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漫画家Nのイラストと文章で綴る映画な日々

にしかわたく (漫画家)

マンガ家・イラストレーター。生まれて初めて劇場で見た映画は『グリズリー』と『テンタクルズ』の二本立て。
現実逃避のスピードを極限まで加速すればいつか現実を追い越せると信じ、今日もロスト・ハイウェイをひた走る36歳、デブ専。
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カテゴリ:アメコミ地獄( 11 )
『アイアンマン』(2008・米)
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いやーほんとに今年は映画の当たり年。
すでに紹介済みの『ウォンテッド』(必見!必見!)を始め
9月公開作も面白いのが目白押し。
これからの数日は、公開直前特集とゆー感じで参りたいと思います。


とゆー訳で、いきなり大ネタ

『アイアンマン』。

非難の声を恐れずに思い切って申し上げますと
『ダークナイト』の記憶が跡形もなく消えるくらい面白かったです。


先日、町山氏がラジオで次のようなことをおっしゃっていました。

現在のハリウッドの中心は俳優ではない。
たとえトップ・スターのトム・クルーズが主演したとしても
それだけでは客が入らないからだ。
映画の製作資金を出す資本家たちは、映画の素人なので
できるだけ安全なものに投資したがる。
今のアメリカで興行的に最も手堅い素材…それはアメコミである。
だからバットマン、スパイダーマン、スーパーマンといった企画には
資金がじゃぶじゃぶ集中する。
要するに、現代における“ハリウッド・スター”とは
アメコミのヒーローのことなのである。


町山氏は続けて
現在のハリウッドでオリジナル企画を通すことの難しさを嘆いておられました。
以上のような理由で保守化が進み
アメコミものやリメイクばかりが作られるようになってしまったハリウッド。
確かに嘆かわしい現状ではあります。

しかし、悪いことばかりではありません。
クリストファー・ノーランが『ダークナイト』でやったことというのは
「バットマン」というブランドで資金を集め
中身は自分たちがやりたいようにやらせてもらう、とゆーことなのだと。
確かに、結果的に当たったからいいようなものの
あの内容の暗さっていったら尋常じゃない訳で。
『ウォンテッド』にベクマンベトフが起用されたのも同じこと。
一見、守りに入った企画のように見えて
映画の中身に関しては、むしろ先鋭化している。(とゆーか暴走している)

金も才能もアメコミに集中するという現状…だからこそ

今のハリウッドで最も見るべきは

アメコミ映画なのであります!(言い切り)


んでまぁ、本題の『アイアンマン』なんですが
監督のジョン・ファブローって誰ですかこれ?
ああ、『ザスーラ』撮った人。なるほどなるほど。
あれ、妙にオタク臭のする映画でしたもんね。
(私含め、隠れファン多し)

今にも「蒸着!」って叫び出しそうなアイアンマンのルックスに
本編を見る前は「特撮ヒーローマニアが喜びそう」と思ってたんですが
この映画を真芯で捕らえる客層は

ずばりメカフェチ。

とにかくメカメカメカ!メカが凄いの!
男の子にしては乗り物とかにあんまり反応しないタイプの私ではありますが
もー最初から最後まで、脳内メカ性器が勃起しまくり。

メカフェチ君たちのザーメンで

ぬるぬるになったシネコンの床

が目に浮かぶようであります。


しかし、ただのメカ好き君用のズリネタ映画かと申しますと
そうは問屋が卸しません。

キャストがまた最高なんですぉ!

