


ファミリーコンピュータ全盛期、この年の夏休みのドル箱二本立て。
両名人が「スターソルジャー」を地味〜にプレイする様子を
延々1時間見させられます。
オープニングでは2人の特訓の様子(すべて茶番)が披露されるのですが
高橋名人は16連射でスイカを割ったりして楽しそうです。
『ランニング〜』はアニメ作品で
ハドソン社内のいざこざ等、本当に誰の役にも立たない情報を
子供向けの絵柄でかわいく見せてくれます。
高橋名人自ら歌うテーマ曲「RUNNER」は必聴。


『不良姐御伝 猪の鹿お蝶』(1973・東映)
★★★


「黒船クリスチーナ・リンドバーグVS日本初のポルノ女優・池玲子」
とゆーことで見る前のテンションは尋常じゃなかったのですが
やはり続編の『やさぐれ姐御伝』のインパクトには勝てませんでした。
てゆーか『やさぐれ』にインパクトで勝る映画って
歴史上1本も存在しないんじゃないですかね。


『ロード・トリップ』(2000・米)


個人的にハマっているアメリカのコメディアン
トム・グリーンが出てるとゆーことで見てみましたが
本当に救いようのないクソ映画でした。


『トム・グリーンのマネー・クレイジー
 スットコ大作戦』(2002・米)


こちらもやはりトム・グリーンがらみで。
うーん。ううううううううん。
自分で監督した『フレディのワイセツな関係』はあんなに凄いのに…。


『スーパーマリオ/魔界帝国の女神』(1993・米)


公開当時、劇場で見た時は好印象だったのですが
久しぶりに見直してみたら、何だコレ。
デニス・ホッパーがトカゲに変身します。
ボブ・ホスキンスのマリオそっくりさんぶりだけが救いです。


『カンバック』(1990・松竹)
★★★


ガッツ石松が監督・主演・脚本。
原案は山田洋二とありますが、多分居酒屋とかで飲みながら
テキトーにストーリー決めたんじゃないですかね。
兄弟の愛憎をテーマにした、実は意外といい映画。
減量苦のガッツが、苦しさをまぎらわすために
飲み物のフタを開けずに「飲んだフリ」をするシーンはめっちゃ泣けます。


『黒い牝豹M』(1974・日活)
★★


池玲子が日活に出稼ぎした珍しい一本ですが
中身はほとんど東映。つーか東映以下。
池は「空手の達人にして女殺し屋」という無茶な役柄に挑戦。
結果、華々しく散っています。


『ゾルタン★星人』(2000・米)


やっぱ「バカ映画のためのバカ映画」は面白くないやね。
主演は今をときめくアシュトン・カッチャー。


『ベルリン忠臣蔵』(1985・西ドイツ)
★★


現代のベルリンに「大石内蔵助」を名乗る怪盗が出没。
ドイツ人だけにクソ真面目に撮っているとこがまた痛い。
この怪盗、犯行現場に四十七士の名前を漢字で残すのですが
字がものすごい下手くそ。
行こうぜ習字教室!


『ロボ道士』(1988・香港)
★★★★★


「キョンシーVSロボコップ」ということで
いくらでも面白くなりそうな素材なのですが
それをみすみすドブに捨てるのが香港映画。
映画会社同士の抗争、キョンシーの呪い、悩める脚本家、ゾンビ化する白人女
定番の忍者、何の説明もなく突如ロボコップに変身する映画会社の社長…
これらのパーツが何の脈絡もなく混在する究極のカオス映画。
ちなみにロボコップはすごーく軟らかそうです。


『バストロイド 香港大作戦!!』
(1991・日本/香港)
★★★★


これまたロボコップもの(つーか盗作だろそれ)。
悪人に殺され、アンドロイド化する女刑事を演じるのは
『ウンタマギルー』でブタ女をやっていた巨乳・青山知可子。
新しい体を手に入れて最初にすることが
彼氏とのセックスというとこが泣かせる。
そんでもって彼氏、ヤッても全然気づかない。
どんだけ精巧なダッチワイフ製造技術なんだよ!
つーかどーせだったら「スーパー数の子天井」とか
「エレクトリックミミズ千匹」とか特殊機能つけようよ!



