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漫画家Nのイラストと文章で綴る映画な日々

にしかわたく (漫画家)

マンガ家・イラストレーター。生まれて初めて劇場で見た映画は『グリズリー』と『テンタクルズ』の二本立て。
現実逃避のスピードを極限まで加速すればいつか現実を追い越せると信じ、今日もロスト・ハイウェイをひた走る36歳、デブ専。
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NHKドラマ『紅い花』
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模写ながらかわいいねキクチサヨコ。

漫画家としてのプライドのかけらもないにしかわです。

先日知り合いのデザイナーさんのお宅で
貴重なビデオを見せていただきました。
昭和51年にNHKで放映されたドラマ『紅い花』。
数年前に「NHKアーカイブス」でも再放送されたので
ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、
『紅い花』『古本屋の少女』『沼』『ねじ式』など
つげ義春の短編をいくつかミックスした脚本でした。

このドラマ自体に関しては
ものごころついた頃から死ぬほど見てきた2次元のキャラクターが
3次元になって動いていることになじめず
(特にシンデンのマサジが太りすぎ)
作品全体に漂う「何か反戦な感じ」もちょっと無理がある気がして
いまいちハマれなかったのですが
演出家の名前に自分の中の何かが反応しました。

佐々木昭一郎。

NHKの個性派ディレクター。
ドラマとドキュメンタリーの中道を行くような独特な作風で知られる。
代表作は
『夢の島少女』(1974年)
『四季・ユートピアノ』(1980年)
『川の流れはバイオリンの音〜イタリア・ポー川』(1981年)
『アンダルシアの虹〜川(リバー)スペイン編』(1983年)
『春・音の光〜川(リバー)スロバキア編』(1984年)など

初めてこの人のドラマを見たときの衝撃は今でも覚えています。
テレビではありえないほどゆったりしたテンポと
棒読みなことでかえって詩情が生まれるセリフ回し。
当時小学生だった私は
なぜ自分がこんなに感動しているのかという理由もわからず
ただただドキドキしながら見ていました。
後にビクトル・エリセやタルコフスキー
アンゲロプロスなんかの映画を見たときに
何の違和感も感じず、むしろ懐かしさを覚えたのは
佐々木昭一郎のドラマを見ていたからという気すらします。

んーまた見たいっ!

NHKさん、DVD化する予算がないなら
ネットで有料配信でもしてくんないかなぁ。
宝の持ち腐れっすよ・・・


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↓3日さぼったのにまだ7位キープ・・・す、すいません。


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by taku-nishikawa | 2006-02-24 23:59 | 懐かし地獄 | Comments(10)
何となく映画4コマ(3)
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他にも国が重なっていたので描けなかった
アメリカの最後の良心・ファレリー兄弟や
『フロム・ヘル』を撮った双子、ヒューズ兄弟なんかがいますね。
それから神クラスのリュミエール兄弟も忘れてはいけません。
こうして並べてみてわかったのですが
不思議なことに兄弟監督って私のお気に入りばっかりです。

で、日本にはほんとに兄弟監督は存在しなかったのでしょうか・・・
識者の見解を待ちたいと思います。


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↓現在8位。ご協力お願いします〜(眠くて普通のことしか浮かばない)。


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by taku-nishikawa | 2006-02-20 21:59 | 4コマ地獄 | Comments(18)
シネマバー ザ・グリソムギャング
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今日は取材をかねて、以前から気になっていた
川崎市麻生区の

シネマバー ザ・グリソムギャング

に行って参りました。(HPはこちら

映画が見れるバーってことで
プロジェクターかなんかで見せられるのかなと思っていたのですが
席数は21と少なめながら
35ミリの映写機とドルビーサラウンドを備えた
れっきとした映画館でした。

今日かかっていたのはエド・ウッドの『怪物の花嫁』。
映画については仕事で書くことになると思うので省略しますが
クスリ漬けの老体にむち打つような
ベラ・ルゴシの熱演に感涙いたしました。
(映画チャージは1ドリンク付きで1000円と格安)

それにしてもですね・・・
ちょっと早めに着いて、バーで一服。
上映時間になると店の人に連れられて隣の劇場へ。
映画が終わるとまたバーへ戻り
他のお客さんやマスターたちと飲みながら映画の感想を語り合う。

これ、映画好きには天国ですよ。

近所だったら絶対常連になっちゃうなぁ・・・

いつもならこんなことしないんですが
今日は感激の余り支配人の西村さんにインタビューを試み
亡くなる前年にトークショーをされに来た石井輝男監督の話や
倒産したケイブルホーグへフィルムを買い取りにいった話など
面白いエピソードをたくさん聞かせていただきました。
西村さん、お忙しいところどうもありがとうございました。
とりあえず、4月のヘルツォーク特集には必ず行きますんで。

来週はSABU監督のトークショーがあるらしいです。
ファンの方は行かないと損しますよ〜


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↓あしなが募金、よろしくお願いしま〜す!