まずは「ジャンキー人生から奇跡の復活」を遂げた
ロバート・ダウニー・ジュニア。
巨大兵器企業の二代目、天才にして遊び人…ってこの役
めっちゃめちゃハマってんですよぉぉ。

ダウナーなダウニーがアッパーに!
(アッパー系の薬やってるって意味じゃないですよ)

ニコラス・ケイジが『ザ・ロック』で中年大ブレイクしたときみたいな現象が
今回、再び起こる可能性も大かと。

加えてヒロインのグウィネス・パルトローがまた非常に良い。
この人がこんなに魅力的に見えたことがかつてあったでしょうか。

シシー・スペイセク化症候群

という難病を患う彼女。
この映画が人生で最後の輝きとなるかもしれません。

テレンス・ハワードの気のいい軍人ぶりもかわいいですし
悪役のジェフ・ブリッジスのスキンヘッドも実に渋く
役者陣の充実には目を見張るものがあります。


実はこの日の試写には漫画家の蛭子能収氏がいらっしゃってまして
終映後、連れションしたんですが
その際『ダークナイト』の話になりまして。
氏曰く「アレ、話がめちゃめちゃ難しかったよぉ~
俺、最後までバットマンが何と戦ってんのかわかんなかったもん」と。
まぁ、それはいくらなんでも…とゆー感じなんですが
そんな蛭子氏でも『アイアンマン』のお話は
「すごーくわかりやすかった」とのこと。

「シンプルかつ面白い」これが一番!


今のハリウッド以外では絶対に作れない映画、『アイアンマン』。
渾身の力でオススメいたします!





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↓2日連続、新妻お呼ばれカレーだ!


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by taku-nishikawa | 2008-08-24 16:12 | アメコミ地獄 | Comments(9)
『インクレディブル・ハルク』(2008・米)
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ここ20年くらいの間に、ずいぶんたくさんのアメコミが実写化されました。
この手の映画はついつい劇場へ見に行ってしまう私ではありますが
もともと、子供の頃からアメコミ自体は苦手でした。
私のアメコミに対する印象を一言で言うと、次のようになります。

アメリカ人て、ほんと頭悪っ!

いい大人が全身タイツ着て空飛んだりすんの見て、何が楽しいのか。
繊細な神経を持つ日本人には耐え難いボンクラセンスです。
今でこそブライアン・シンガーの『X-MEN』、『スーパーマン・リターンズ』
クリストファー・ノーランの『バットマン・ビギンズ』『ダークナイト』といった
大人向けのシリアス&クールなアメコミ映画が作られるようになりましたが

もともとこのジャンルはバカの宝庫。

そんな数多くの低脳アメコミ作品群の中でも
かなりの上位に位置するのが、この「超人ハルク」であります。
だって、緑色の巨人が「フンガー」言いながら大暴れするだけの話ですよ?。
まともな人間なら目を伏せて足早に通り過ぎたいところですが
この作品にだけ特に反応してしまう人種というのがいるんですね。
それは…

ガリ勉やせっぽち系の人たち。

“筋肉願望”は往々にしてコンプレックスの裏返しで
三島由紀夫の例を出すまでもなく、こういう人ほど強靭な肉体に憧れる。
前作『ハルク』を監督したアン・リーも間違いなくその1人で
おっさん自らモーション・キャプチャーをつけて大ハッスルし
撮影現場を失笑の渦に巻き込んだという
痛々しくも微笑ましいエピソードが伝えられています。

今回の『インクレディブル』も、キャスティング見ただけで一笑い。
エドワード・ノートンにティム・ロス?
痩せの小男2人の肉弾戦…もしCGがなかったら

ほとんど障害者プロレスでしょ。
(すいませんすいません許してください)


さてさて映画自体の出来ですが
ノートン自ら口を出したという脚本もさほどのキレはなく
『トランスポーター』『ダニー・ザ・ドッグ』のフランス人監督
ルイ・レテリエの演出にも特に新味は見当たらず
全体的になんかもっさりした感じ。

しかしこの映画、いくつか気の利いたアイデアが盛り込まれています。
そのひとつが、オープニングの舞台にリオのファベーラを選んだこと。
世紀の傑作『シティ・オブ・ゴッド』でも描かれた
丘(モーホ)全体をびっしりと覆うスラム街の風景は
ハリウッド映画で見るとまた新鮮で、南米好きとしては嬉しいところ。
そして、このロケーションにはもうひとつ必然性が。

ヒクソン・グレイシー、映画デビュー!
(たぶん)

ワンシーンだけの出演ですが、面構えと存在感がさすがにハンパなく
『バットマン・ビギンズ』の渡辺謙なんかよりは遥かに印象に残ります。
個人的にはこれを機に、アクション映画の常連になってほしい。

肝心のCGハルクのアクションシーンですが
リアルなものを目指したらしい監督の意図とは裏腹に
かなり漫画チックな仕上がりだと思いました。
だって、ハルクが必殺技の名前叫ぶんですよ?

