エキサイトブログ ホーム | ブログトップ | サイトマップ

漫画家Nのイラストと文章で綴る映画な日々

にしかわたく (漫画家)

マンガ家・イラストレーター。生まれて初めて劇場で見た映画は『グリズリー』と『テンタクルズ』の二本立て。
現実逃避のスピードを極限まで加速すればいつか現実を追い越せると信じ、今日もロスト・ハイウェイをひた走る36歳、デブ専。
supported by Happinet
トップ
<   2006年 08月 ( 22 )   > この月の画像一覧
ポン・ジュノ一夜漬け(1)
e0000251_2345498.jpg

むぅー今からわくわくしますね。
明後日公開の『グエムル -漢江の怪物-』!
きっちりした娯楽作品も、どっしりした芸術作品もいいですが
こういうジャンル不明の
びっくり箱みたいな映画を見に行く前のドキドキ感は
そうそう味わえるものではありません。

が、一つ問題が。
私にしかわたく、恥ずかしながら

ポン・ジュノ監督作未体験。

いや、これだけまわりで絶賛されちゃうと、なんかね・・・
根がひねくれてるもんですから。
いつか見なきゃと思いつつ、数年が経過。

とゆーわけで、夏休み最後の悪あがき

ポン・ジュノ一夜漬けと相成りました。


1本目は、長編デビュー作

『ほえる犬は噛まない』(2000年・韓国)

DVDのパッケージがかわいいので騙されてましたが
これ、犬殺しの話なんですね。

つーか思いっきり食べてるし、犬・・・

タイミングがいいのか悪いのか
今巷で話題の

猫殺しエッセイ

がすぐ脳裏に浮かんでしまいました。

私はここで何度も書いているように、基本的に動物嫌いですし
見ず知らずの子猫に感情移入するほど繊細な人間ではないです。
しかし

この女の書く小説が

ことごとく死ぬほどつまらない

という一点において

バカ女・板東真砂子地獄へ堕ちやがれ

と毎晩寝る前に十字を切って祈っています。


さて、本題へ戻りますと
この映画、なかなか面白かったです。
特筆すべきは、主演女優

ペ・ドゥナのマジカル演技。

このUAを毒抜きしたような女の子を見るのは
『復讐者に憐れみを』『リンダリンダリンダ』に続いて3本目ですが
見るたびにどんどん好きになっちゃいます。
かなりマンガっぽいキャラクターなんだけど

あーこういう子っているよね・・・

という基本線は絶対にはずさない。


ポン・ジュノという監督については、これ1本見た限りでは
まだどういう人かよくわかりませんでした。
毒と笑いのバランス取るのがうまいなぁ、とは思ったけど。

劇中で唄われる『フランダースの犬』には笑いました。
この人、かなりの日本マンガオタクと見た。
ひとつの団地の中でストーリーが進む、というこの映画の構成は
大友克広の『童夢』とそっくりだし
今週の「ぴあ」でも浦沢直樹と嬉しそうに対談してたし。

オチはありませんが、とりあえず1本目を見た中間報告ということで。
これから『殺人の追憶』見まーす。


最後に、まったく関係ありませんが
今晩の阪神、今シーズンのベストゲームでした。


私はまだ


あきらめない。






ブログランキング〜
↓現在7位。よろしければクリックして投票して下さいまし。


e0000251_043446.gif
[PR]
by taku-nishikawa | 2006-08-31 23:46 | 和み地獄 | Comments(4)
踊る!兄貴祭り!
e0000251_21265485.jpg

『ムトゥ 踊るマハラジャ』から8年
ついに俺たちの兄貴が帰ってきた〜!