ぐはああああああああ!

こ、これでまだ半分以下…?
ママン!もう息が続かないよ!

とゆーことで続きはまた明日。





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↓世界で作られている映画の99%はバカ映画である。(by町山智浩)


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by taku-nishikawa | 2008-07-30 22:54 | 映画雑感 | Comments(6)
『落下の王国』(2006・米)
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「ターセム」って名前覚えてますか。

R.E.Mの『Losing My Religion』のPVとか
ナイキの「神VS悪魔」CM撮ってたあのターセムです。
“馬の輪切りオブジェ”以外、何も思い出せない
『ザ・セル』を撮ったあのターセムです。
デヴィッド・フィンチャーとかスパイク・ジョーンズとかと
どうやらマブダチらしいターセムです。

『ミツバチのささやき』『千と千尋の神隠し』『パンズ・ラビリンス』。
この3本の傑作の興味深い関係を言い当てたのは
現在来日中(笑)の、ご存知町山智浩氏ですが
(詳細を知りたい方は町山氏のPod Cast でどうぞ)
ハリウッド第7世代(適当)ターセムの監督第二作、『落下の王国』は
この

「妄想する少女」映画の系譜

に新たに連なる一本であります。


舞台は映画産業創世記の頃のロサンゼルス、とある小さな病院。
主人公はルーマニア移民の少女・アレクサンドリア。
リンゴ農園での収穫作業中に樹から落ち、左手を骨折して入院中。
彼女は、やはり入院患者であるスタントマン・ロイと親しくなる。
実はこの男、失恋のために自暴自棄になり
わざと危険なスタントを行い、全身に大怪我を負ったのだった。
ロイはアレクサンドリアに、ある長い作り話を聞かせ始める。
6人の勇者が世界中を駆け巡るその物語に夢中になったアレクサンドリアに
ロイは、話の続きを聞かせるかわりに
薬剤室からモルヒネを取って来るように言う。
体の動かない彼は、それで自殺するつもりだったのだ。
現実が物語にエネルギーを与え
その物語が今度は現実に影響を及ぼす。
少女の中で、虚実の狭間は次第に曖昧なものになっていく…。



「物語の力」をストレートに描くこの構図
作家なら誰でも一度は挑戦してみたくなる、実に魅力的なテーマであります。

語り口のうまさではギジェルモ・デル・トロに一歩譲りますが
この映画、ひとつ面白い試みをしています。
普通の映画ならすぐCGを使ってしまいそうな幻想シーンを

世界24カ国オールロケ

で撮影しているのです。
エッシャーのだまし絵から抜け出したような幾何学模様のイスラム風建築や
頭のおかしい人がデザインしたとしか思えないシュールな空中庭園・・・。
1カ所や2カ所ならともかく
よくもまぁ、こんな不思議な場所をこんなにたくさん見つけてきたものだと
ため息が出ます。
ある意味、下手なハリウッド大作なんかより
遥かに豪華なインディーズ作品なのです。
(監督は撮影に4年の歳月をかけ、私財を投げ打って作ったらしい)
『ザ・セル』に続き、衣装デザインは石岡瑛子が担当。
この人も相変わらずいい仕事してます。

そんな事情ですから、キャストは無名の人ばかり。
しかしこの中に、1人とんでもない逸材が。
主人公の少女を演じる、カティンカ・アンタルーです。
撮影当時5歳だったという彼女
実は、相手役ロイの話を本当だと信じていたらしい。
冒頭で触れた『ミツバチのささやき』のアナ・トレントが
フランケンシュタインを本物だと信じていたという
なかば伝説化した逸話を髣髴とさせます。

…「信じてる」ってことは凄いことですね。

やっぱ演技とは目が違うんですよ目が。

「そんなの反則じゃん!」って意見もあるかもしれませんが
アドリブを多用した演出スタイルともあいまって
この子の素の反応が見ててめちゃめちゃ楽しいんです。

現実と物語がクロスオーバーするお話を
現実と物語を同時に信じている少女が演じる。
他所ではなかなかお目にかかれない代物ですぜ、ダンナ。

すべての少女は物語の中を生きている。

あのぷっくり幼児体型のなかに
世界の秘密が隠されているのです…。
(9月公開)