「ハルク・スマッシュ!」

…って突然言われても、ねぇ。
“超音波砲”のデザインとかが妙に東宝特撮チックだったりするところも
楽しいっちゃ楽しい。
ラストの“ハルクVSアボミネーション”なんか

ノリは完全に『サンダ対ガイラ』です。

キャストはなかなか見てて面白いメンツが揃っていて
こちらの面では退屈させません。
ポイントはやはり、ヒロインのリブ・タイラー。
この人独特の

体全体から立ち昇るドン臭さ

が、映画に奇妙なグルーブ感を与えています。
全然似合ってない黒ぶちメガネで「博士です」って…可愛いじゃんかよ!
去年の『再会の街で』の精神科医役もなかなか良かったので
この人はこれからまた映画出演が増えるかもしれませんね。
(決して主役はやらせない方がいいと思いますが)
あと、Mr.ブルー役のティム・ブレイク・ネルソンもいい味出してます。


特筆すべきものは何もない映画ですが
私はわりと好きでした。

微妙にオススメです!






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エドワード・ノートンのおじいちゃんて
↓ショッピングモール発明した人らしいですよ。


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by taku-nishikawa | 2008-08-10 23:57 | アメコミ地獄 | Comments(6)
『ダークナイト』(2008・米)
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さてさてさて。
いよいよ今週末まで公開が迫って参りました『ダークナイト』。
みなさんいろんなところで
やれ「ヒース・レジャーの最後の演技が凄い」とか
やれ「まるで遺作になることを知っていたような迫真の」等
判で押したような評を目にされていることと思います。
まーアレですよ。
個性派で売ってる(けど売れてない)私としましては
そんな、ファッキン世間様と横並びの記事が書けるわけないじゃ…
ないじゃ…ない…ない…

ある!

とゆーわけでして今日のレビュー
ヒース・レジャーを力の限り褒める内容になっております。


…と、こんな前置きをしといてなんですが
実は私、映画を見るまで

ヒースが出てるのを知りませんでした。

今「よくそんなんで映画ライター名乗ってんね」と思った人…
ちょっと待ってください。

予備知識 百害あって 一理なし

と古今和歌集にも詠まれているじゃないですか!(いやそれ俳句だし)

マスコミ試写に行くと、映画が始まるまでの待ち時間の間
たいていの人が映画会社からもらったプレスを読んでるんですが
私にはあの気持ちがビタ一文わかりません。

もうすぐさ 映画見んのに プレス読む
その一夜漬けに 意味はあんのか?


と新古今和歌集に詠まれている通りなのです。

なぬ?古典の授業はいつも寝てたからよくわからない?
…そんな気の毒なあなたのために、これから私が

予備知識ゼロの素晴らしさ

を証明してさしあげたいと思います。
はい、ためしてガッテン!


映画の冒頭、いきなり今回の悪役、ジョーカー登場。
ジョーカーっていったらあーた、ティム・バートン版の1作目で
ジャック・ニコルソンが演じたハマり役。
狂った演技(たぶん地なんでしょうが)という同じ土俵で
しかもまったく同じ役でこの人と勝負するなんて
分が悪いどころの話じゃない訳ですよ。

それがそれがそれが

今回のジョーカー、ほんと怖いの!

もちろん映画全体のトーンが正反対なんで
ニコルソンと単純に比べるわけにはいきませんが
まったく負けてないどころか
前のジョーカーの印象が薄くなるくらいの迫力なんです。
私の胸中には当然の疑問が浮かびました。

コレ、誰なんだYO?