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by taku-nishikawa | 2006-02-19 21:58 | 映画雑感 | Comments(7)
なんとなく映画4コマ(2)
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「傷口に 塩を塗り込む ネタかぶせ」

すいませんすいません。

スタローンは『ロッキー6』撮るらしいですね・・・
いっそのことサイボーグネタにして
ラジー賞を狙うというのはいかがでしょうか。


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↓春はまだまだ遠い。


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by taku-nishikawa | 2006-02-18 13:20 | 4コマ地獄 | Comments(7)
何となく映画4コマ(1)
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気まぐれで苦手な4コマ描いてみました・・・
とりあえず謝っておきます。
ごめんなさいごめんなさい。


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↓日本がメダル1個も取れない方に100ドル。


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by taku-nishikawa | 2006-02-17 23:47 | 4コマ地獄 | Comments(4)
『バス停留所』(1956年・アメリカ)
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『七年目の浮気』と『王子と踊り子』の間に撮られた
モンローが30歳の年の作。

巷ではアクターズ・スタジオで勉強し直した彼女が
この作品で演技開眼したと言われているらしいですが
実際のところ、彼女の役柄は相も変わらず

頭の軽いお色気ガール。

この映画でのモンローの扱いはいつにも増してサディスティックで
お尻を蹴飛ばされたり、投げ縄で捕まえられたりと散々。
だいたい冬の設定なのにもかかわらず
ほとんど全編、半裸で動き回っているのはかなり不自然で
作り手に悪意があるとしか思えない。
脚本も穴が多く、演出もシーンごとにバラバラな感じで
何が何だかわかんないうちに無理やり大団円、という最悪のパターン。

そりゃ死にたくもなるわな。

でもですね、でも・・・

何ざます?

この全編に溢れる幸福感は。

ある友人なんかは
モンローのこの手の映画は痛々しくて見てられない
なんて言うんですが
私は素直に楽しいです(性格が悪いという話も)。

虚像と実像のギャップなんて贅沢な悩みはご本人に任せといて
我々庶民はスクリーンに映った

エロくてオツムのゆるい

だけど気のいい女の子

をいつまでも愛すればいいんだと思うんですけどね・・・。

なんだかんだ言いましたが
私がモンローのことを考えるとき
一番最初に思い出すのはこの映画です。


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↓地球のみんな、オラに元気を分けてくれ!


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by taku-nishikawa | 2006-02-16 23:59 | 天国行き | Comments(0)
『アメリカン・サイコ』(2000年・アメリカ)
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最近かなりテンパってますにしかわです。

近所のオバちゃん殺して

ミンチにして下水に流す夢

を3晩連続で見まして・・・これはちょっとヤバいかなと。
一発バーチャルガス抜きしといた方が良かろうと
血のいっぱい出そうな『アメリカン・サイコ』を見てみました。

全然知らなかったんですけど
この映画って不条理コメディだったんですね。

『悪魔のいけにえ』のビデオをバックに
エクササイズに励むクリスチャン・ベールの生活が

『遊星からの物体X』見ながら

カレーを作る自分

に重なって見えたりして。

チョイ役ですがクロエ・セヴィニーがやっぱりかわいい。
彼女が殺されなくてほっとしました。
映画はこの点においてのみ良心的で
あとはひたすら罪もない女子が惨殺されるのを見て笑うだけ。

スカッと爽やか。

このようにして平和な日常が保たれているのです・・・


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↓今井メロのラップだけを1時間見せ続ける特番を組んでくれ。


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by taku-nishikawa | 2006-02-15 04:55 | 奇人変人地獄 | Comments(6)
『ザ・ブルード/怒りのメタファー』(1979年・カナダ)
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こんばんは。
トーニャ・ハーディングと里谷多英をこよなく愛するにしかわです。

欲情したってええじゃないか。

映画を見始めたばかりの中学の頃
慣れない渋谷で道に迷いつつ
やっとたどり着いたユーロスペースであの『ヴィデオドローム』を体験。

人生初クローネンバーグ。

その日からこの変態カナダ人監督は私のアイドルとなり
気がついたときにはもう引き返せないところまで来ていました。

そして後日
当時出始めだったレンタルビデオ店で見つけたクローネンバーグの名前。
震える手でビデオをデッキに差し込むと
『サイコ』をパクったようなハワード・ショアの音楽が・・・