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↓かつて少女だったことがある人は押してください。私はあります。


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by taku-nishikawa | 2008-07-29 20:55 | ノンセクション地獄 | Comments(5)
桃の剥き方
中学1年のとき
念願の新聞委員になって初めて書いた記事は
『小鳥の飼い方』でした。

それはともかく、本日のテーマ…


桃。


私は果物の中で、桃が一等好きであります。
「桃源郷」という言葉があるように

桃は天国の食べ物。

味からも香りからも感じられるのは、強烈な“あの世感”。
あれは、この世のものではないのです。


桃の魅力を具体的に言うなら、まずはあの形状。
球体フェチの私をも完璧に満足させるバランスと
絶妙な加減に入った割れ目の奇跡的な共存。
そこにあるのはまさしく

尻のイデア。

“エロス”と言う他はない強力なオーラを身にまといながら
性にまつわる後ろめたい感情を一切感じさせない。
桃を食すとき、私は常に“恩寵”を強く感じ
神と対話をしている気分になります。

「丸いお尻って素晴らしいよね?」
「そう、尻はすべての源…
 すべての人間は尻から生まれ、尻へと還っていくのだよ」


形状と並んで大きなファクターが、産毛。
あの微妙な肌触りが
植物と動物との間にそびえる境界線を軽々と飛び越え
直接我々の魂へと語りかけてくるのです。

食感ということで言うなら、私にとって最も重要なのは
包丁を使わず手で皮を剥いたときのみ桃の表面に生じる

繊細きわまるテクスチャー。

あの微小な凹凸が唇や舌に当たるときの恍惚といったら!

食材を買う際はかなりケチになる私ですが
桃に関してだけは、自分に贅沢を許しています。
それはとりもなおさず
「手で皮が剥ける、絶妙な熟度の桃」が必要だからなのです。
(『タンポポ』に出てきた桃潰し婆ァは万死に値する)


しかし、ここに巨大な障壁が。

ご存知の通り、桃というのは非常にデリケートな果物であり
たとえ完璧な状態の桃を購入したとしても
皮を剥き、切り分ける最中に指先からかかる圧力によって
フェルメールの筆のタッチ並みに繊細な
あのテクスチャー感が損なわれてしまいがちなのです。

私はこの問題に、30年以上頭を悩ませてきました。
しかし数年前、何気なくネットサーフィンしていたときに

現段階で最上と思われる「桃の剥き方」

に行き着いたのです。

以下、イラストによりこの最高峰テクノロジーを解説いたします。
“食べられる尻”、桃。
あなたもこの方法で、神に会って来て下さい…。
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by taku-nishikawa | 2008-07-28 23:59 | 仁義無き日常 | Comments(11)
『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007・米)
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冒険家って何かムカつかないですか。

勝手に雪山とかジャングルとか北極とか南極とか行っちゃって
帰ってきて探検記なんか書いてるうちはまだ可愛いもんですが
たまに、帰ってこない人がいる。

植村直己とか、あと探検家じゃないけどクマに食われた星野道男とか。
サン・テグジュペリの死に方なんかもちょっと冒険家チックです。
あ、そうそう。例の“風船おじさん”も。


ショーン・ペンが監督4作目に選んだのは
冒険家というには未熟すぎる、23歳のある青年が
アメリカ放浪生活の末、一人アラスカ山中へ向かうというお話。

実話をもとに書かれた原作はアメリカでベストセラーになり
そもそも事件自体がセンセーショナルだったので
おそらくこの映画を見るアメリカ人は全員
前もって物語の結末を知っていることに。
そういう事情なのであえて書きますが

最後、青年は孤独な死を迎えます。


身の回りの者が死んだとき
残された人間は「ああ、この人は死んだんだ」ときちんと納得して
以前と同じ日常生活を続けなければなりません。
その境界線を引くための儀式として葬式があり
「死の証拠」として墓とか仏壇とかいったアイテムがある訳です。

しかし冒険家の場合、そう簡単には行きません。
元気な顔で旅立って、ある日死体になって帰ってくる。
あるいはその死体すら帰ってこない。

非常に死を実感しづらい状況

がそこにはある訳で。
しかもこういったタイプの死は
家族や身の回りの人間だけではなく
世間広範にインパクトを与える場合が多い。

この人は、死ぬときどんな気持ちだったんだろう?
そもそも、何故そんな危険なところに行かなきゃならなかったんだろう?