あの名作を見てない方、まさかいらっしゃいませんよね・・・
もし見てないとしたら


あなたは確実に


人生を損してます。


もはや伝説となった、渋谷シネマライズでの単館大ヒット。
怖いもの見たさで劇場に詰めかけた有象無象を待っていたのは

人生初の娯楽の極地。

踊る!唄う!怒る!殴る!蹴る!笑う!勃つ!
カレー臭漂う場内(カレーパン売ってました)を吹き抜けるインド映画の熱風。
世界一の映画大国が魅せる奇跡の連続に
狂気乱舞する観客たち。
私も長いこと映画館通いを続けてますが
あんなにライブ感溢れる映画体験は後にも先にもありません。
はっきり言って、この映画がなかったら

今の私はなかった。

(今の私、ってただの売れない漫画家ですけどね・・・)


そして今年、あのヒゲのナイスガイ
スーパースター・ラジニカーントの新作が久しぶりにやってきました。
(OFF期間はヒマラヤで修行してたらしい・・・)

『チャンドラムキ

 踊るアメリカ帰りのゴーストバスター』

(2005・インド)

この新作の公開に合わせて、渋谷イメージフォーラムでは旧作4本を一挙上映。
男気溢れる晩夏の必見イベント、その名も・・・


踊る!兄貴祭り!



さて、この『チャンドラムキ』なんですけど
ラジニカーント(以下ラジニ)はアメリカ帰りの精神科医という設定。
悪霊に取り憑かれた親友の妻を除霊するというストーリーなんですけれども
そこはインド映画

本筋とはまったく関係ない

ミュージカルシーンてんこもり。

アクションの方もしっかり進化してまして
『マトリックス』ばりのCGとワイヤーアクションを導入しているんですが

むしろ脱力度を上げる方向に働いています。

さんざん脱線した挙げ句、ラストでエクソシスト登場と相なるのですが
ラジニの考案した脱糞ものの超絶トリック(うう・・・言いたい・・・)
により、大団円。

どーでもいいことですが

こんな精神科医が実在するなら

オイラ首吊ってもいいです。

3時間に迫ろうという上映時間もお約束。
相変わらずの圧倒的なパワーに

精も根も尽き果てました・・・




ブログランキング〜
↓現在7位。よろしければクリックして投票して下さいまし。


e0000251_043446.gif
[PR]
by taku-nishikawa | 2006-08-30 21:28 | お笑い地獄 | Comments(0)
『ラフ』(2006・東宝)
e0000251_23475925.jpg

『涙そうそう』の予告、みなさんご覧になりましたか?
長澤まさみが兄役の妻夫木聡のことを次のように呼んでおります。

「にぃにぃ」

聞いた瞬間、一瞬にして全身の血液が沸騰。


にぃにぃ・・・
にぃにぃ・・・
にぃにぃ・・・
にぃにぃ・・・
にぃにぃ・・・
にぃにぃ・・・
にぃにぃ・・・

私は『タッチ』の時もわざわざ劇場に行って
瀕死の重傷を負った経験があるのですが
過去のことはすべて忘れました。
前にいかなる障害(ex. あだち充/もこみち)が立ちはだかろうが

私と長澤まさみの間を裂くことは

なんぴとたりともできません!

とゆー訳で『ラフ』公開2日目に特攻かけてきました。


劇場の隣の席に座っていたのは
見たところ小学生の女の子二人組。
「昨日24時間テレビのドラマ見た?」
「見た見た。亀梨くんかわいそうだったねぇ〜泣いちゃった」
「私、何とか我慢した」
「なんで?」
「私って泣くと、次の日ずっと目が一重になっちゃうの」


どーでもええわ!


と心の中で子供相手に鬼のような突っ込みを入れつつ上映開始。

最初の30分ぐらいは辛かったですね・・・
なんつーか、すべてが古くさい。
設定は現代のはずなのに
ウォークマンは出てくるし、携帯は一台も出てこないし
昭和の匂いのする寒いギャグが延々と続く。

80年代で時間が止まったあだち充の脳内

そのままの世界観がスクリーンに展開していきます。
長澤まさみの水着シーン以外は、ほとんど意識を失ってました。
あ、ちなみに意外と巨乳ですね、彼女。
(あやや等と同じく、ファンにとってこの点はあまり重要ではない)

