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漫画家Nのイラストと文章で綴る映画な日々

にしかわたく (漫画家)

マンガ家・イラストレーター。生まれて初めて劇場で見た映画は『グリズリー』と『テンタクルズ』の二本立て。
現実逃避のスピードを極限まで加速すればいつか現実を追い越せると信じ、今日もロスト・ハイウェイをひた走る36歳、デブ専。
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<   2006年 11月 ( 12 )   > この月の画像一覧
童貞人権委員会
本日は皆様、お忙しいところ
童貞人権委員会11月定例会にお集りいただきまして
誠に有り難うございます。
早速ではございますが
先頃、国分寺市在住の漫画家・N氏より当委員会宛に
童貞の人権侵害に関する重大報告が寄せられました。
この件につきまして、有識者の皆様から広くご意見を賜りたく
わざわざ御足労いただいた次第でございます。
では目撃者のN氏、事件の詳細をご説明いただけますか。



えー、コホン。
漫画家N、37歳独身でございます。

いやぁ、この間、夕方の中央線に乗ってましてね・・・
ええ、本読んでました。ハリポタ。
あんなもん読む奴ぁマザーファッカーだアスホールだと
今までさんざん馬鹿にしてたんですけどね
古本屋で50円で売ってたもんで、ついつい買って読み始めたらですね
もう夢中なんですよ。
やっぱファンタジーは映像より文字がよござんす。
ちなみにハーマイオニーは脳内でもブスでした。
・・・あ、すいません。脱線しましたね。

私の隣に女子の2人連れが座っておりまして
(年の頃は20代前半ってとこですかね・・・ええ、結構かわいかったです)
これがどうも、映画の話をしてるんですよ。
「私、洋画はあんまり見ないんだよねー」とかなんとかほざいている。
私は即座に思いましたね
ああ、こいつらも『NANA』と『踊る大走査線』しか見ない馬鹿女かと。
しかし話の続きを聴いてみると、どうも様子が違う。
「ピーターがさぁ、若くてめっちゃ綺麗なんだよねー」と。
あ、もうお分かりですか!マニアですね〜。
そうです。『薔薇の葬列』の話をしてたんですね、彼女たち。
まぁ中央線なんで、おそらく某ムサビの学生あたりじゃないかと。
ね?いかにも美大生が見そうでしょ?(あくまで上から目線)
※『薔薇の葬列』を知らない人はコチラ

で、映画の話はすぐ終わりまして、ここからが本題です。
え?まだ本題じゃなかったのかって?
お客さん、かのスピノザだって言ってるじゃないですか。
「神は細部に宿る」ってね。
・・・ああ、話しますよ。話せばいいんでしょ。

片方の女子が「バイト先のM君」なる人物について話し始めたんです。


「M君って、大学は慶応なんだけど、超おぼっちゃまなの。
 慶応ってさぁ、2年から3年に上がるとき
 日吉から三田にキャンパスが変わるじゃん?
 M君ち、それに合わせて三田に引っ越しよ。
 都心に新築マンション買ったんだって。
 信じらんないでしょ〜?
 でも
 
 チェリーなんだよね。

「ふーん。性格はどうなのよ?」
「超いい奴だよ。

 チェリーだけど。

「ルックスは?」
「ルックスは・・・ねぇ。

 だってチェリーだもん。




・・・「チェリー」って言葉、日常生活で初めて聞いたよ。
しかしどうですか皆さん。この発言。

明らかに童貞差別じゃないですか!!!

「チェリー」という言葉に
「でも」「だけど」「だって」と3回連続で逆接の接続詞を使用。

童貞だって人間なんだよ馬鹿野郎!

童貞を笑う者、童貞に死す!


えー、私の告発は以上になります。
ご清聴ありがとうございました。
心の童貞N、37歳がお届けしました。






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by taku-nishikawa | 2006-11-29 16:47 | 仁義無き日常 | Comments(6)
『トゥモロー・ワールド』(2006・米/英)
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2027年、人類が生殖能力を失ってしまった近未来。
主人公セオは、元妻でテロ組織のリーダーであるジュリアンから
一人の黒人の少女を託される。
彼女の体内には、失われたはずの希望
“人類の子供”が宿っていたのであった・・・



いや、こんな映画、全然見る気なかったんですよ。

昨日の夜、友人のK君から電話がかかってきまして
「ねぇねぇ今から飲もうよ飲もうよぉ〜ん」
とキャラに似合わず甘えてきたんですな。(おえっ)
しかし私の方は、外は寒いしお風呂も入っちゃったしでモーレツに面倒くさい。

