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漫画家Nのイラストと文章で綴る映画な日々

にしかわたく (漫画家)

マンガ家・イラストレーター。生まれて初めて劇場で見た映画は『グリズリー』と『テンタクルズ』の二本立て。
現実逃避のスピードを極限まで加速すればいつか現実を追い越せると信じ、今日もロスト・ハイウェイをひた走る36歳、デブ専。
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カテゴリ:ラブラブ地獄( 20 )
『君に逢いたくて』(1995・米)
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リブ・タイラーのファン以外は手に取る理由がない
日本未公開の彼女のデビュー作。

先日、他の調べ物をしてたときに偶然この映画がひっかかって
何とはなしにスタッフの名前を見てみたところ

監督:ジェームズ・マンゴールド

とあります。
どっかで聞いたことのある名前だなぁ…と
フィルモグラフィーを開いてみてびっくり。

『君に逢いたくて』(1995)
『コップランド』(1997)
『17歳のカルテ』(1999)
『ニューヨークの恋人』(2001)
『アイデンティティー』(2003)
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005)



…10割打者じゃん!(私的に)

『アイデンティティー』の反則アイデアは私の好みど真ん中ですし
『コップランド』も地味だけど悪くない。
『ウォーク・ザ・ライン』も渋くていい映画でしたよね。
『17歳のカルテ』にはちょっと言いたいこともあるけど
アンジーにオスカー取らせた功績は大きい。

コイツが撮ってんならつまんないはずがない!
って訳で、やはり未見だった『ニューヨークの恋人』と合わせて
見てみたんですが…

案の定良いんですなコレが。


話の舞台は、ピザ屋兼バーみたいな、田舎の古びた店。
年老いた女主人(シェリー・ウィンタース)が経営するこの店で働いているのは
知恵遅れ気味の中年息子(プルイット・テイラー・ヴィンス)と
年増のあばずれウェイトレス(デボラ・ハリー)。
この淀んだ環境にバイト店員として飛び込んでくるのが
親に反発して大学進学を棒に振った若い娘(リブ・タイラー)。

ねっ?この時点で渋いキャスト含め、かなりいい感じでしょ?

リブ・タイラーにはいかにもダメな感じの彼氏がいるんですが
頭はスローだが善良な息子との間に
淡い淡い恋愛感情のようなものが生まれます。

「誰も気づいてないけれど

 あなたは本当に素晴らしい人だわ」

ピザを焼くだけが取りえのハゲデブマザコン中年に
天から舞い降りたハイティーンの天使、リブ・タイラー。

ねじれにねじれた魂を抱えたオタク中年としては
感情移入せざるをえない展開です。

そのうち、店の主人である母親が急死。
この小さな幸せが失われてしまうことを恐れるあまり
息子は母親の死を誰にも告げず
自分の中でもそれをなかったこととして
砂の城郭を維持しようと、虚しい努力を続けます。

この「自分に嘘をつき、それを信じ込む」くだりの演出が
なかなか怖く、かつ面白い。
小説で言う

“信用できない語り手”

ってやつですな。
ウィノナ・ライダーが『17歳のカルテ』の演出を
この監督にオファーした理由がよくわかります。


さて、この監督に関してもうひとつ話題が。
最新作の『3:10 to Yuma』。
53年の西部劇『決断の3時10分』のリメイクで、本国では昨年公開済みなのですが
こちらでは劇場公開どころか、DVDリリースの噂すら…。
主演がラッセル・クロウにクリスチャン・ベイルですよ!
日本側の映画会社の冷たい反応を見る限り
超絶地味系映画とゆー可能性もありますが(IMDBの評価は8.0点)
とりあえず見たいですわなぁ、やっぱ。

誰に頼んでいいか全然わかりませんが…

よろちくおねがいしまちゅ!




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↓ファミリー連れでファミレスに行ったことがない。


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by taku-nishikawa | 2008-11-13 02:17 | ラブラブ地獄 | Comments(4)
『once ダブリンの街角で』(2006・アイルランド)
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久々に出合ってしまいました…。

もともとが感激屋の私。
「大傑作」とか「めちゃめちゃいい映画」とか
「死ぬほど面白い映画」といった過剰な褒め言葉を乱発し
今じゃすっかり狼少年のポジションに納まってはおりますが
ここまでの衝撃は実際のところ、数年に1本あるかないかです。
私が出会ったのはどんな映画か。
それは…