この痛々しいスパイラルが終わったのは
意外なことにノーマークもこみち君の演技がきっかけでした。

お前のことなんか、大っ嫌いだ・・・

と長澤まさみに向かい、目に涙をためて言う彼。
このとき私の脳裏を横切ったのは

デビュー当時の雛形あきこの姿です。


あの頃『めちゃイケ』は私の大フェイバリット番組だったのですが
事務所の力かなんだか知らないが、突然レギュラーになったのが彼女。
これがまぁ、ひどい。
簡単に言うと

人間らしさのかけらもない女。

いや、性格が悪いとかそういうことじゃなくって
なかなか素の自分が出せない人っているじゃないですか。
何聞かれても、当たり障りのない返事しかせず
笑っても怒っても、ことごとく作った顔しかできない人。
当時の雛形がまさにそれで
この番組が大好きだった私はそれこそ怒り心頭でした。
そんな人間失格女がある日

劇的に変わったシーンがあったのです。

ナイナイ岡村が、優等生キャラの雛形にちょっかいを出します。
ここまでは普通だったのですが、これが異常にしつこい。
思うに岡村の中にも、彼女に対するフラストレーションが溜まっていたのでは・・・
その嫌がらせがテレビ的にもぎりぎりに達しようかとしていたその瞬間

雛形がキレました。

素の全力ビンタが岡村の顔面に。

このシーンを見て、私は思わず泣きそうになりました。

ああ、こいつも人間だったんだ・・・

こういう人形じみたキャラクターの人が
殻を破って生の姿を見せる。
こんなにドラマチックな瞬間が人生の中にいくつあることか。


・・・で話を戻しますと(いや例が長いねどーにも)
そのセリフを言ったもこみち君が
私には本気ビンタの雛形のように見えたのです。


もこみち萌え。


そうやっていったんもこみち君目線になってみると
この映画、急に機能し始めました。


映画としては、何のひねりもない
可もなく不可もなしといった、ただのアイドル映画ですが
何かいいもん見たなぁ、と思いながら
あたたかい気持とともに劇場を出ました。

それにしても、もこみち君の体は凄いですね。

ファンの人は

一生ネタにできるでしょう。






ブログランキング〜
↓現在7位。よろしければクリックして投票して下さいまし。


e0000251_043446.gif
[PR]
by taku-nishikawa | 2006-08-28 23:50 | すぽぉつ地獄 | Comments(5)
夏休みペチャパイまつり(3)
e0000251_235242100.jpg

やー夏休みもそろそろ終わりということで
宿題が終わってないお子供さんたちは
現実から目を背けるのに四苦八苦していることと思います。
またこの時期って妙にテレビで面白い映画やったりするんですよね。
小学生の時、31日にルパン(マモーのやつ)やってて
手もついていない宿題をブッチしてルパンの方を選んで以来
締切というものを守ったことがない私です。

さてそーゆー訳で、こちらも夏の自由研究の仕上げと行きましょう。
80年代のレアな貧乳を掘り起こす不人気企画
ペチャパイまつりの第三弾にして最終章です。
今回の作品は

『犬死にせしもの』(1986・松竹)

井筒カントクの男汁暴走映画。
主演に真田広之
共演は佐藤浩一、安田成美
その他、平田満 蟹江敬三 西村晃 中村玉緒 吉行和子と
かなりの豪華キャスト。
終戦直後の瀬戸内海を舞台にした海賊映画です。
カントクの気合いが若干空回りしている感は否めないものの
「これが映画じゃー!」という迷いの一切無い娯楽作で
個人的にかなりお気に入りの作品。

さてここでレアヌードを披露しているのは
布袋の妻に収まって七福神の仲間入りを果たした


今井美樹嬢。


ハナマルキのCMに出て、
体中から味噌の匂いをぷんぷんさしてた頃ですね。
眉毛太いです。
悪役の蟹江敬三の情婦で
情にほだされて愛人を裏切り、散っていくという
かなりおいしい役どころ。

脱ぎっぷりですが、これがなかなか。
しかも何と・・・

海上での放尿シーンぐぁ!!