別に苦労してまで会いたくもないし。

とゆー訳で、半ば断りの言葉として
「・・・映画とセットだったら行くんだけどねぇ」
と言ってみたら、これが運の尽き。
シネコンのレイトショー現地集合と相成りました。
基本的に私はやる気ゼロっつーか

むしろ行きたくない気まんまん

だったので、何の映画やってるかとか、時間とか
一切下調べせずに家を出たんです。
で、いざシネコンに着いてみたら
その時間から見れるのはこの映画だけだったとゆー・・・

子供の頃は聞くだけでわくわくした「近未来」って言葉ですけど
最近はまぁ、鬼門ってゆーか

SFってジャンル自体がチアノーゼ状態

じゃないですか。
特にこの映画、予告見た感じじゃ、典型的なダーク・フューチャーもの。
似たような映画を今までに何本見たことか・・・。
そんでもってこの『トゥモロー・ワールド』ってゆー
工夫のかけらもない、聞いた瞬間に忘れそうなタイトルですよ。
私がキンキンなら、きっとこう言いますね。

はい消えた〜!

そんなぐだぐだな経緯で見た『トゥモロー・ワールド』なんですけど
これが「意外に」とゆーか「かなり」とゆーか


めちゃめちゃ


大当たり。


まずは映画としてよく出来ていること。
主要人物の描き方がすごく丁寧で感情移入しやすいですし
マイケル・ケインやピーター・ミュランなんかの脇キャラが立ちまくってて
大きな物語の流れと、個々のシークエンスのバランスが理想的。
アクションシーンは基本的に地味なんですけど
手持ちカメラの使い方が絶妙で、とにかく臨場感たっぷり。
特に市街地戦闘シーンの迫力は『硫黄島』なんか目じゃありません。

そういった語り口のうまさに乗せられて
使い古されたはずの「SF的枠組」については、見てる間はほとんど気にならない。
(実際この映画、いわゆるSF的説明はほとんどしていません)
なのになのにラスト近くになると昔懐かしい

SFでしか味わえない感動

ってヤツが、津波のようにどどどと押し寄せて来るんですね。
ここらへんはうまく説明できそうにないんで適当にごまかしますが

このジャンルの懐の広さを

再認識させられました。

この映画見て、SFがつまんなくなった理由って
SFのためのSFしか作られていないからなんじゃないかと
昔はSFファンだった私は思ったのでSF。(文中にSFが5つ・自己記録更新)


いやーそれにしてもアルフォンソ・キュアロン

『ハリーうんこポッターとうんこアズカバンのうんこ囚人』

なんてうんこ映画を作ったんで嫌いになってたんですが
やっぱ青春バカ映画の傑作『天国の口、終わりの楽園』を撮った監督ですわ。
次回作も楽しみです。






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by taku-nishikawa | 2006-11-26 17:04 | SFホラー地獄 | Comments(8)
映画点取り占い
今日、生まれて初めてUFOを目撃しました。
私の乗っている自転車の真上を謎の発光体が3秒ほどランデブー。
かなりの低空飛行のようでしたが、完全な無音。
私もいよいよ山田花子化してきたか。
マンションの屋上から飛んだりしないように気をつけよう。


さて、ここ2ヶ月ほど
日々DVDを見つつもなかなかブログに書く時間がなく
それが溜まりに溜まってプレッシャーになってきたので
10点満点&1行感想で全部放出してスッキリしちゃおうと思います。
採点はあくまで気分なので、どうか深刻に取られませんように。
ではでは行ってみましょー。