その後もこのジョーカーが映画全体を完全にジャック。
例えるなら『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップ状態です。
しかし、どうしても誰がジョーカーをやっているのかわからない。
イライラしたり演技に感動したりで忙しい中、映画が終わり

エンドロール見て鳥肌。

とゆー訳なんでございます。


ま、こんな言い方もなんですが

死んだ人ってのは褒めやすい。

ましてやヒース・レジャーは訃報からまだ間もありませんし、死んだ歳も歳。
どうしても特別な目で見てしまう。
「いい演技だな」と感じても
その特別な状況のせいで、色眼鏡をかけちゃってたんじゃないかと
自分を疑うはめになったり(私は結構こういうのが多い)。
しかし今回の私の場合は完全な

予備知識ゼロの覆面デート

だったため、100%の自信を持ってこう叫べちゃいます。


なぜ死んだヒース!


私はこの俳優さん、好きでしたよ。
そのうち追悼記事でも書いちゃおうかしらん。



最後に映画全体の出来についてちょいと。
私はもともとこのクリストファー・ノーランて監督が嫌いなんですが
そこを差し引いたとしても
世間で言われているほどよくできた映画ではないと思いました。
2時間半の中に映画3本分くらいのプロットを詰め込んでるんで
多少バタバタするのは仕方ないのかもしれませんが
エピソードごとのぶつぎり感が強くて、うまく感情移入していけない。
(『スパイダーマン3』のサム・ライミはここらへん実にうまくやってました)
致命的なのは、圧倒的なジョーカーに比べて
もう1人の悪役トゥー・フェイスの存在感が極端に薄いこと。
なんだかなーという感じでした。
まぁ私が何を言おうが、みんな見に行くんでしょうけどね!


追記:文中に遺作遺作と書きましたが、実際にヒースが亡くなったのは、この次の作品『パルナッサス博士の想像力』の撮影中。完成が危ぶまれていたのですが、監督のテリー・ギリアムが先ごろ「ヒースの登場場面はそのまま残し、足りない部分は代役を立てて完成させる」と発表。代役にはジョニー・デップが立候補しているとか。とゆー訳で我々、ヒースの演技をもう1本見れることになりましたとさ。なむなむ!






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↓エアコンの水漏れがひどすぎる。


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by taku-nishikawa | 2008-08-06 10:26 | アメコミ地獄 | Comments(11)
『ウォンテッド』(2008・米/露)
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世紀の傑作『デイ・ウォッチ』が日本ではすっかりシカトされた感のある

ロシアの暴れ馬

ティムール・ベクマンベトフ
(やっと名前言えるようになった)

記念すべきハリウッド進出第一作
『ウォンテッド』(9月20日公開)見てまいりました。


会社デハ上司ノデブ女ニイビラレ
同棲中ノ彼女ハ親友ト浮気シマクリ
タダタダ怖クテ何モ言エズ
イツモシズカニワラッテイル
サウイウモノニワタシハナリタイ
…訳がないでしょうが。

まぁそんな「雨にも負ける、風にも負ける」体質の男が
我ら主人公、ジェームズ・マカヴォイ君なのであります。
今日も今日とて行きつけの薬局で
持病のパニック障害の薬を求めようとレジに並びます。
そのとき、ふと視線を感じて横を向きますと

“顔が性器”でおなじみの

アンジェリーナ姐さんが立っている。

…想像してみて下さい。
近所のローソンで立ち読みをしているあなた。
「ヤンサンが休刊とは世も末だな…」
とかぶつぶつ言ってるあなたの横に人の気配。
振り向くとあら、アンジェリーナ・ジョリー。
じょり〜っとあなたの顔を見つめている。
さあ、あなたならどうします?

とりあえず謝る。

そうでしょうそうでしょう!
体内に童貞スピリットが僅かでも残っている者が
アンジェリーナ姐さんに見つめられたなら
ライオンに睨まれたバンビのように
理由もないのに反射的に謝ってしまうでしょう。

それでこそ男だ!ビバ!