私の知る限り、脱いだのはこの映画だけだと思いますが
まだ育ち盛りだったからか、ほどよくお肉がついていて
なかなか良うございます。
演技自体も映画デビューとは思えないほどキレが良く
大器の片鱗をかいま見ることが出来ます。

この人は一番きれいだった時期に
幸か不幸かトレンディドラマの全盛期が重なってしまい
そっちで思いっ切り成功してしまったので
映画への出演自体が極端に少ない。
まぁその頃、邦画自体がかなり低迷していたというのもあるんでしょうが。
(井筒カントクとの仕事がトラウマになったという可能性もあり)

演技より音楽の方が好きなんですかね・・・
これからどういう仕事をしていくのかわかりませんが
まぁとりあえず私の中では

布袋と結婚した時点で終わりました。

つーわけでこの記事を


赤道小町に捧ぐ。





ブログランキング〜
↓現在8位。よろしければクリックして投票して下さいまし。


e0000251_043446.gif
[PR]
by taku-nishikawa | 2006-08-27 09:23 | お色気地獄 | Comments(3)
草なぎ君は平成の笠智衆になれるのか?
e0000251_823743.jpg

『僕生き』『僕カノ』に続く“僕シリーズ”の最新作
10月から始まるそうです。

私はこのシリーズの大ファンでして
特に『僕カノ』の方は

10年に1本の傑作

だと思っております。
このドラマにハマっていた人たちはほとんど例外なく

「稟ちゃんカワイイ!」

と叫ぶ稟ちゃん信者だったのですが
私はあの子の演技、全然ダメだったと思います。
日本にはほんと、いい子役が少ない。
この稟ちゃんのキャスティングと

吾郎ちゃんの不抜けた主題歌

を除けば、100%私好みのドラマでした。

シリーズを通じて脚本を担当している橋部敦子という人
素性は全然知らないのですが、ものすごく才能あると思います。

私が最初に『僕生き』にハマったのは
草なぎくんと矢田亜希子の夫婦が、お互いに敬語を使って会話するシーン。
私もいちオッサン、
昨今の若者たちの言葉の乱れに憤っている一人なのですが
この二人が使う日本語が、聞いててとても気持いい。
その時私が思ったのは

これ、小津の映画みたいだなぁ

ということでした。

今ではSMAPいちの演技力と評価され
引く手あまたの草なぎくん。
私もその意見にはほぼ同意なのですが
なんか、この人の演技って
いわゆる“演技派”とはちょっと質が違うような気がするんですよ。
これはつまり世で言うところの

ヘタウマってやつなんじゃないかと。

デニーロみたいに何でもこなすオールマイティ型とは正反対で
いるべき場所にいて初めて光るタイプの才能なのではないかと。
だから、よく考えずにキャスティングしちゃうと

『日本沈没』みたいな大惨事

が起きてしまう訳です。

そんな草なぎ君が素で醸し出している雰囲気が
『僕生き』の小津ワールドにぴったりハマってるのを見て

ああ、こいつはもしかしたら

平成の笠智衆になるのかもしれない

と思ったんです。

二人とも木訥な感じで決して格好良くはなく

若いときからおじいちゃん

という点も共通しています。


10月に始まる三部作最終章のタイトルは『僕の歩く道』。
テーマは知的障害と、今回もベタですが
この脚本家は毎回、本道を歩きつつもきっちり裏切ってくれるので
私はまったく心配しておりません。

ああ、10月が待ち遠しい。





ブログランキング〜
↓現在8位。よろしければクリックして投票して下さいまし。


e0000251_043446.gif
[PR]
by taku-nishikawa | 2006-08-26 08:05 | 映画雑感 | Comments(1)
偉人たちとの夏
新宿の某イタリアンレストランにて。

わーいピザだピザだマルゲリータだ!
とがっついていたところ
「このうどん野郎!!」
とボディーに重いパンチを喰らう。
鼻からモツァレラチーズを垂らしながら
苦痛に歪んだ顔を上げると
そこにいたのは