そんな答なんかあるはずのない質問を
たくさんの人の上にばらまいていく訳です。

もちろん正解は本人にしかわかりません。
しかしすでに書いたように
現世に残された人たちは、何らかの方法で納得する必要がある。
それをショーン・ペンが自分なりのやり方で(つまり映画で)やったのが
この『イントゥ・ザ・ワイルド』なのだと思います。


しょっぱなから陰惨な印象を与えてしまったかもしれませんが
その実、今までショーン・ペンが撮った映画の中では一番明るい
ニューシネマ風味の爽やかな青春ロードムービーです。

いい感じに肩の力抜けてきたな

おっさん。


(9月8日公開)





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↓何とか仕事を終わらしてポニョを…ポニョを…


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by taku-nishikawa | 2008-07-26 19:15 | ノンセクション地獄 | Comments(2)
敗北宣言。
ひいいいいい!
しょこたんブログ
レザーフェイス祭になっておる!
やっぱこの人は天才だ。
完全に負けた・・・。
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by taku-nishikawa | 2008-07-25 03:55 | Comments(4)
『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』(2007・フランス)
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今日、机に向かうのに飽きて(集中力30分が限界)
いつもの癖で無為にちんこをいじっておりましたところ
ふと、側にあるハサミが目に入りました。
これ、何なんでしょうね。
仕事に関するクリエイティビティはすっかり枯渇しておりますのに
私の想像力がぐるりぐるりと回転を始めるのです。

毛、刈ってみたい…。

気がつくとハサミを手に取り
じょっきじょっきと仕事に精を出す芝刈り職人がそこに。
しばらくして意識を取り戻すと時既に遅く
パンパに寂しく佇む子象が一匹。
何だか下半身が風通しのいいことになっております。


夏ダカラ、コウナッタ。


ま、誰に見せる訳でもないからどーでもいーんですけどね。
けっ。


さてさて阪神が誇るユーティリティープレイヤー関本の送りバントのごとく
本日も手堅く軽い下ネタをこなしましたところで
(実を言うと最近、下に関して重いとか軽いとかの判断ができなくなっている)
明日から公開の、地味ながら素敵な作品をご紹介したいと思います。



隅々まで綿密に構成された完璧な映画を何本か連続して見ると
それがどんなに楽しくても、なぜか

ここらでひとつ

風通しのいい映画が見たいよなぁ

という気分になります。

本筋と関係ないのに、妙に心にひっかかる風景であったり
何のためにあるのかよくわからない間であったり
最後まで解決されずに残る謎であったり
まったく読めない意味不明の登場人物であったりと
作品によって取る形は様々だと思いますが
ある瞬間、物語の縛りから観客の頭を自由にするような

“風穴”の開いた映画。


人形劇師・スザンヌ
音信不通の元夫
その7歳の息子・シモン
離れて暮らす娘・ルイーズ
中国人留学生でベビーシッターのソン
家賃を払わない間借り人・マルク
年老いた台湾の人形劇師
盲目のピアノ調律師


名匠ホウ・シャオシェンは
主演のジュリエット・ビノシュを中心に
パリの片隅の、本当に何気ない、何も起こらない日常を
地味に丁寧にひたすらリアルに撮っていきます。

ただひとつの例外が
シモン少年のあとを追いかけてくる“赤い風船”。
この風船が何なのか、何を意味するのか、説明は一切ありません。

観客の思考を

“映画の外”へと誘う風穴。

いやー
久しぶりに面白いフランス映画を見たなーという感じでした。
(監督は台湾人ですが)


さてさて、古い映画に詳しい人には説明不要なのですが
この映画、アルベール・ラモリス監督の『赤い風船』(1956)に
想を得たストーリーになっております。
その年のカンヌでパルム・ドールを取った映画なのですが
これが文句なしの傑作。
作られた時代を考えると信じられないほど瑞々しい映像で
これこそ本物のファンタジーだっ!
と叫びたくなること請け合い。(デジタル・リマスター万歳)
同じ監督の『白い馬』と一緒に同時公開されるので
『レッド・バルーン』とあわせて見ると楽しさ10倍増。

シネスイッチ銀座なんて

OLくさくて嫌じゃー!