0点

『東京ゾンビ』(2005年・東芝エンタテイメント)
「バカ映画」という言葉すらもったいない。正真正銘の駄作。


1点

『あゝ一軒家プロレス』(2004年・ソフトオンデマンド)
いくらソニンが好きでもキツイものはキツイ。

『デビルマン』(2004年・東映)
覚悟して見れば耐えられるが、耐える意味があるのかは不明。

『アローン・イン・ザ・ダーク』(2005年・米)
うんこの中のうんこ。クリスチャン・スレーターも落ちたねー。

『死霊の盆踊り』(1965年・米)
見たことを友達に自慢できる。ただそれだけ。修行。


2点

『変態村』(2004年・仏/ベルギー/ルクセンブルグ)
変態味薄し。タイトル負け。期待しすぎた。

『サウンド・オブ・サンダー』(2004年・米/独)
えーん。どーでもいいよー。

『娼婦たち』(2003年・スペイン)
もっと腐れ娼婦をいっぱい出せば面白かったのに。

『深呼吸の必要』(2004年・ヘラルド=松竹)
長澤まさみのアップが1カットもない。


3点

『DOOM』(2005年・米)
ロック様の勇姿を拝見できただけでも良しとしよう。

『Vフォー・ヴェンデッタ』(2005年・英/独)
特に感想なし。普通につまらない。

『ステルス』(2005年・米)
『ナイトライダー』好きの人にのみオススメ。

『ダニー・ザ・ドッグ』(2005年・仏/米)
ジェット・リー、肌につやがない。

『ソウ2』(2005年・米)
全然怖くない。

『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年・米)
ふーん。それで?


4点

『いつか読書する日』(2004年・スローラーナー)
老人向けのいい話と見せかけたトンデモ映画。

『タブロイド』(2004年・メキシコ/エクアドル)
期待しすぎた。見どころは体中にうんこを塗りたくるオッサン。

『みなさん、さようなら』(2003年・カナダ/仏)
インテリのうだうだ。うざい。

『ビハインド・ザ・サン』(2001年・ブラジル)
この監督、いつもフェリーニ要素がそこかしこに。今回は『魂のジュリエッタ』。

『ある子供』(2005年・ベルギー/仏)
まったくインパクトなし。


5点

『ミュージック・クバーナ』(2004年・キューバ/独/日本)
キューバ好きにはたまらないが、ディティール甘し。

『ベアーズ・キス』(2002年・カナダ)
夢見る乙女のための獣姦おとぎ話。

『RIZE』(2005年・米)
ぼーっと踊りを見てるのは結構好きだ。

『コーチ・カーター』(2005年・米)
普通に面白い。

『座頭一と用心棒』(1970年・大映)
運命の対決、決着つかず。

『アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン』(1996年・米)
とにかく巨大なおっぱいが見たいアナタに。


6点

『イニシャルD THE MOVIE』(2005年・香港/中国)
凄まじいまでの原作リスペクト。これを広東語で撮る意味って?