そんな愛らしいマカヴォイ君
あれよあれよと言う間に銃撃戦に巻き込まれ
謎の暗殺集団に強制的に仲間入り。
「お前の父親は最強のアサシンだった」とか言われて
厳しい暗殺修行の日々が幕を開けます。

ジョリー先生のマンツーマン授業は
戸塚ヨットスクールもびっくりのスパルタ式。
殴る、蹴る、斬る、刺す、ロウで責めると

女王様ご満悦・5万円スペシャルコース

もさもあらんという充実ぶり。
姐さんのシゴきを受けるマカヴォイ君の恍惚の表情に
観客のその道の者数名が思わず

俺(の)もシゴいて下さい!

と立ち上がって叫んだとか叫ばないとか。


さてさて、この映画のガンアクションの売りであります
予告でもおなじみ、「弾道曲げ」。
私、素晴らしいキャッチコピーを思いついてしまいました。
名付けて…

「右曲がりの弾道(ダンディー)」

マジな話、使えるでしょこれは…。
東宝東和さん、金くれ金!


やたらと意味ありげなモーガン・フリーマンを始め
(顔のシミひとつひとつにまで意味がありそう)
『ウォッチ』シリーズでおなじみのコンスタンチン・ハベンスキー
敵役には『シンドラーのリスト』のトーマス・クレッチマン
宇宙一かっこいい老人、テレンス・スタンプまで登場と
その他のキャストも充実。

ストーリーは終盤のツイストが効きすぎて
あさっての方角へ飛んでいってしまった感もありますが
この監督の売りは

圧倒的な馬力と歪んだユーモア。

CGシーンは相変わらずめちゃめちゃ多いんですが
しっかり腰を入れたスイングをしているので
決して薄っぺらくなることがありません。
前2作で多用していた「字幕遊び」まで登場し
アノ手コノ手で笑かしてくれます。
特に冒頭15分の破壊力は抜群で
『デイ・ウォッチ』終盤の異常なまでのテンションを
そのまま持ち込んだような暴走ぶり。
この時点で観客は5回はのけぞり
10回は爆笑していることでありましょう。

ハリウッドの大資本に

スポイルされるどころか

ますます加速するベクマンベトフ節。

いよいよ『ダスク・ウォッチ』が楽しみになってきました。
早く作ってー!




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↓圏外です。当たり前です。自業自得です。


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by taku-nishikawa | 2008-07-13 20:14 | アメコミ地獄 | Comments(8)
『ファンタスティック・フォー 銀河の危機』(2007・米)
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まぁ見に行くこっちが悪いんですが

どーでもいい映画の

どーでもいい続編です。

今回も性懲りもなく地球に危機が訪れ
びっくり人間4人組が大活躍。

1作目の段階ですでに明らかだったんですが

このキャストの地味さは一体?

ジェシカ・アルバ以外はほんとに冴えないメンツが並んでいます。
同じキャストで続編が作られたところを見ると
それなりの支持を得たんでしょうね。
私は原作はまったく知らないので何とも言えませんが
元のキャラクターを重視したキャスティングなのかもしれません。

件のシルバー・サーファーですが

全身に銀粉塗りたくったマッチョマン

という工夫のないルックスなので
こちらもパッとしません。
(金粉ショーを見るたびにたこ八郎を思い出してしまう私。
 皮膚呼吸できなくてフラフラする姿が愛らしかった・・・)

あと今回初登場の
“空飛ぶバスタブ”ことファンタスティック・カー。

これが猛烈にかっこ悪い。

分離・合体という明らかに無駄な機能もついてますが
登場から3分足らずで墜落・大破という
無残な顔見世興行に終わっております。

唯一の救いのジェシカ・アルバも・・・うーん・・・。
今回、彼女がゴム人間と結婚するんですが
見せ場のはずのウェディング・ドレス姿がどーもイマイチ。
ブロンドの髪自体、あんまり似合わないと思うんですが
髪まとめてアップにすると、モロにテレビ女優顔になるんですよね。
お決まりのお色気シーンも相変わらず露出度控えめだし。
あんなのじゃ中学生でも勃たたねぇよ!