「オレの映画」。



ダブリンの街角、ギターの弾き語りをして小銭をかせぐ
もうそう若くはないストリートミュージシャンの男。
ある日、貧しい身なりの花売りの娘に話しかけられる。
チェコから来たその娘も、ピアノを弾くと言う。
この偶然の出会いが、2人の運命をゆっくりと変えていくのだった…。



この映画、全篇の3分の2くらいが演奏シーン。
なので、音楽はあんまり…という人には厳しいかもしれません。
そこへ行くと私・にしかわは

大人になったらなりたい職業の第1位が

「ミュージシャン」。
(いまだ大人になりきれてないのでこの願いは現在進行中)

ちなみに第2位は「ダンサー」で
第3位は村役場職員です。
(『八つ墓村』で腕にインク避けサックを巻いてるのを見てしびれた)


中学でクラシックギターを始める。
指だけは動くようになったものの、やりたい音楽が見つからず。
その後大学に入り、先輩が弾いてたボサノバを聴いたのをきっかけに
ブラジル音楽に頭のてっぺんから足の先までどっぷりと浸かる。
それから1年足らずで、気が付くといつのまにか
浅草サンバカーニバルの山車の上で半裸で踊り狂っていた私。

ミュージシャンになれるなら死んでもいい。

いや、それくらい思ってたんすよマジで。

…しかし悲しいことにこれが、泣きたくなるほど才能がない。
この程度の実力で絵の仕事にしがみついてる私があきらめたんですから
そのひどさは本当に誰の目にも明らかだった訳で。

まぁそんなこんなで音楽には誰よりも憧れ体質な私。


で、『ONCE ダブリンの街角で』。

この映画には“音楽の魔法”が

みっしりと詰まっています。

冒頭、投げ銭の入ったギターケースを盗まれる主人公。
全速力で走って、何とか泥棒を捕まえるも
男のあまりの情けなさに、つい5ユーロ恵んでしまう。

まだ映画のタイトルも出てないのに

すでにこの主人公が

大好きになっている自分。

この男が弾いているギターが凄くって
サウンドホールの上下に、思いっきり穴が空いてんの。
ピックガードってホントに必要なんだなぁとゆー感じなんですが
それがこの人の演奏スタイルに似合ってんですわまた。

一方、花売りのチェコ娘は貧乏なためピアノが買えず
毎日昼休みに顔なじみの楽器屋へ通い
店員の好意で売り物のピアノを弾かせてもらっている。
(その慎ましさに激萌えする私)
借り物の楽器で、他の客もいたりする手前
娘はすごぉーく静かなタッチで演奏するんですが
この音色がまためちゃめちゃ似合ってんですね、この子の控えめな感じに。

で、この楽器屋で2人の初めてのセッションが行われるんですが
このシーンの素晴らしさは、言葉ではもう何とも…


魔法です、魔法。


ほとんど互いを知らない同士が
いきなり魂の奥まで踏み込んじゃうあの感じ。
あぁぁぁぁぁもう死ぬほどうらやましいぃぃ!

音楽ばっかり褒めちゃいましたが
もちろんストーリーも最高。
こーゆー慎ましい恋愛映画が世には少なすぎるのです。


寝る前にちょっとさわりだけ、とゆーつもりで見始めて
夢中になって最後まで見てしまい
主人公が『ザ・コミットメンツ』にも出ていたことを知り
押入れからビデオ引っ張り出してそれも最後まで見たあげく
本家がもう1回見たくなり、続けて再鑑賞。

気がついたら朝ですよ朝。

すかさずamazonでサントラを注文したのは言うまでもありません。


ネットでちょっと感想見て回った限りじゃ評価まっぷたつとゆー感じ。
「長いPV見せられて苦痛」なんて感想も。けっ。
世間様の評判が低けりゃ低いほどこっちは燃えるんじゃ!

とゆー訳で、コレ

「オレの映画」です。

誰にもあげませんわよ!オホホホホ!





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by taku-nishikawa | 2008-09-17 23:56 | ラブラブ地獄 | Comments(8)
『セックス・アンド・ザ・シティ』(2008・米)
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無謀にも行っちゃいました『セックス・イン・ザ・シティ』の試写。
何かいつものマスコミ試写とは客層が微妙に違っていて
スラッとしたモデル体型の女子が颯爽とやって来ては
お互いのファッションを褒めあったりしております。
彼女たちのような華やかな人種とは一生接点がないであろう

私のごとき包茎童貞野郎

は試写室の隅にちんまりと収まる他はなく
体をできるだけ小さくして映画を見たのでした。

映画はわりとよくできていて
140分の上映時間(こんなに長いラブコメはおそらく人生初)も
退屈せずに見ることができました。
しかし私はいかんせん、テレビドラマの方を一切見たことがありませんので
キャラクターへの感情移入という点で、どうしても難が。
特に主人公のキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)
40歳にもなって、顔も思いっきりおばさん顔のくせに
子供みたいな声でしゃべるのが気持ち悪くて気持ち悪くて。
私を直接知っている人間からの