なんて駄々をこねずに
騙されたと思って行ってみなんせ。
面白いから。面白いから。
(8月26日公開)




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↓こどもちんこに愛の手を。


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by taku-nishikawa | 2008-07-25 03:04 | 和み地獄 | Comments(2)
『ドラゴン・キングダム』(2008・米)
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カンフーマニアのいじめられっ子・ジェイソン。
チャイナタウンの質屋で彼が偶然発見したのは、なんと孫悟空の如意棒。
古代中国を思わせる謎の王国“キングダム”へと
タイムスリップしたジェイソンは
石に封じ込められた孫悟空を救うべく、五行山へ向かう。
道中出会うのが、酔拳の達人ルー・ヤン(ジャッキー・チェン)と
謎の武僧サイレント・モンク(ジェット・リー)。
最強の師匠2人のもとで修行を積んだジェイソンを待ち受けるのものは…
果たして彼は無事使命を成し遂げ、元の世界へ戻ることができるのか?



まーはっきり言ってね

映画の作りはユルいっすよ。

冒頭から、『グリーン・ディスティニー』等でおなじみの
かっこいいんだか悪いんだかよくわからない
マヌケなワイヤーアクション(びよ〜ん)で幕を開け

あー…またコレっすか…

という暗澹たる気分に。

主人公をカンフーオタクにしたのはいいアイデアだと思うんですが
ファミリー向けを意識してか

どーにもオタク度が甘い。

こちらとしてはストーリーの枠をはみだすくらいの
過剰なオタク知識の暴走が見たいんですけどね…。
まぁ世の中の監督がみんなタランティーノみたいになっても困りますが。

ストーリーも“西遊記の外伝”と言えば聞こえはいいですが
ぶっちゃけテキトーですからね…。
わざわざ「キングダム」って架空世界を設定した理由も不明だし。


そんなこんなでこの映画、ここまでは良くも悪くも
ごくごくフツーのファミリー・ムービーでしかないんですけれども
あるシーンを境に、がらっと様相が変わります。

ジャッキー・チェンVSジェット・リー

現代カンフー界の両巨頭

初の直接対決。

今までぬるかった風呂が、いきなり沸騰。
包茎チンコがあっち死に(『平家物語』より)なんですよ!


仲の良い友人同士とは報じられていますけれども
立場からしてお互い意識しない訳がない。
火花散るプライドのぶつかりあい。
戦う2人のテンションが尋常じゃないのはもちろん
振り付けのイェン・ウーピンと監督のボンクラヤンキーも
ここだけは異常に気合が入っていて

歴史的なシーンを撮ってやる!

というスタッフ全員のオーラが
スクリーンから立ちのぼる立ちのぼる。

特に感動したのが
本格カンフー映画は久々のジャッキー。
このブログに何度か書いてます通り
私はこの人のコミカル感が昔から非常に苦手でして
はっきり言ってなめてたんですが
この人の使う

”殺し技としての酔拳”

の重さと鋭さに
目からウロコでございました。


時間にすれば5分にも満たないシーンだと思うんですけれど
いやーいいもん見せてもらいました。

ここだけで1800円の価値はある!

…たぶんね。
(8月26日公開)





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↓ここが限界なのだろうか。


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by taku-nishikawa | 2008-07-23 22:27 | アクション地獄 | Comments(12)
『赤い天使』(1966・大映)
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以前『盲獣』の感想を載せたときに
隊長さんからご推薦いただきました
増村保造の『赤い天使』
地元のTSUTAYAで発見したので借りてまいりました。
邦画に詳しい方から見れば噴飯もののレビューだと思いますが
「遅れてきた邦画好き」とゆーことで御容赦下さいませ。