とゆーわけで

毒にも薬にもならない映画が

この世にまたひとつ生まれました。





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by taku-nishikawa | 2007-10-03 23:59 | アメコミ地獄 | Comments(5)
『スパイダーマン3』(2007・米)
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先週新宿TSUTAYAで借りたDVDを延滞していて
今日返しに行かなきゃ延滞金2000円超えちゃうなーと
夜、しのつく雨の中家を出て、新宿へ。
せっかく出てきたのにそのまま帰るのも癪なので
バルト9で夜12時からの回を鑑賞。
映画が終わって、東口のマックで始発待ち。
今、疲れきった汚いオッサンたちに囲まれながら
ノートPCでこの文章を書いております。


で、『スパイダーマン3』。

なんだよー

おもしろいじゃーん・・・

いや、手前勝手に今回は期待薄かなと踏んでたんです。
3部作の3作目ってたいていまとめに入って面白くないし。
新キャラ、冴えないおっさんだし。

今回は悪役が3人も出てくる上に
ピーターとMJとハリーの三角関係が入り乱れ
並の監督が撮ったらごちゃごちゃになりそうな構成なのに
見てて何の抵抗もなく、すんなり頭に入ってきます。
交通整理がうまいってだけじゃなく、きっちり感情移入させてくれるし。

サム・ライミ冴え冴えじゃないですか。

「1」と「2」を見たのはずいぶん前なのに
復習なしで「3」を見てもちっとも困らない。
ブラッカイマーとヴァービンスキーは
サム・ライミの爪の垢を煎じて飲んでほしいですね。


しかし、平成のクモ男もこれで一応の終幕ですか。

『スーパーマン』『バットマン』『X-MEN』『ファンタスティック・フォー』
『ゴーストライダー』『デアデビル』『ブレイド』『スポーン』・・・


今までアメコミスーパーヒーローものが映画化されるたびに
とりあえず劇場へ足を運んできた私。
基本的にアメコミは苦手なのに、なんででしょうね。
体の中の何かが

ぴっちりタイツに反応

するんですかね。

こうして並べてみると改めて感じますが
今回の『スパイダーマン』3部作はやはり特別だったな、と。
何がどう特別かと言いますと

コレ見ると泣くんです、私。

1作目はじんわり涙目、って程度だったんですが
2作目は涙腺がぶっ壊れまして、劇場を出るときシャツが濡れてました。
で、3作目もね、やっぱり泣いちゃったんですよ。


にしかわの琴線に触れるのはどーゆー部分かって言いますと
主要登場人物がとにかくみんな素朴で、頭が悪く
何かと道を踏み外しやすいが、その歪み方自体がまっすぐってゆーか
アホな中学生みたいなグレ方をするところ。

なんかねぇ、出てくる人全員

やたらと傷つきやすいんです。


主人公ピーター
オタク。調子に乗りやすく、落ち込みやすい。
童貞であろうがなかろうが童貞臭が漂う。

ヒロインMJ
身の程をわきまえず女優を夢見るブス。案の定「3」では挫折。

親友ハリー
直情型のボンボン。バカだがいい奴。
素直なだけに、一度屈折すると手に負えない。



アクションに関してはもう

モロCGでございます~

ってな感じで私は最後まであんまり乗れませんでしたが
それを補ってあまりあるかわいいバカっぷりでしたね、こいつら3人。



さて、そろそろ中央線の始発が動きますので
帰るといたしましょうか。
どーでもいいですけど隣で寝てるオッサン
よだれの量がハンパないです。
何か変な病気じゃないでしょうね。

エボラ!エボラ〜!