「それはお前だろーが!」

という糾弾の声が今にも聞こえてきそうですが。
すいませんキモくてすいません。


さて、この映画で私の印象に強く残った部分はと言いますと
はい、皆様のご想像通り…

女子による女子のための女子下ネタ。

まーこれが見事なまでに品のかけらもないもので
オードブルの「ウンコもらし」から始まって
「陰毛はみだしビキニ」から「女体盛り」までのフルコース。
果てはおそらく映画史上初

スクリーンいっぱいの陰茎シルエット。

客席の女性たちが放つ歓喜のため息が、鼓膜に突き刺さる突き刺さる。


実は私、このところこの

女子の下ネタ問題

に関しまして、深く思うところがございます。

私が長いこと愛聴しております
TBSラジオ火曜深夜の『爆笑問題アップス』に
ここ数ヶ月、ダントツの人気を誇るコーナーが。
名を

“人妻枠”。

セックスレス夫婦の話、あるいはセックス過多夫婦の話。
毎晩、自分が熟睡して気づかない間に、夫から犯されるという妻の話。
夫の服をわざとベランダから落とし、それを拾って着ているホームレスを見て
エクスタシーを感じるというビザール主婦の話。
…まぁありとあらゆるセックスがらみのあけすけな実情が
全国の人妻からの投稿によって明らかになっていく訳です。

このコーナーはもともと
少ない女子リスナーの数を増やすために考えられた新機軸。
そしてその思惑は見事にハマり、今では番組の看板コーナーに。
他では話せない秘密を語る自由を得た彼女たちの開放感が
投稿の内容から、そしてその行間から、ひしひしと伝わってきます。

しかし、こういった人妻たちの告白を聴いておりますと
私はいつもなぜか、非常な好奇心を感じると同時に
どこかうら寂しい気持ちに陥るのです…。

深夜のAMラジオといえば、言わずもがな

そこは童貞解放区。

リアル童貞、あるいは私のようにいつまでたっても童貞体質が抜けない男たちが
自由に妄想の羽を広げることが許された、平和なチェリー王国なのです。
そこへ突然、人妻たちの軍隊が侵攻を開始。
「妄想」VS「現実」…どちらが勝つか、結果は見えています。

童貞たちが作り上げた砂の城が

見るも無残に踏み荒らされていく…

そのことがただ、悲しい。
涙が出るほど、悲しい。

私は決して人妻たちを糾弾したいのではありません。
彼女たちが今感じている自由は
私たち童貞が今までさんざん享受してきた自由とまさしく同じものなのですから。
独占された自由…それはもう、自由とは別の何者かなのかもしれません。


ここまで考えてきて、私はふと思ったのです。
自分が日々ブログに垂れ流している下ネタを
人はどう受け取っているのだろう…
そしてそもそも私は何故
こんなに下ネタに固執しているのだろう…

今まで私を傷つけてきた様々な“リアル”に対する
復讐の気持ちをこめて下ネタを書いている部分が
自分の心の奥にあるのかもしれない
そしてそんな私の下ネタがまた
もしかしたら誰かを傷つけているのかもしれない
そんな風に思えてきたのです。

憎しみが憎しみを呼び、復讐が復讐を生む。
これはまさに、テロの恐怖におびえる
現代の世界情勢と同じ構図ではありませんか。

下ネタ輪廻からの解脱

これがこれからの私の研究課題となることでしょう。
にしかわはあきらめません。
世界中の人々が、愛に満ちた下ネタを
挨拶代わりに交わせるようになるその日まで…


ビバ!うんこちんこ!


(8月23日公開)





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↓人は下ネタだけでどこまで成り上がれるのか…


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by taku-nishikawa | 2008-07-21 17:48 | ラブラブ地獄 | Comments(6)
『コレラの時代の愛』(2007・米)
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ガルシア・マルケス。

誰でも名前を聞いたことくらいはあるでしょう。
中米はコロンビア出身のノーベル賞作家であります。
しかし名を知ってはいても、実際に小説を読んだ人はそう多くない。

かくいう私は頭でっかちだった学生時代
(実際今でも頭はデカいんですが)
代表作の『百年の孤独』にチャレンジしたものの
これがハードルの高いこと高いこと。
ある一族の100年にわたる年代記…
ただでさえ登場人物が多い上に
父親の名前を受け継いだり爺さんの名前をもらったりと
似たような名前が死ぬほど出てくる。
読んでる途中で頭が空中分解しそうになり
苦肉の策として自分で人物相関図を作り
何とかゴールまでたどり着きました。
まぁ最初のハードルさえ越えちゃえば
こんなに面白い小説は滅多にないんですがね。