『シムソンズ』(2006年・ドリームステージピクチャーズ=アットムービー・ジャパン=エスパース・サロウ)
予想通りに楽しいけど、そこ止まり。

『クローズ・アップ』(1990年・イラン)
クドカンの一番好きなキアロスタミ映画なんだって。

『イントゥ・ザ・ブルー』(2005年・米)
頭からっぽ具合がなかなか心地よい。

『フライトプラン』(2005年・米)
意外と面白かったよー。

『さよならみどりちゃん』(2005年・スローラーナー)
日本版『焼け石に水』。もう1声。

『アニマルマン』(2001年・米)
動物嫌いの私でも大丈夫でした。


7点

『ボーン・スプレマシー』(2004年・米)
1作目以上に激しい編集。ついていくのが大変。

『ホテル・ルワンダ』(2004年・英/伊/南アフリカ)
お願いだから鉈で殺すのはヤメテー。

『オープン・ウォーター』(2004年・米)
明るいBGMで観客をミスリードする確信犯。見た後どん底。

『ぼくを葬る』(2005年・仏)
ベッドシーンが異常に充実。

『ジェイ&サイレントボブ/帝国への逆襲』(2001年・米)
『チェイシング・エイミー』と合わせて見ると楽しさ倍増。

『デイ・アフター・トゥモロー』(2004年・米)
日曜洋画劇場で見るには最高の映画。イアン・ホルム萌え〜。

『SAYURI』(2005年・米)
汎アジア的異世界ファンタジー。ポイント高し。

『アニマルハウス』(1978年・米)
怪人ジョン・ベルーシ品がなくて最高。ケビン・ベーコンが若い。


8点

『ジャーヘッド』(2005年・米)
今まで見た戦争映画で一番リアルに感じた。

『ホームワーク』(1989年・イラン)
キアロスタミのドSっぷりがたまらない。子供泣かすなよ・・・

『アメリカン・スプレンダー』(2003年・米)
すべての漫画家たちに見てもらいたい。

『オーディション』(2000年・アートポート)
前半眠いのを我慢すると、最後にご褒美が。『ホステル』の100倍痛い。

『ブルークラッシュ』(2003年・米)
こんな私にまでサーフィンをやりたくさせた、奇跡の映画。


9点

『堕天使のパスポート』(2002年・英)
フリアーズの技が冴えに冴える、傑作サスペンス。

『ブルース・ブラザーズ』(1980年・米)
何度見ても楽しいものは楽しい。


10点

『焼け石に水』(2000年・仏)
オゾン×ファスビンダー、変態の火花が散りまくる。人生は不公平だ。



ひー、疲れた・・・。





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by taku-nishikawa | 2006-11-22 02:10 | 映画雑感 | Comments(6)
ガリ子ちゃんの福音
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我々は皆
生まれてすぐ崖から投げ落とされる子猫よりは
まだ幸運である。
「明日は何かいいことあるかも」
の呪文の力で
今日1日を生き延びよう。




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by taku-nishikawa | 2006-11-21 04:41 | 仁義無き日常 | Comments(6)
桁違いインソムニア
今日ブックオフで本を物色しておりましたところ
スティーブン・キングの『不眠症』(上)をなんと155円で発見。
(ちなみに定価は3000円)

この本はどこの古本屋に行ってもなかなか安くなってなくて
数年前のキング1日買い占めキャンペーンの時も手に入らなかった代物。
待った甲斐があったとスキップしながらレジに持って行ったんですが
次の店員の発言に私の背筋が凍りました。

「1550円になります」

は?
価格シールには155円って書いてあり・・・

嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!


1桁目の「0」がシールの枠に重なって薄く薄く印刷されております・・・
これ以降、私の記憶はぷっつりと途絶えており
気がつくと店の外に本を持って立っていました。
財布を見ると千円札が2枚減っております。

いや、冷静に考えてみれば、たかだが1395円の差。
しかし、キング本を安く買うことに命を張った過去のある私には
この誤差は致命的なものがあります。

あの戦争で失われた多くの命を無駄にしてなるものかぁ!

と差額を取り返すべく、その足で悪の枢軸パチンコ屋へ直行。


傷口が広がる広がる広がる広がる広がる広がる広がる広がる・・・
気がついた時には傷口が広がりすぎて全身の皮がぺろんと剥けてしまい

はだしのゲーン!


今日は何をやっても立ち直れる気がしません。
明日のケン・ローチに全ての希望をかけて
今晩はもう寝まする・・・うくく。





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by taku-nishikawa | 2006-11-17 20:42 | 仁義無き日常 | Comments(4)
カーニバルまみれ
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うちの近所に

「ジェイソン」

ってゆー血生臭い名前のディスカウントショップがあるんですね。
(店側は「ジェーソン」と読ませたいらしい)

この店で

B級飲料

を買い漁るのが私の秘かな愉しみになっております。

ここで「B級飲料」といいますのは
企業が試験的に発売したものの、売れ行きが芳しくなく生産中止になり
在庫を処理するために投げ売りされているもの。
缶とかペットボトルが
だいたい1本20〜50円くらいで売られています。

もちろん値段が安いのも魅力なんですが
商品開発って意外と見切り発車なんだなぁとゆー
ノリだけで作ったようなアグレッシブさ
「これ、もしかしてヒットするんじゃん?」とゆー
失敗に終わった開発者の夢の残り香を味わえるところが
B級飲料のこたえられない醍醐味なんですね。

ほとんど売れなかった商品な訳ですから
当然、へんちくりんな味がするものがほとんどです。
(うちの冷蔵庫に入っていたあるB級飲料を飲んだ後
トイレで嘔吐した友人もおります)
そんな強者ぞろいのラインナップにおいて
最近、私の中でめきめきと頭角を現しているのが
写真に写っておりますところの

ペプシ・カーニバル。

キャッチコピーは

「踊りたくなるおいしさ
トロピカル気分はじける、オレンジ色の陽気なコーラ」



・・・色々とツッコミたい箇所があるのですが
問題はまずネーミングです。
飲み物の名前って「〜オレンジ」とか「〜グレープ」とか「つぶつぶ〜」とか
その商品の味や形状を説明しているのが普通なのですが
この場合、与えられているデータは