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by taku-nishikawa | 2007-05-31 17:44 | アメコミ地獄 | Comments(5)
『X-MEN3 ファイナルディシジョン』(2006・米)
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珍しく朝ちゃんと起きて
日中はそこそこ真面目に仕事をこなし
日が暮れたら近所のシネコンに出かけ
ガラガラの客席の片隅で、夕飯のビッグマックを頬張る。
ああ、私の小さな幸せ。
これ以上を望んだら罰が当たるのは知っているけれども
もし、隣の席に

コンビニ店員××さんが居てくれたら。

そんな孤独な中年漫画家の夢を飲み込こみながら
今夜も映画館の暗闇の中、人生のレイトショーが始まる・・・


こんにちは。

ポエムな37歳にしかわです。

待ちに待ったX-MEN最終章、見てまいりました。
アメリカでの大ヒットぶりに比べ
日本ではイマイチブレイクしきれないこのシリーズ。
「だってアメコミ苦手なんだもん・・・」というそこのアナタ
今日は僭越ながら私・不肖にしかわが
このX-MEN三部作の楽しみ方を指南して差し上げます。
題して

X-MENを100倍楽しく見る方法。


近未来、突然変異で生まれた特殊な能力を持ったミュータントたちが
正義と悪の勢力に分かれ、熾烈なバトルを繰り広げる・・・
というのがX-MENのおおまかな物語なのですが
注目すべきは、その2大勢力のリーダーです。
正義側のプロフェッサーXと、悪側のマグニートー。
この2人は旧知の間柄で、もともとは仲間同士だったのが
途中でタカ派とハト派に分裂し、対立するようになったんですね。
要するに、世界中を巻き込んだこの大抗争の根本原因は

この2人の痴話ゲンカなのです。

しかし、愛のないところに憎しみは生まれない。
・・・もうみなさんお気付きですね。
そう、この2人の老人の間には

濃厚なゲイの香りが漂っております。

しかも、マグニートーを演ずるサー・イアン・マッケランはモノホンのゲイ。
リアリティの方も申し分なし。

どーです。
一見、子供だましのヒーロー漫画のようだったこの映画が

『ブロークバック・マウンテン』ばりの

愛と憎しみの大河ドラマ

に見えてくるじゃあーりませんか。

2作目に関しては、取り巻きの若者たちにスポットが当たるストーリーで
この点、私は大いに不満が残ったのですが
この最新作は、老人2人がほっぺの肉を震わせて大活躍。

全国6千万のジジィマニアにおいては

お腹いっぱい食べても

まだお釣りが来る内容

になっております。

老いた恋人たちが死力を尽くして踊る
愛と憎しみのラストダンス。
さぁ、あなたもこの感動を劇場で体験しましょう!




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by taku-nishikawa | 2006-09-13 14:35 | アメコミ地獄 | Comments(5)
『スーパーマン・リターンズ』(2006・米)
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期待せずに読み始めた『アトランティスのこころ』に図らずも夢中になってしまい
更新をさぼっておりましたにしかわです。
『It』あたりと同じく、『スタンド・バイ・ミー』の変奏みたいな小説ですが
キングのこのパターンに滅法弱い私。
映画の方も今まで敬遠してたんですが、見てみようと思います。


さて初日に行って参りましたよスーパーマン。

映画の最初の見せ場
スーパーマンが墜落しかけたジャンポジェット抱えて
試合中の野球場に降り立つシーンで
どんなに鈍い観客でも、ある事実に無理やり気付かされます。

これはアメリカについての物語である

ということに。

私は昔から、奴のあのアホらしい格好が許せませんでした。
どぎつい原色(星条旗とほぼ同じ組み合わせ!)の全身タイツを身に纏った
笑顔のまぶしいマッチョなナイス・ガイ。
(携帯全盛のこのご時世、今回は電話ボックスでの着替えシーンは出てきません)