漱石&諭吉。


e0000251_231332.jpg

神々はかく語りき。
最近お前はマンモス西に似てきた、と。

自覚症状、あり。

・・・・・・・


何とかしよう。






ブログランキング〜
↓現在9位。よろしければクリックして投票して下さいまし。


e0000251_043446.gif
[PR]
by taku-nishikawa | 2006-08-24 23:14 | 仁義無き日常 | Comments(4)
『運命じゃない人』(2004・クロックワークス)
世の絶賛の評を聞きすぎて
ものすごく手を出しにくくなっていたこの映画
遅ればせながらやっと鑑賞。


参りました。


この映画を見ずに映画ファンを名乗るな!
と今日見たばかりの私が
ついつい断定してしまいたくなります。
同じ群像劇の『有頂天ホテル』なんか
これ見た後だとおままごとにしか見えませんな。

私なんかよりずっと文章のうまい人が書いた評論が
ネット上には死ぬほど溢れていると思いますので
ここでは私が痛く感じ入った映画の冒頭のセリフを
引用するにとどめさせていただきたいと思います。


 お前はいまだに人生に期待しちゃってるんだよ。
 「これからも普通に生活してれば、いつか誰かに出会うだろう・・・」
 「素敵な女の子が現れるんじゃないか・・・」
 「まさかずーっと一人ってことはないだろう・・・」ってな。
 漠然と。
 高校生みたいに。
 いいか、はっきり言っとくぞ。
 お前もう30過ぎたら
 運命の出会いとか
 自然な出会いとか
 友だちから始まって徐々にラブラブとか
 一切ないからな。
 もうクラス替えとか文化祭とかないんだよ?
 お前、自分で何とかしないと
 ずーっとひとりぼっちだぞ。
 ずーーーーーーっと。
 危機感を持ちなさいよ危機感を。


思わずテレビの前で正座して聴き入ってしまいました。
ひとつひとつの言葉が細胞にしみわたります。
私、今日の今日まで
思いっ切り人生に期待して生きてきたことに気付きました。

・・・・・・


何とかしよう。






ブログランキング〜
↓現在9位。よろしければクリックして投票して下さいまし。


e0000251_043446.gif
[PR]
by taku-nishikawa | 2006-08-23 23:45 | 和み地獄 | Comments(10)
ジャンプ立ち読み星人
e0000251_2319989.jpg

本を買うとき、わざわざ何冊か下のを取る人っていますよね。
できるだけ綺麗なのをほしいから、という理由で。
私の場合はその逆で、いつも

一番汚れてそうなやつ

を買うんです。

というのも、私は極度に物を大切にしない男でして
雑誌とか本とか買っても、すぐ汚しちゃうんです。
だから綺麗なやつは、物を大切にする人のために取っておこうという。
なかなか殊勝な心がけじゃないですか。

ちょっとは見直して下さいよ、姉さん。


さてそんな訳で、今日もコンビニの本棚で一番手前にあった
よれよれの週刊少年ジャンプを購入しまして
デニーズで朝ご飯食べながら読もうとしたところ
表紙の汚れに気がつきました。

「連載5周年突破!」の「突破」の上に

べったりと黒い指紋が・・・

まず思ったのは
これ立ち読みした奴、どんだけ手が汚れんてんだと。
はんぱねーなと。
しかしさらによく見てみますと、何と印刷してあるインクが溶けています。

これはギネス級の脂症?

いやいや、いくら何でも手の脂くらいでこんなことにはなりません。
そこで私の脳裏に浮かんできたのは

手のひらから得体の知れない溶解液を出す

地球外生命体の存在です。

ジャンプを立ち読みする宇宙人・・・
一刻も早くこの大発見を『ムー』に投稿せねば!!
と勢い込んだのもつかの間
私の鋭敏な知能が、正解を見つけてしまいました。

・・・印刷屋さん。

刷りたての表紙に、インクに汚れた手で触ったのでしょう。
なーんだ。ちぇっ。
この時だけはIQ200の自分の脳が恨めしく感じました・・・


それはそうと、私は大学1年のとき
ジャンプの印刷工場で1日だけ夜間バイトをしたことがあります。
仕事自体もかなりキツかったのですが
私が「もう二度とこの仕事はやるまい・・・」と
心に決める原因になった出来事がありました。

そこで働いていた中国人の人が、一晩中私に向かって

オニーチャン、オマ○コスキカ?