今回映画化された『コレラの時代の愛』は
マルケスの小説の中でも『百年の孤独』に並ぶ長大な作品。
果たして2時間の枠に収まるのやら…。


19世紀末、コロンビアのカルタヘナ。
電報配達員のフロレンティーノ(ハビエル・バルデム)は
ラバ商人の娘・フェルミーナ(ジョヴァンナ・メッツジョルノ)に一目惚れ。
恋文を交し合い結婚の約束をする2人だったが
彼女の父親(ジョン・レグイザモ)が大反対。
裕福でハンサムな医者・フベナル(ベンジャミン・ブラット)に求婚され
結婚を決めてしまう彼女を見て、フロレンティーノは決心する。
彼女を待つ…いつか夫と死別するその日まで。
そして世紀は変わり
男にとっても女にとっても、長い長い50年の月日が過ぎ去った…。



50年間、1人の女を想い続ける男。
…あらすじを読むといかにも純愛物語のようですが
なんてったって舞台はラテンアメリカ。
主人公は最愛の恋人に振られたショックで

究極のやりチン男

へと変身してしまいます。(へ〜んチン、ポコイダー!)
相手をとっかえひっかえ、何と

50年間にヤった女が622人。

なぜ正確な数がわかるかといいますと
このド変態、寝た女の名前をリストにしているのです。

お前はジェームス三木か!

(性器の形状とか陰毛の生え具合までは書いてなかった…と思う。たぶん。)

まぁそんな具合ですから
純愛に涙するどころか、振られ男の悲喜劇に大笑い。
原作の枝葉末節をうまく端折ってシンプルに組みなおした
マイク・ニューウェル監督の手際はなかなかのもんです。


…でまぁ、オスカー受賞後、最初の演技となる

ハビエル“おかっぱ殺人鬼”バルデム

なんですが
これが笑っちゃうほどハマっております。

主人公の青年時代は別の俳優(全然似てない)が演じているのですが
ハビエルさんに交代して最初のシーンというのが
恋人同士が数年ぶりに再会するくだり。
ハビエルさんの怪物顔を見た瞬間、女は言います。
「今わかったわ。
 この恋は、すべて幻想でしかなかったのよ」

そんなにハビエルさんの顔がダメ?

で、この男が友達もいない可哀想なヤツで
恋の相談相手が、あろうことか自分の母親なんですわ。
振られて落ち込む息子を、恋人のように甲斐甲斐しく慰める母親…

痛すぎて見てられません!

ちなみに母親を演じるのは
『セントラル・ステーション』のフェルナンダ・モンテネグロ。
この人の目の下の隈、最高っす。

その後やりチン男に変貌というストーリーも
ハビエルさんだけに、妙に説得力があるんですね。

…だってこの人

いかにもチンコ

でかそうじゃないですか。

私も鼻だけはデカいんですが…うくく。

余談ですが、私が最初にこの俳優を見たのは
アルモドバルが監督した『ライブ・フレッシュ』という映画でした。
銃で撃たれて下半身不随になるという役なんですが
勃たないチンコをカバーすべく

ひたすらクンニに励むハビエルくん。

恋人に捨てられないよう、一心不乱に舐めまくる彼の姿に号泣。
気がつけば私は客席から立ち上がって

がんばれクンニ!がんばれクンニ!

と叫んでいたのでした…名作です。


あとこの映画、音楽がなかなか良い。
ちゃんとクンビア(コロンビアの民族音楽)使ってたり
コロンビア出身で今や世界的なミュージシャンになった
シャキーラの歌をフィーチャーしたりして
なかなか気が利いている。
ハリウッドがラテンアメリカを描くと
ここらへんを手抜きする例が多いんで
丁寧な仕事に好感が持てます。
余談ですが私はコロンビア時代のデビューアルバムからシャキーラを聴いており

こいつは南米生まれの椎名林檎やー!