時代は日中戦争の最中、舞台は中国。
前線基地に赴任した従軍看護婦・西桜(若尾文子)は
物資も無く人手も足りない過酷な状況で医療を行っている
軍医の岡部(芦田伸介)に恋をする。
激しく体のつながりを求める西だったが
岡部は長年のモルヒネ中毒で、不能になっていた。
西は彼を救おうと、禁断症状に陥った岡部を縛り上げる。
前線基地には中国軍がばらまいたコレラ菌が蔓延し
周りを敵に完全に包囲された絶望的な状況の中
奇跡的に性的機能が回復した彼と結ばれる西。
そして、中国軍による激しい砲撃が始まった…。



まーこの映画、まず何がすごいって

開始3分で主人公が輪姦される

という、携帯小説でもありえないスピード展開。
しかしこのシークエンスにはちゃんと意味があって
これ以降、主人公をさらに凄まじい地獄が待ち受けているという
観客への予告状の役割を果たしているんですね。

地獄1:
赴任したての最初の夜に、いきなり輪姦。

地獄2:
野戦病院へ、重症を負った兵隊が担ぎ込まれてくる。
医師は「こいつはもう助からない」と即座に判断し、そのまま放置するが
実はこの男、主人公の西を最初に強姦した張本人。
「看護婦さん、許してくれ…殺さないでくれ…」
必至の形相で訴える男を前に、立ちすくむ西なのだった…。

地獄3:
野戦病院に、両手を失った患者がずっと入院している。
傷はとうの昔に癒えているのだが
この手の患者を本国へ移送すれば、国民の戦争忌避感を煽るのではないかと
軍当局が飼い殺しにしているのだ。
絶望しきった男は、西に恋心を抱き
「看護婦さん、僕だって男なんだ。
 他の皆は自分で処理できるが、僕は両手がないから…」と
西に手コキをお願いするのだった。
看護婦さんの夜のサービス。
今ではエロマンガやAVですっかりおなじみになったシチュエーションですが
こんなところに原典があったのですね!
オリジナルだけに濃さは1万倍です。


…とゆー感じに主人公の地獄めぐりが続いていくのですが
これは増村作品ですから、最終的にたどり着くのはもちろん

極限状態下で咲くエロスの花園。


主人公を演じる若尾文子。
増村作品のミューズであり
熱狂的なファンが多い、伝説的な女優さんです。(&故・黒川紀章の奥さん)
私は恥ずかしながらこの人の全盛期の演技を今回初めて見たのですが

まー見事なまでのツンデレ。

これだけ人気があるのも頷けます。

近寄り難い、お堅い従軍看護婦。
しかしひとたび惚れた男の前に立てば
「先生、西を抱いてください!」
「西の体に触ってください!」
と甘えキャラに変貌。
(自分のことを苗字で呼ぶ言い方、激萌え)

いったん関係を結べばどんどん大胆になり
医師の軍服を着て、裸足の足を投げ出し
「ブーツ!」
と上官である男に靴を履かせる…

王子と乞食プレイ炸裂。

戦場の真っ只中で繰り広げられる
イメクラ、コスプレ、性別交換、倒錯の世界…。
『地獄に堕ちた勇者ども』『愛の嵐』『ラスト・コーション』といった
このジャンルの傑作群の原点はまさしくここにあります。


またこの映画、スプラッタ描写も凄まじい。
医者や看護婦は文字通り全身血まみれになり
患者の手足を大根のようにばっさっばっさと切り落としていきます。

This is the切り株!

白黒の映像でここまで痛さが伝わってくるとゆーのも
生まれて初めての経験でした。

戦闘シーンもこの時代の映画としては異常に迫力があって

火薬の量、間違えてない?

という修羅場の中を俳優たちが本気で駆けずり回っています。
DVDのオーディオコメンタリーの中で
若尾が『プライベート・ライアン』について触れているのですが
もし現代にこの監督が生きてたら
まっさきにCG技術使ったんじゃないですかね。


生まれてくるのが30年早過ぎた

天才増村保造。

凄ぇ!日本映画って凄ぇ!




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↓実は今日誕生日でした…プレゼント代わりに、ね?