オニーチャン、オマ○コスキカ?

と大声で尋ねてくるのです。

向こうとしては、下ネタで打ち解けようというつもりだったのだと思いますが
花も恥じらう18歳の乙女だった私の心はずたずたに。
朝、仕事が終わってもまだ私に向かって笑いかけてくるその人から逃げるように
給料袋をポッケに突っ込んで、泣きながら駅まで走ったのを覚えています。

ああ、あのころの私は純粋だった・・・
そして月日は流れ
今ではすっかり乙女心を踏みにじる側にまわった私です。




ブログランキング〜
↓現在8位。よろしければクリックして投票して下さいまし。

e0000251_043446.gif
[PR]
by taku-nishikawa | 2006-08-21 23:24 | 仁義無き日常 | Comments(3)
『スーパーマン・リターンズ』(2006・米)
e0000251_21485790.jpg

期待せずに読み始めた『アトランティスのこころ』に図らずも夢中になってしまい
更新をさぼっておりましたにしかわです。
『It』あたりと同じく、『スタンド・バイ・ミー』の変奏みたいな小説ですが
キングのこのパターンに滅法弱い私。
映画の方も今まで敬遠してたんですが、見てみようと思います。


さて初日に行って参りましたよスーパーマン。

映画の最初の見せ場
スーパーマンが墜落しかけたジャンポジェット抱えて
試合中の野球場に降り立つシーンで
どんなに鈍い観客でも、ある事実に無理やり気付かされます。

これはアメリカについての物語である

ということに。

私は昔から、奴のあのアホらしい格好が許せませんでした。
どぎつい原色(星条旗とほぼ同じ組み合わせ!)の全身タイツを身に纏った
笑顔のまぶしいマッチョなナイス・ガイ。
(携帯全盛のこのご時世、今回は電話ボックスでの着替えシーンは出てきません)

まさに

アメリカ的悪趣味の権化。


この服装倒錯気味の男が、アメリカという国が演じたくてたまらない

世界の警察官

という役割を地でいってみせます。

アメリカが、何度痛い目にあっても
いまだによその国にちょっかいを出さずにはいられないのは何故なのでしょう。
マイケル・ムーアが言うように
そこには膨大な石油利権や軍需産業の思惑といった
どす黒いものが渦巻いているのは当然ですが
そういう現実的な理由を根っこのところで支えているのは
この国が持つ、どうしようもなく夢見がちな体質のような気がしてなりません。
すなわち

正義のヒーローがどこからかやってきて

すべてを解決してくれる、という夢。


“正義のアメリカ”の手が血にまみれていることは
今さら私などが指摘するまでもないことですが
スーパーマンはこれを
一滴の血も流さず、一人の犠牲者も出さずにやってのけます。
なぜならこれは映画という

夢を現実にするメディア

だから。

この映画は、現代のアメリカが抱えているジレンマを
見事なまでに解消してみせます。
(そういう意味では、図らずも同時期に公開されている
 『ユナイテッド93』と合わせて見てみると面白いかもしれません)


残る問題は、日本人である私から見て
この映画がどう映ったか、というところなんですけれども
これが

めちゃめちゃ面白いんですよ。

私が見終わってまず感じたのは
『オズの魔法使い』や『風とともに去りぬ』といった
往年のハリウッド映画を見たときに感じたような
おおらかで、ロマンチックな映画らしさ。
(「面白いけど何かひっかかる」という『M:I:3』の印象と真逆のベクトル)

ハリウッドが、さんざん批判を受けつつも
いまだに世界の映画の中心地であり続けているのは
前述した「夢見がちなアメリカ人」の体質が
映画というジャンルと深く深く結びついているからのような気がします。