と彦まろ風に叫んだりしてました。
はい、ただの自慢です。


とゆーわけで9月8日公開のこの『コレラの時代の愛』
ハビエルさんの引きこもり&やりチン演技に
爆笑必至の1本に仕上がっております。
余談が過ぎて無意味に長文になりましたが…

オススメでーす!(歌丸風)





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↓圏外です。当たり前です。自業自得です。


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by taku-nishikawa | 2008-07-14 22:46 | ラブラブ地獄 | Comments(8)
『タロットカード殺人事件』(2006・英)
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昨晩、私が歌舞伎町を歩いていると

突然男に手を握られました。

金曜の夜ということで
ドンキホーテ前の歩道は人でごった返しており
その男は連れの女とはぐれまいとして
相手の手を引こうとしたら、それが私の手だったと
まぁそーゆー顛末。

現実は映画とは違い
それをきっかけに2人の間に恋が芽生えたりはしなかったのですが
(芽生えても困りますが)
久々に感じた人肌の温もりに
ちょっとどきどきする38歳なのでした。

最後に人と手をつないだのはいつのことだったか。
考えてみたのですが、どうしても思い出せません。
それぐらい昔ってことなんでしょう。
人生で唯一の人と手をつないだ思い出が、あの見知らぬ男と。
そんなのって、なんだか悲しすぎやしませんか。


今夜も木枯らし吹きすさぶ
独身男が集う街
歌舞伎町、ああ歌舞伎町
東京の下半身と呼ばないで




さてさて。
この人が歌舞伎町を訪れたことがあるのかどうか知りませんが
ウディ・アレンの『タロットカード殺人事件』を見てまいりました。

ここ10年ほどエンスト気味だったアレン爺さんですが
今回の新作、エンジンがガンガンに回っております。
燃料タンクの中身が何かといいますと

いい年して惚れちゃった小娘の前で

無理していいかっこする

おじいちゃんの悲しさ・微笑ましさ

もーね、見てるこっちが恥ずかしくなるほど
一生懸命な老ユダヤ人なんですよ。
見るからに脳みそからっぽ女・ヨハンソンですが
相手がバカならバカなほど燃えるんでしょうね・・・。
インテリおじいちゃんの気持ち、痛いほどわかります。

またここが天才ウディ・アレンの面目躍如たるところなんですが
そういう「バカ女に振り回される老人」とゆー痛々しくも面白い構図を
絶妙に登場人物にリンクさせているんですね。
現実が虚構に、虚構が現実にエネルギーを与え
回る回るよエンジンが回る。

デニス・ホッパーに爆弾をしかけられた訳でもないでしょうに
超スピードでラストまで爆走する
我らがアレン観光のバス旅行でありました。


恋は人間を若返らせる

という決まり文句はどうやら本当のようです。
久々に文句なしに面白いウディ・アレン映画でした。


あーあ

オイラも恋が・・・

いや、言っちゃなんねぇ!
言っちゃなんねぇだよ親父さん!





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by taku-nishikawa | 2007-11-17 16:36 | ラブラブ地獄 | Comments(7)
『サイボーグでも大丈夫』(2007・韓国)
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新宿武蔵野文化、ホール3、定員80名。
『サイボーグでも大丈夫』19:10開映、土曜の最終回。

ご来場のお客様の中から抽選1名に

パク・チャヌク監督直筆サイン入り

オリジナルポスターをプレゼント。

読み上げられた番号の整理券をお持ちの方は
名乗り出てください。


自分の番号を見た瞬間に
何かしら予感めいたものが体を走り抜けた。

“66”・・・悪魔のサイン。

その前の晩に『ゴーストライダー』を見ていた私は
ピーター・フォンダ演じるメフィスト博士に
それとは知らず魂を売り渡していたのかもしれない。


映画館職員は自ら選んだ番号を読み上げた。

「66番!」

驚きは一切なかった。
これはすべて契約済みの出来事なのだ。
賞品のポスターを受け取り
他の観客の拍手をどこか別の世界の出来事のように遠く感じながら
夢遊病者のようなふらふらした足取りで自分の席へ戻る。


そして一挙に不安が押し寄せてきた。
この、大してファンでもないパク・チャヌクのサインのために
私は悪魔へ何の代償を払わなければならないのだろう?