「カーニバル」

だけですからね・・・。そりゃ売れんわ。
味はコーラとオレンジジュースの中間、と言えば聞こえはいいですが

「今自分は得体の知れない飲み物を飲んでいる」

という、どうしようもない不安感が味覚に影響を及ぼして

形容しがたい不味さ

を演出、未知の世界へ我々を誘ってくれます。


ところで昨晩
映画見ながらこたつでうたた寝しちゃったんですね。
で、寝返りを打ったはずみに
側に積んであったビデオを崩してしまいました。(毎度おなじみ)
そして運悪く崩れたビデオが
こたつの上にあった飲みかけのペプシ・カーニバルの缶に直撃。
はい。

もちろんキャップはしてませんでした。


自分が今世界で3番目くらいに不味いと思っている飲み物で
シャツがびしょ濡れになって目覚めるのって
どんな気分がすると思いますか?
はい。

カーニバルです。


こたつ布団も絨毯もMAXまで吸い込みましたので
1日過ぎた今でも、部屋中に

カーニバルの香り

が満ちあふれております。

カーニバル、ああ、カーニバル。


ビバ!サンバ!


さんば・・・さんぼぉぅ・・・・




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by taku-nishikawa | 2006-11-16 22:39 | 仁義無き日常 | Comments(3)
『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』(2005・米/仏)
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最近見たDVDで一番面白かったのがこの映画。
コサキンリスナーの間では

“人チワワ”

の愛称で知られる、トミー・リー・ジョーンズの初監督作です。

テキサス州のメキシコ国境沿いの街を舞台に
人種間の偏見、男女の愛憎、罪と贖罪
そして男同士の友情といったテーマが
ときに深刻に、ときにユーモラスに描かれていく。


脚本は『アモーレス・ペロス』のギジェルモ・アリアガ。
この人の書く話はいつもやたらと重くなりがちなのですが
『ケス』『ローカル・ヒーロー』のクリス・メンゲスのカメラが
映画全体のムードをとても優しいものにしています。


私の受けた印象はですね
これは「いい映画」と言うよりも「正直な映画」かと。
何に対して正直かと言いますと
ずばり・・・


男のロマン。(赤面)


この映画の中で描かれる
「友情」とか「恋愛」とか「冒険」とか「誇り」といった概念は

徹底的に男の快感原則に忠実。

私のように、マッチョのかけらもないふやけた人格でも
この気持ち良さには逆らえませんでした。
そういう意味で
この映画を「現代の西部劇」と位置づける向きがあるのも頷けます。


今日は男の中の男であるトミー・リー兄貴にあやかって
この映画が語る

「男の10か条」

を書き出したいと思います。

一、男はいつも許されたいと願っている。

二、男は心のどこかで罰されたいと思っている。

三、男はいつも愛されたいと願っている。

四、男は心のどこかで捨てられたいと思っている。

五、男は頭の悪い女が好きだ。

六、男は頭のいい女も好きだ。

七、男なら身持ちの悪い女に純粋な愛情を注ぐべし。

八、男なら友人の死体にたかった蟻は火あぶりの刑。

九、男の中の男でも振られたときは情けない。

十、男は友情に酔うのが死ぬほど好きである。



日頃、自分の中の“男”を見失いがちな男性諸君や
「男の気持ちが全然わからない」とお嘆きの女性陣においては
是非この映画を見て、勉強してもらいたい。
(今日の私、モーレツ上から目線ですな・・・)





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by taku-nishikawa | 2006-11-14 02:04 | 男気地獄 | Comments(10)
『デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?』(1999・米)
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今月からバカ映画に関するコラム連載のお仕事が始まりまして
毎日のように近所のビデオ屋の中を端から端まで歩き回り

猟犬のごとくバカ臭を追う日々。

そんな中、私の妖怪アンテナ(場所は股間ではありません)がピピピと反応し
手に取ったのが、この『デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?』であります。

ロブ・シュナイダー演ずるダメ男デュースが
ひょんなことから男娼(ジゴロ)稼業を始める。
毎晩金持ち美女を相手に夢の生活が始まるかと思いきや
デブ女、デカ女、ナルコレプシー女、強迫神経症女等々
一筋縄ではいかない顧客たちに四苦八苦。
そんな客の中で唯一まとも(に見える)ケイトに恋してしまうデュース。
二人の先に待っているのは果たしてハッピーエンドか?それとも?


・・・的なB級ドタバタ喜劇(言葉が古いねどーにも)です。
本国アメリカではかなりヒットしたらしいのですが
コメディ映画の常として、本邦劇場未公開。

ところで

ロブ・シュナイダーって誰よ!?