人間の負の感情を腫瘍に変える実験をしている精神科医。
その腫瘍を子宮代わりにして生まれた生物、ザ・ブルード。
彼らは生んだ本人すらコントロールできない
怒りの子供であった・・・

怖っ。

怖さだけで言ったらクローネンバーグのキャリア中ナンバーワン。
小人、奇形、内臓系エロス、幼児虐待・・・
この映画が私の新たな性的嗜好の開発に一役買ったのは
言うまでもないでしょう。
今回20年ぶりに再見しましたが、やっぱり怖かったです。

ああ小人が夢に・・・ああ。ああっ。


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↓あ、トリノってイタリアだったんだ・・・
と今日初めて思った人(私です)、クリック。


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by taku-nishikawa | 2006-02-10 23:59 | SFホラー地獄 | Comments(6)
『3-4X10月』(1990年・松竹)
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どうも。

カレーのルーを折ろうとして

突き指した男

にしかわです。

『3-4X10月』はイラストにも描きましたとおり
たけし映画の中で一番好きな作品。

同じ不条理系の『ソナチネ』の陰に隠れて
一般的にはいまいち印象の薄い本作。
(おそらく興行収入のワーストはこの2本が争っている)
個人的にはテレンス・マリックの『地獄の逃避行』
リンチの『ワイルド・アット・ハート』に並ぶ

暴走破滅型青春映画

の傑作だと思っています。

オンビートとオフビートの絶妙なバランス
沖縄ロケの美しさ
タカ、トカちゃん、ダンカンら脇役陣の名演
(特にタカは名優の域に入っていると思う)
俳優ビートたけし(事故前)のかっこよさ

等々、好きなところを挙げていくときりがないのですが
何と言っても北野武の天才たるゆえんが最も如実にあらわれているのは

主演・柳ユーレイ

というキャスティング。

初期たけし軍団の中で、こいつだけはどうにも使いようがないと
世間から思われていた男。
この抜擢には、誰よりも柳ユーレイ本人が驚いたことでしょう。
北野武のキャスティング能力は本当に優れていると思います。
寺島進、大杉漣などは、この監督によって才能を引き出された俳優の代表格。
もし北野映画への出演がなかったら
彼らはいまだに下積み生活を続けていたのではないでしょうか。

事実、柳ユーレイはその後も
中田秀夫の『女優霊』主演を始め
昨年も『いつか読書する日』『奇談』など
地味ながら俳優活動を続けています。

・・・とこれだけ北野映画を持ち上げといて

『TAKESHI'S』を見に行く

勇気がなかった

ヘタレな私。


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by taku-nishikawa | 2006-02-08 22:38 | ノンセクション地獄 | Comments(7)
『ロボコン』(2003年・東宝)
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ジャンプが掲げる少年マンガの三大定理

友情・努力・勝利

そうです。例の「キン肉マン」方式です。
この法則をきっちりこなすと、いかに素晴らしい作品ができあがるか
それを実地で証明してみせたのがこの映画、『ロボコン』。

NHKで毎年やってる「ロボットコンテスト」見たことありますか?
今時の若者らしさが微塵もない、もっさりした高専の学生たちが
地味〜な自作ロボットを競わせる
アンチクライマックスな脱力系イベント。
(本人たちは充分熱くなってるんでしょうが・・・)

ロボコンのあのユルい空気をまったく損なうことなく
競技の面白さをきっちりわからせてくれる上に
一級の娯楽・青春映画に仕立て上げた脚本・監督の古厩智之。

アンタすごすぎ。

土台がしっかりしてますから
これだけでもう映画は成功したようなもんですが
この映画の一番スゴいとこはここではないのです。

主演、長澤まさみ。
この映画での彼女の演技を見て、私は震えました。

天才現る。

みなさんすでにご存じのように
彼女はこの映画以降、『深呼吸の必要』『セカチュー』とステップアップし
『タッチ』『優しい時間』とステップダウン(おいおい・・・)していく訳ですが
今後『ロボコン』で自らが見せた演技を越えるのは、相当難しいのではないか。
それぐらい、この映画の彼女は光り輝いています。

イヤ別に萌えとかそーゆーんじゃなくって
・・・・・・
わかったよ!好きだよ!
愛してますよ長澤まさみ!


小学生か。

思い入れがありすぎて真面目に書いてしまいましたが
これくらいコーラとポップコーンが似合う映画も珍しい。
ものを食べながら見るのは、よくできた娯楽作品に対する礼儀だと
私は思ってます。

飲食禁止のこじゃれた映画館なんか

潰れてしまえ!


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父さんも若い頃はやんちゃでな、よく押したもんだ。
↓と世代間スキンシップしてみる。


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by taku-nishikawa | 2006-02-05 22:37 | 和み地獄 | Comments(6)
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