それにしても今年の夏は大作に当たりが多いですね・・・
私の評価は
スーパーマン>M:I:3>カリビアン
です。
X-MENはどこに食い込むかなー。





ブログランキング〜
↓現在8位。よろしければクリックして投票して下さいまし。


e0000251_043446.gif
[PR]
by taku-nishikawa | 2006-08-20 21:52 | アメコミ地獄 | Comments(25)
納涼CD
e0000251_16565632.jpg

たまにはサントラのことなんかも書いてみようと思ったり。

ズビグニエフ・プレイスネル

という長ったらしい名前、みなさんご存じでしょうか。

96年に55歳という若さで亡くなって世界中の映画ファンを死ぬほど落胆させた
ポーランドの映画監督

クシシュトフ・キェシロフスキ(これまた長い)

のほとんどの作品で音楽を担当しているのがこの人。

こういう名前の人たちって、お互いに呼び合うときどうやってるんでしょうか。
「クッシー!」「ズッビー!」とかやってるんですかね。

『ふたりのベロニカ』(91年)には
ファン・デン・ブッデンマイヤーという
架空のルネサンス期の作曲家が登場するのですが
このスコアを書いたのもプレイスネル。
この音楽がまた凄まじく良くってですね
私はすっかり実在の人物かと思いこんでしまい
CD屋のクラシックの棚でいくら探しても見つからず
首をひねったりしておりました。

で、『デカローグ』(98)。
もともとテレビ用に撮られた、1本1時間の10連作。
これを見た人たちは、例外なく口を揃えて

この『デカローグ』さえあれば

もう一生他の映画はいらない

とつい言ってしまう、未曾有の傑作です。
ま、私もそのクチだったのですが
次の日には『遊星からの物体X』を見て狂喜してましたから
当てにはなりませぬ。
内容に関しては、言うのも野暮。(とゆーか説明がめんどくさい)

とにかく見ろ。損はさせない。

という感じですかね。

さてこの映画のサントラなのですが
印象を一言で言いますと


寒っ!


聴いてると、涼しいを通り越して凍えます。

寝るな!寝たら死ぬぞ!

というあのノリです。
八甲田山もここまで寒くはなかったのではないでしょうか。

個人的な話をしますと
私、これを聴くたびに、別の意味でも震えるんです。
実を言いますとこのCD

昔の彼女から借りっぱなし。

誰か・・・誰か助けて・・・
寒い・・・寒いよぉ・・・


暑い時期に涼をを取るには、最高の1枚と言えましょう。


鳥肌保証します。





ブログランキング〜
↓現在6位。よろしければクリックして投票して下さいまし。


e0000251_043446.gif
[PR]
by taku-nishikawa | 2006-08-17 17:01 | 映画雑感 | Comments(2)
過去記事が映画のタイトル順に並んでます
にしかわたく公式HP
毎号表紙マンガを担当
ライフログ
以前の記事
カテゴリ
最新のコメント
パーカー ボールペン...
by パーカー ボールペン at 13:28
It’s hard to..
by David at 08:24
【3連休ポイントアップ祭..
by http://bon at 01:11
高いひずみ以来、それは慢..
by エンポリオアルマーニ 時計 at 09:58
I am genuine..
by クロムハーツ ピアス at 23:47
http://dior_..
by シーバイクロエ ip at 08:05
http://gucci..
by gucciコピー商品 at 09:03
http://gucci..
by ヴィトン ストール コピー at 15:36
柔らかいほんのり塩味のモ..
by パーカー ボールペン 店舗 at 09:11
http://www5...
by ルイヴィトン 長財布コピー at 05:41
最新のトラックバック
2014 Garth B..
from 2014 Garth Bro..
seo services
from seo services
daily fantas..
from daily fantasy ..
CPA Firm Sou..
from CPA Firm South..
kangen
from kangen
Steven Seagal
from Steven Seagal
mrr
from mrr
hunting decals
from hunting decals
custom greek..
from custom greek l..
marijuana re..
from marijuana reci..
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