ってとこからですよね、やっぱ。

私は米コメディ界にまったく疎いので知らなかったのですが
「サタデー・ナイト・ライブ」に出演していた、有名なコメディアンだそうです。
アダム・サンドラーと大変仲良しのようで
サンドラー映画にはほとんど全部出演しています。
この映画の製作総指揮も彼。


さて、ビデオをデッキに入れまして
ほうれん草とソーセージのパスタを食いながら(不要な情報)見始めたんですが

まーハズレの臭いしかしない。

「ぬるい」「ゆるい」「生臭い」の3拍子が揃っちゃってます。
もともとそんなに期待して借りてきた訳じゃないですから、あきらめも早い。
あーはいはいとだらだら流し見してましたらですね
・・・途中からちょっと状況が変わってきたんですよ。

主人公にしつこくつきまとう刑事のおっさんがいるんですが
この人が、画面に出てくるたびに

自分の性器を露出するんです。

彼はどうやらペニスの細さがコンプレックスらしく
涙ながらに自己を卑下します。

俺のは世界一の細チンだと。

スパゲティ並みに細いのだと。

女性誌によると、女はみんな太チンが好きらしいと。


食事中の方もいらっしゃると思うので具体的な描写は控えますが
にしかわも多かれ少なかれ
これと似たような悩みを抱えて毎日を生きております。
気がつくとブラウン管に向かい、震える声でこう呟いていました。


このオッサンは


俺だ・・・



とゆー訳ですっかり感情移入しつつ残りを見ておったのですが
あろうことか、この映画の中でもう一つミラクルが起こりました。

ヒロインの片足が義足。

いや、私が高校生の頃にめちゃめちゃ好きだった女の子がですね
足が悪くて、片足をちょっと引きずってたんですよ。
当時まだこの言葉はありませんでしたが
今だったら確実に

足の悪い子萌え〜

と表現すべき感情だったと思います。

あ、今私のこと変態って思いましたね・・・
そんなアナタは『アルプスの少女ハイジ』をご覧になってませんでしたか?
あの話、主人公のハイジは完全な性格ブス、どちらかというとヒール役で
真のヒロインはクララだったと私は思っています。
クララのチャームポイントは何だったか覚えてますか?

もち、車椅子。

この例からも明らかなように
「足の悪い子萌え」の感情は、古くからこの世に存在していたのです。
『蜘蛛女』のレナ・オリンも途中で足がちょん切れますし
最近では『ロング・エンゲージメント』のオドレイ・トゥトゥが
歩くときに足を引きずっては、世の男たちの目線を釘付けにしておりました。
エヴァの綾波レイで顔面包帯フェチが激増したように
「足の悪い子萌え」の時代は、すぐそこまで来ているのかもしれないのです・・・


まったく期待せず見たこの映画ですが
完璧なB級下ネタコメディを装いつつ
誰もが抱えるコンプレックスを鮮やかに覆してみせる
侮りがたい逸品でございました。


さて実は、本国アメリカではこの映画の続編がすでに公開済み。

『Deuce Bigalow: European Gigolo』

今回は主人公がヨーロッパに渡り
またもやジゴロ稼業に精を出す(我ながらウマイ)ストーリーだそうです。
そして何とこの作品でロブ・シュナイダーが

見事ラジー賞・主演男優賞を受賞!

ワー!パチパチ!
・・・続編も日本での劇場公開はないでしょう。確実に。





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by taku-nishikawa | 2006-11-13 03:46 | お色気地獄 | Comments(7)
『ウェルカム・ドールハウス』(1997・米)
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『ハピネス』『ストーリーテリング』など

ダメ人間を描き続けること

を自らの宿命とする
米インディーズ界の孤高の作家、トッド・ソロンズ。
そんな彼のデビュー作にして最高傑作が、この『ウェルカム・ドールハウス』。

主人公のドーンはハイスクールの7年生(ってことは13歳でいいの?)。
「ブス」「レズ」と皆に馬鹿にされ、学校では常にいじめの的。
両親も妹ばかりを可愛がり、ドーンの味方は一人もいない。
そんなある日、いじめの首謀者の少年から
「今日の放課後、お前を犯してやる」と予告されたドーン。
果たして彼女の運命やいかに。

・・・という映画なんですけれども
まず最初に言っておかなければならないのが

この映画に一切救いはない

ということ。
ドーンの物語は不幸から始まり、不幸に終わります。
こういう言い方をすると、めちゃめちゃ暗い話のように思えますが
そうなっていないところがこの映画の凄いところ。
『ウェルカム・ドールハウス』は
そんじょそこらの不幸話とは一線を画しているのです。