その代償の中身は意外と早く判明した。

映画が

つまらなかったのだ。



『チャーリーのチョコレート工場』『エヴァ』
『最終兵器彼女』『アメリ』『シザーハンズ』
のイメージをシャッフルして
いいとこどりしたようなストーリー。
まぁそれは誰でもやってることなんで別にいいけど
何かこの映画、芯がない。

血みどろ監督、初のラブコメ

と銘打ってはいるが
前作『親切なクムジャさん』の方が
愛も笑いもちゃんとあった気がする。
復讐譚を語らせたらあんなに饒舌だったチャヌクだが
初恋の女の前で照れて口ごもっているような
この居心地の悪さは何だろう。


自分の娘にも見せられる映画が

撮りたかった

とインタビューで語っているチャヌクだが
私の知る限り、このパターンには碌なのがない。

ポランスキーも『オリバー・ツイスト』を撮ったとき
これと同じような発言をしていたが(娘に出演までさせている)
それまでの人生

変態街道ど真ん中

を突き進んできたヤツのような男が
いまさら子供の前でかわいこぶってみたところで
タカが知れているのだ。
気持ちはわからんではないが、世の中そんなに甘いものではない。


娘にはきっちり『オールドボーイ』を見せて

自分の娘とヤリまくっちゃった

オッサンの地獄めぐり

を味あわせ、トラウマを植えつけるがよろし。

それがあんたの業だ
パク・チャヌク。


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by taku-nishikawa | 2007-10-02 23:07 | ラブラブ地獄 | Comments(2)
『初雪の恋 ヴァージン・スノー』(2007・日韓合作)
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陶芸家の父親の仕事の都合で
京都の高校へ通うことになったミン(イ・ジュンギ)。
来日早々、見物がてら
自転車で京都の街を走りまわるミンだったが
たまたま立ち寄った神社の境内で
清楚な巫女姿の少女(宮崎あおい)に出会い、一目惚れ。
その瞬間から、美しい古都の風景をバックに
言葉も通じない2人の、純愛物語が始まるのだった・・・



いやぁ、我ながら書いてて赤面してしまうようなストーリー説明。
脚本は日本人、監督は韓国人なのですが
内容はもうベタベタのベッタベタ。
巫女姿の宮崎あおいに出会って、次の日初登校したら

なんと彼女はクラスメートだったのです!

的な。
・・・これと同じ展開のラブコメ漫画を今までに何万冊読んだことか。

同じクラスにはこれまた天然記念物的な
バンカラ剣道部員(塩谷瞬)がいて
最初に殴りあいの喧嘩をして、その後固い友情で結ばれるとゆー
絵に描いたような青春学園モード。
映画全体に『愛と誠』の時代からタイムスリップをしてきたような

純度100%の昭和の香り

が漂っております。

さらにこの映画

京都の観光案内

も兼ねておりまして
南禅寺とか清水さんとか渡月橋とか祇園祭だとか
旅行会社が出資してんのかと疑いたくなるほど
京都の名所旧跡がこれでもかと詰め込まれています。
よく言えば『ローマの休日』方式
悪く言えば『OL探偵湯けむり温泉殺人事件』的な
火サス・タイアップ・システム。

世の韓流おばさんたちは
イ・ジュンギ君目当てに劇場に押しかけるんでしょうけど
私にはどうも『王の男』のオカマちゃん役のイメージが強く
どんなに元気に動き回ってても、

ナヨっと感

が出ちゃって、ちと気持ち悪い。


・・・とまぁ、ここまで悪口ばかり書いてきました。
しかし、恋愛映画には一つの鉄則があります。

ヒロインに惚れさせちゃえば勝ち。

(観客が女性の場合は逆なんですが、ここは男目線で)
見てる側が女優さんに惚れちゃってれば
どんなクソ映画だろうがそれはもう

自分と主演女優のバーチャル恋愛

なのですから、楽しくないはずがない。
恥ずかしながらにしかわたく37歳・・・


宮崎あおいに


ぞっこんLOVE


してしまいましたぁ~!

こんなにどハマりしたのは、『ロボコン』の長澤まさみ以来かな・・・。
両者に共通するのは、セックスの匂いを微塵も感じさせないところ。
きっと男とゆーのはオッサンになればなるほど

淡い初恋

に価値を見出してしまう生き物なのでしょう。
(今日の私、明らかにペースを見失ってます)


正直、この映画の価値は300円くらいだと思いますけれども
宮崎あおいと京都を2時間デートできるわけですから

3万円くらいまでなら払ってもいい。

だって、高級ソープよりは明らかに楽しいもん。
行ったことないけど。

5月12日公開です〜。




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by taku-nishikawa | 2007-04-20 21:42 | ラブラブ地獄 | Comments(6)
『ショー・ミー・ラブ』(1998年・スウェーデン)
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私は、ネットサーフィン(すでにちょっと恥ずかしいですなこの言葉)中に
自分の知らない、面白そうな映画を見つけると
スティッキーズ(Machintosh付属のメモ帳みたいなもの)に
タイトルをメモっておく習慣があるのですが
こんだけ頻繁にビデオ屋通いしている人間が見たことないわけですから
そうそう簡単にソフトが見つかることはない訳で
下手するとメモってから3年とか4年とか
そのまま放置され続けているものがあります。

この『ショー・ミー・ラブ』
もうずっと前からデスクトップに置きっぱなしになっていたタイトルで
もはやどんな映画なのか、なぜ見たかったのは一切わからず
ただ題名だけがぼんやりと脳裏にありまして
先日新宿TSUTAYAへ足を伸ばしたときにこのDVDを見つけ
よくわからないままに借りてきました。

見始めて驚きました。

レズの映画です!