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by taku-nishikawa | 2008-07-22 23:43 | 戦争はらわた地獄 | Comments(12)
『セックス・アンド・ザ・シティ』(2008・米)
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無謀にも行っちゃいました『セックス・イン・ザ・シティ』の試写。
何かいつものマスコミ試写とは客層が微妙に違っていて
スラッとしたモデル体型の女子が颯爽とやって来ては
お互いのファッションを褒めあったりしております。
彼女たちのような華やかな人種とは一生接点がないであろう

私のごとき包茎童貞野郎

は試写室の隅にちんまりと収まる他はなく
体をできるだけ小さくして映画を見たのでした。

映画はわりとよくできていて
140分の上映時間(こんなに長いラブコメはおそらく人生初)も
退屈せずに見ることができました。
しかし私はいかんせん、テレビドラマの方を一切見たことがありませんので
キャラクターへの感情移入という点で、どうしても難が。
特に主人公のキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)
40歳にもなって、顔も思いっきりおばさん顔のくせに
子供みたいな声でしゃべるのが気持ち悪くて気持ち悪くて。
私を直接知っている人間からの

「それはお前だろーが!」

という糾弾の声が今にも聞こえてきそうですが。
すいませんキモくてすいません。


さて、この映画で私の印象に強く残った部分はと言いますと
はい、皆様のご想像通り…

女子による女子のための女子下ネタ。

まーこれが見事なまでに品のかけらもないもので
オードブルの「ウンコもらし」から始まって
「陰毛はみだしビキニ」から「女体盛り」までのフルコース。
果てはおそらく映画史上初

スクリーンいっぱいの陰茎シルエット。

客席の女性たちが放つ歓喜のため息が、鼓膜に突き刺さる突き刺さる。


実は私、このところこの

女子の下ネタ問題

に関しまして、深く思うところがございます。

私が長いこと愛聴しております
TBSラジオ火曜深夜の『爆笑問題アップス』に
ここ数ヶ月、ダントツの人気を誇るコーナーが。
名を

“人妻枠”。

セックスレス夫婦の話、あるいはセックス過多夫婦の話。
毎晩、自分が熟睡して気づかない間に、夫から犯されるという妻の話。
夫の服をわざとベランダから落とし、それを拾って着ているホームレスを見て
エクスタシーを感じるというビザール主婦の話。
…まぁありとあらゆるセックスがらみのあけすけな実情が
全国の人妻からの投稿によって明らかになっていく訳です。

このコーナーはもともと
少ない女子リスナーの数を増やすために考えられた新機軸。
そしてその思惑は見事にハマり、今では番組の看板コーナーに。
他では話せない秘密を語る自由を得た彼女たちの開放感が
投稿の内容から、そしてその行間から、ひしひしと伝わってきます。

しかし、こういった人妻たちの告白を聴いておりますと
私はいつもなぜか、非常な好奇心を感じると同時に
どこかうら寂しい気持ちに陥るのです…。

深夜のAMラジオといえば、言わずもがな

そこは童貞解放区。

リアル童貞、あるいは私のようにいつまでたっても童貞体質が抜けない男たちが
自由に妄想の羽を広げることが許された、平和なチェリー王国なのです。
そこへ突然、人妻たちの軍隊が侵攻を開始。
「妄想」VS「現実」…どちらが勝つか、結果は見えています。

童貞たちが作り上げた砂の城が

見るも無残に踏み荒らされていく…

そのことがただ、悲しい。
涙が出るほど、悲しい。

私は決して人妻たちを糾弾したいのではありません。
彼女たちが今感じている自由は
私たち童貞が今までさんざん享受してきた自由とまさしく同じものなのですから。
独占された自由…それはもう、自由とは別の何者かなのかもしれません。


ここまで考えてきて、私はふと思ったのです。
自分が日々ブログに垂れ流している下ネタを
人はどう受け取っているのだろう…
そしてそもそも私は何故
こんなに下ネタに固執しているのだろう…

今まで私を傷つけてきた様々な“リアル”に対する
復讐の気持ちをこめて下ネタを書いている部分が
自分の心の奥にあるのかもしれない
そしてそんな私の下ネタがまた
もしかしたら誰かを傷つけているのかもしれない
そんな風に思えてきたのです。

憎しみが憎しみを呼び、復讐が復讐を生む。
これはまさに、テロの恐怖におびえる
現代の世界情勢と同じ構図ではありませんか。

下ネタ輪廻からの解脱

これがこれからの私の研究課題となることでしょう。
にしかわはあきらめません。
世界中の人々が、愛に満ちた下ネタを
挨拶代わりに交わせるようになるその日まで…


ビバ!うんこちんこ!