孤独なドーンを支えているものは何かというと


激しい怒り。


ドーンは他人から疎外されるたびに
もの凄いぶっちょう面でずんずん歩く。
(この時必ずバックにロック調の「ドーンの怒りのテーマ」が流れます)

実際、彼女はいたいけな被害者ではなく
人として当然な、残酷な面も持つキャラクターとして描かれています。
嫉妬のあまり妹のぬいぐるみを引き裂いたり
自分を慕ってくる年下の少年をオカマ呼ばわりして致命的に傷つけたり。
どうしようもない女ったらしのにーちゃんに恋焦がれるところもムカつく。


不思議なんですが
ひたすら痛々しいだけの話なのに
私はこの映画を見るたびに、元気になります。

自分でも気づかないうちに
ドーンの怒りのエネルギーに共振して

怒れ!!

もっと怒れ!!!

とブラウン管の前で叫んでいる私。

マイナスの力を極限まで圧縮
それを爆発させてプラスの力にする。
こんな映画、他に知りません。


いじめ問題が盛んに議論されている昨今ですが

この映画に解決への糸口が

隠されているのかもしれません。

なんちゃって。

この子が成長したら
『モンスター』のシャリーズ・セロンみたいになるかも
なんて思ってたりしたんですが
ソロンズ最新作の『おわらない物語/アビバの場合』の冒頭で
「ドーンは自殺した」というエピソードが出てきちゃうんですね。
うーん、監督は何が言いたかったのかなぁ・・・

私の映画人生のベストキャラクターランキングで
ベスト5以内には常にランクインし続けているドーン。

いまだ彼女への興味は尽きませぬ。






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by taku-nishikawa | 2006-11-11 21:33 | 奇人変人地獄 | Comments(2)
『父親たちの星条旗』(2006・米)
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いやぁ・・・

最初から嫌な予感はしてたんですよ。

この日は朝からお友達のAちゃんと新宿で『ナチョ・リブレ』を見まして
その足でまっすぐ歌舞伎町へ向かい
ミラノ座で『父親たちの星条旗』をはしご。

この順番にしたのは
先月銀座で1日3本はしごしたとき

『レディ・イン・ザ・ウォーター』→
『涙そうそう』→
『カポーティ』


の順番がすごくハマったからなんですね。

1本目、バカ映画。
2本目、普通の映画。
3本目、傑作。


本数を追うごとに段々面白くなっていくので
疲れはあっても、最後まで全然ダレなかったんです。

今回は『ナチョ・リブレ』がハズレ覚悟だったので
1本目は適当にお茶を濁して
2本目の、おそらく当たり確実の『父親たちの星条旗』を見て
気分良く帰ろうという
まぁそういう腹づもり。

しかし『ナチョ・リブレ』が思いのほか楽しかったので

すっかり脳味噌がトウモロコシ風味に。

それを引きずったまんま、イーストウッド渾身の力作へ。


これが完全に失敗。


まずこの映画、構成がとても複雑なんですね。
今ハリウッド一調子に乗りまくっている男
ポール・ハゲスが脚本です。
過去と現在がやたらと行ったり来たりで
ボケた頭ではまったくついていけません。

加えて、無名俳優を多用。
これはおそらくイーストウッドのこだわりで
登場人物の無名性を重んじることで
リアルな戦場を描き出そうとか何とかそーゆーの。
ただでさえ知らない顔の俳優が多いのに
ヘルメットかぶって顔が汚れてるから
なかなか誰が誰だかわかりにくい。

そんな訳で
私が登場人物の相関図を頭の中にはっきり描けたのは
実に上映終了15分前。
それまでの2時間強は

すべてが霧の中でございました・・・

こんな状態で、感想なんか書けるわけないんです。

映画が終わって、感想聞こうと思って隣のAちゃんの方を向いたら

爆睡してるしー!!(涙)


帰ってから色んな人のレビューを読みましたが
案の定、ほとんどの人が絶賛。
パンフには蓮見大先生まで寄稿してます。

・・・もう1回見るか?

ぎゃー。面倒くさーい。


とゆーわけで、この映画

私の中では

なかったことになりました。


みなさん、映画のハシゴには
お気をつけあそばせ・・・





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by taku-nishikawa | 2006-11-09 23:15 | 戦争はらわた地獄 | Comments(5)
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