しかもローティーン同士の!

…と書いても私をよく知らない人には伝わらないと思いますが
世にある数々のエロ要素のなかで
私が一切反応しない希少例
それが「レズ」と「ロリータ」なのです。
うーむ、数年前の私はなぜこの映画を見たいと思ったのだろう…

しかしそんな自己分裂気味な心配はどこ吹く風
この『ショー・ミー・ラブ』

なかなかに素敵な映画でございました。


2年前に田舎町オーモルに越してきたアグネス
見た目は地味で、『ピアノ・レッスン』のときのアンナ・パキンみたいな顔。
地味だけど意志の強そうな、いーい目をしています。
学校に友達は一人もいず
同じく皆に敬遠されている車椅子の子と
仕方なく友達のふりをしている無口な女の子。
(演じているレベッカ・リリエベリはこの後『ベアーズ・キス』でも主演)

エリンはいわゆる東欧美人。
スカーレット・ヨハンソンとブリタニー・マーフィを足して2で割ったような
ビッチ系のオーラが体中から溢れています。
ルックスよし、学校でも人気者だけれども
1日も早くモデルになって
このクソ田舎町オーモル(fucking Amal)を脱出したいと
いつもイライラしてばかりいるスレンダー巨乳。

この2人がお互いに魅かれあっていく訳ですが
自分がレズであるという事実をなかなか認められず
好きでもない男相手に処女を失ってみたりして
いろいろジタバタした挙句
最後は堂々とレズ宣言をする、というお話。

テーマとストーリーだけを抜き出すと
NHKの『中学生日記』みたいなんですが
役者と演出がいいとこれだけの傑作になるという見本みたいな映画です。

ゲイがらみというと、いわゆるミニシアター系の
ちょっと見る人間を選ぶような印象を受けがちですが
この映画は全然そんなことありません。
公開は1998年ですが、本国スウェーデンでは
『タイタニック』を抜いてこの年の興行収入1位に輝いています。
かといって描写がぬるいかというと、決してそうではなく
この2人の女の子の人間としての嫌な面をきっちり描き
その上で魅力的なキャラクターに仕上げるという離れ業を
あっさりとやってのけているところが凄い。


とにかく2人の女の子のキャラクターが魅力的で
長年デブ専・オバ専を公言している私ですが
思わず

宗旨変え宣言

をしてしまいたくなる1本でした…





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by taku-nishikawa | 2007-01-02 21:07 | ラブラブ地獄 | Comments(2)
『ウィンター・ソング』(2005年・香港)
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さる組織から、1本のビデオが私の元に送られてきました。

『ウィンター・ソング』。

現在座公開中の、金城武が主演の香港映画。
パッケージから見て、ベッタベタの恋愛モノ。
私の趣味から言って
ほっといたら一生見ないタイプの作品です。
先方としては
「見て、できればブログに書いてほしい」
とまぁ、そーゆーことらしいんですね。

相手がサル組織ならば
「モンキーマジック」の鼻歌まじりに
ヨユーで断ってやるところなんですけれども
「さる組織」ですからね。
長いものには巻かれろとゆーコトで
承諾の返事をしてしまったのでした。

ところがまぁ
今まで37年の人生で幾度となく繰り返されてきたように
この男

はっきりした締め切りのない仕事には

一切手をつけない。

つーかこれは仕事ですらないので
私のモチベーション的には

「徹夜明けで死ぬほど眠くて外は雨が降ってるけど
 
 今日ビデオ屋にビデオ返しに行かなかったら

 延滞金3000円になっちゃうにー。うくく。」

ってのと同じくらいテンション低いのです。

そんな訳で、「いやーんいやーん」と甘えた声を出しながら
じゅうたんの上をごろごろ転がりまわっているうちに

2週間が過ぎました。

ビデオが送られてきたのが公開の直前。
映画が世間で評判になっている様子は一切なく
そろそろ上映自体が終わっちゃいそうなこの時期に

ブログに書く意味あんのか?

むしろ薮蛇じゃないのか?