(8月23日公開)





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by taku-nishikawa | 2008-07-21 17:48 | ラブラブ地獄 | Comments(6)
『ハプニング』(2008・米)
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うーん…微妙。とにかく微妙。

好き嫌いのはっきりしている私にしては珍しく
どっちとも言いかねる感じなんですよー。

「良かった」って感想を目にすると
ふむふむ確かに!という気分になり
「サイテー」って言ってる批評を読むと
うんうんほんと!と納得してしまう…。


「見えない脅威」なんてコピーには謳ってありますが
要するに、CGとかぬいぐるみの怪物が出てくるんじゃなくて
監督の演出と役者の演技だけで
「何か怖いことが起こってる」ってことを表現するタイプの映画。
簡単に言えば

ハッタリのみが武器の丸腰勝負。

『シックス・センス』がまさにそういう映画ですし
SFで言うなら、いわゆる「ボディ・スナッチ」系なんかがこのタイプ。

このやり方のいいところは
安っちい怪獣が画面に出てきて、観客を幻滅させることがないこと。
肝心の部分は見る人の想像力が補ってくれるので
ある意味、そこには無限の可能性が広がっている訳です。
そして何より

予算が安くつく

という実に現実臭いメリットもあったりで。

ただしこれはもちろん諸刃の剣でして
いったんハッタリの魔力が消えて
観客の興味が削がれてしまえば
あとはもう上映時間が終わるまで

ひたすら退屈な消化試合

と化してしまう。
この危険な綱渡りを成功させるには
かなりの上級テクニックが必要となる訳です。

その点、この映画はかなりよくできていると思います。
出だしのつかみは最高だし
緊張の持続のさせ方も相当うまい。
ここらへんは「さすがシャマラン!」という感じなのです。


で、今日もここで余談。

その「綱渡りに大失敗した例」として非常にいいサンプルがありますので
ちょっとご紹介したいと思います。
デンゼル・ワシントン主演の『悪魔を憐れむ歌』という映画。

悪魔が人から人へと乗り移っては悪いことをさせるというホラーなのですが
この悪魔が乗り移る際のルールってのが

接触感染

なんですね。
デンゼル演じる刑事が、悪魔に憑依された人間を捕まえようとしても
そいつは他の人間にタッチして、どんどん宿主を替えて逃げてしまうと。

うまく行けば面白くなったのかもしれませんが
この映画、脚本も演出もダメダメで、緊張感のかけらもないんです。
見てた私はオープニングから10分くらいですっかり冷めてしまい
あとはもう残りの1時間半、ひたすら

いい大人が真剣な顔をして

鬼ごっこをして遊んでいる姿

を見させられるという、まったくの苦行が続いたのでした…。


で、本題に戻りますと
サスペンスの綱渡りはうまくいっているのに
どーしてこの映画が微妙なのか、という問題。

「人間ドラマとしての食い足りなさ」という面も否めないのですが
やはり根本原因は

しょぼいラスト!

…これに尽きるでしょう。


そもそも『シックス・センス』の時点で私は

シャマランはただの

“どんでん返サー”じゃない!

と声を小にして叫んでいたのですが
本人もこの呼び名がよっぽど腹に据えかねたのか

今回のラスト、一切ひねりなし。

この私ですら、もうちょっとひねろうよ…

どんでん返そうよ〜

と思ってしまった素直すぎるオチで映画が終わります。

例の『ミスト』で

映画史上最狂のどんでん返し

を体験してしまった私たち。
映画全体の雰囲気も似ているので
比べてしまうのはしょーがない。


スタートで異常な大成功をおさめてからこっち

徹底的に我を通しては

大コケして半べそかいて

逃げるように映画会社を移る

という負のサイクルにはまりこんだ我らがインド人。

いちファンとして贔屓目に見ても
この『ハプニング』で一発逆転とまでは
行かなかったようであります…。
(7月26日公開)





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by taku-nishikawa | 2008-07-19 23:59 | SFホラー地獄 | Comments(6)
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