とか何とか悩みつつ、無視できるほど気も大きくないので
この微妙なタイミングでの登場となった訳です。


・・・きゃー!


ここまでの経緯を詳しく書きすぎて

肝心の映画の話を書くスペースがないわっ!(確信犯)

…って終わらした挙句

にしかわ、寿司に放射性物質を盛られて暗殺さる。

みたいなオチはご勘弁願いたいので
簡単にどんな映画か紹介しますね。

昔訳アリの男女が、お互い映画スターとなって撮影現場で久々に再会。
現実と映画の内容が微妙にリンクしながら
女の現時点の恋人である監督も巻き込んでの三角関係に発展。
撮影が進むにつれて明かされていく二人の過去。
最後に女が選ぶのは、どちらの男なのか。


ね。お話だけ読むといかにもドロドロの昼ドラみたいでしょ。
いや、実際そういうジャンルの映画だと思うんですけど
この作品をちょっと変わったテイストにしているのは
映画の中で撮られている映画が

サーカスを舞台にしたミュージカル

であるという点。
このミュージカルが、往年のハリウッド風な本格派で
サーカスのディティールも映像的にかなり面白いので
映画全体の雰囲気が、アジア映画ではあまりお目にかかったことのない
何となくゴージャスな感じなんですね。

フェリーニの『道』で
“キ印”が建物と建物の間にロープを張って
綱渡りをするシーンがありましたが
この映画内映画のラストシーンは同じシチュエーションで
空中ブランコをしています。

こういうヨーロッパ映画の引用みたいな格調高い感じと
アジアン風味のどろどろ恋愛劇のミスマッチが

なかなかの力技。

私は『嫌われ松子』を見てないので比べれられないのですが
これはこれでなかなか面白かったです。
女に捨てられて10年もたってるのに
まだ未練がましくうじうじしてるストーカー男
という金城武の役柄も、個人的には非常に

身につまされるものがありました・・・


あ、そう言えばこの映画を見て
金城武は日本語以外の言語を話している時の方がかっこよく見える
という事実に気づきました。
いまだに子供の頃からの邦画嫌いが完治しないのは
ここらへんに原因があるのかもしれません・・・





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by taku-nishikawa | 2006-12-02 23:59 | ラブラブ地獄 | Comments(4)
『マッチポイント』(2005・英/米/ルクセンブルグ)
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エンドロールが流れ終わって、場内の灯りが点き
友人と2人で劇場を出る。

話すことが何もない・・・

その後、昼から開いてる居酒屋(天狗)に入り
ビールのつまみに今見てきた映画の話をしようとするのだけれども

やっぱり何もない・・・

これってつまんないってことっスか、先輩?


ウディ・アレンが舞台を長年親しんだニューヨークからロンドンへ移し
久々に撮った非コメディ映画。
良家に婿入り、仕事もプライベートも順風万帆の
元テニスプレーヤー、ジョナサン・リース・マイヤーズ。
そこに影を差す、スカーレット・ヨハンソンとの浮気、そして彼女の妊娠。
運がいい男と、運のない女の綱渡り・・・

とゆー感じの映画なんですけれども

ぶっちゃけ、何もかもがフツー。

もちろんベテランだけあって、語り口は上手なんだけれども
ぼーっとストーリーの流れを追ってるうちに
何の引っかかりもなく、あっさり映画が終わってしまいました。


あまりにも感想が湧かないってとこが逆に気になって
帰り道、電車の中でずーっと考えてたんですけど
もしかしたら私・・・

ウディ・アレンという爺さんを

今までずっと読み違えていたんじゃないか

という考えがふと。

インテリでシニカルで飄々としていて、いつも悟り顔。
暇つぶし感覚で気まぐれにちょちょいと映画を作る、天才型の人


というのが私の中のウディ・アレン像だったのですが
よく考えてみると、この人って

私生活では滅茶苦茶やってんですよね。

自分の養子の女の子が高校生の時に手ぇ出して
当時の妻だったミア・ファーローと離婚。
そしてその養子と再婚。

明らかに植草教授以下の最低男ですよ。

ぱっと見は涼しい顔してるけど
もしかしたらこの爺さん、中身はかなりどろどろなのかもしれない・・・


そう思って『マッチポイント』を思い返してみると
何不自由ない幸福な生活を手中にしながら
明らかに破滅へと繋がる女に手を出さずにはいられない主人公の姿が
老境に入りながらも全く煩悩が捨てられないウディ・アレンに重なって見えてきて

満員電車の中

全身が総毛立ちました・・・




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by taku-nishikawa | 2006-09-27 19:26 | ラブラブ地獄 | Comments(4)
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