まさに

アメリカ的悪趣味の権化。


この服装倒錯気味の男が、アメリカという国が演じたくてたまらない

世界の警察官

という役割を地でいってみせます。

アメリカが、何度痛い目にあっても
いまだによその国にちょっかいを出さずにはいられないのは何故なのでしょう。
マイケル・ムーアが言うように
そこには膨大な石油利権や軍需産業の思惑といった
どす黒いものが渦巻いているのは当然ですが
そういう現実的な理由を根っこのところで支えているのは
この国が持つ、どうしようもなく夢見がちな体質のような気がしてなりません。
すなわち

正義のヒーローがどこからかやってきて

すべてを解決してくれる、という夢。


“正義のアメリカ”の手が血にまみれていることは
今さら私などが指摘するまでもないことですが
スーパーマンはこれを
一滴の血も流さず、一人の犠牲者も出さずにやってのけます。
なぜならこれは映画という

夢を現実にするメディア

だから。

この映画は、現代のアメリカが抱えているジレンマを
見事なまでに解消してみせます。
(そういう意味では、図らずも同時期に公開されている
 『ユナイテッド93』と合わせて見てみると面白いかもしれません)


残る問題は、日本人である私から見て
この映画がどう映ったか、というところなんですけれども
これが

めちゃめちゃ面白いんですよ。

私が見終わってまず感じたのは
『オズの魔法使い』や『風とともに去りぬ』といった
往年のハリウッド映画を見たときに感じたような
おおらかで、ロマンチックな映画らしさ。
(「面白いけど何かひっかかる」という『M:I:3』の印象と真逆のベクトル)

ハリウッドが、さんざん批判を受けつつも
いまだに世界の映画の中心地であり続けているのは
前述した「夢見がちなアメリカ人」の体質が
映画というジャンルと深く深く結びついているからのような気がします。


それにしても今年の夏は大作に当たりが多いですね・・・
私の評価は
スーパーマン>M:I:3>カリビアン
です。
X-MENはどこに食い込むかなー。





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by taku-nishikawa | 2006-08-20 21:52 | アメコミ地獄 | Comments(25)
『ファンタスティック・フォー』(2005年・アメリカ)
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アメちゃんたちは、ほんとにアメコミの実写化が大好きですね。
電車の中でジャンプ読んでる日本のサラリーマンのことを
馬鹿にしてたじゃないですか、奴ら。
大人になりたくないのは、お前らの方じゃないのか?

この胸毛の生えたピーターパンめらが!

とアメリカに対しひとしきり毒づいたところで
この映画のポイントをズバリ言うわよ。

ジェシカ・アルバの資本主義バディ。

・・・どーゆーことかと言いますとですね
この人のルックスって
どこを切り取っても金の匂いがプンプンするんです。
いや、整形って意味じゃありません(やってるかもしれませんが)。
体のパーツのひとつひとつが、コマーシャルに出てくる
ぴかぴかつるつるてかてかの見本商品みたいに見えるんです。
「美しい」という形容より先に
「商品価値が高い」って言葉が出てくる感じなんですね。

ものは試し、ジェシカ嬢ちゃんのバディを

パーツ別に値段に換算してみましょう。

透明感のあるブロンド       50万ドル
絵に描いたようなふくらはぎ    100万ドル
完璧すぎる腰のくびれ       200万ドル
黄金律を応用した胸の谷間     300万ドル
バスルームに落ちていた体毛    プライスレス


えーと、映画自体の出来ですが
案の定どーでもいい感じです。
映画全体が醸し出す質感も、ジェシカ嬢ちゃんと一緒で
プラスティックのおもちゃみたい。
シネコンで見るために生まれたような映画ですね。
シネコン自体がチープなおもちゃ箱みたいな場所なので、ぴったりです。


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by taku-nishikawa | 2006-03-15 20:41 | アメコミ地獄 | Comments(6)
『バットマン・ビギンズ』(2005年・アメリカ)
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孤独な変態億万長者の悲哀を綴った
このバットマンシリーズですけれども
今回のテーマは

「私はいかにして

コスプレにハマったか?」

これを緻密な構成でご丁寧にに2時間20分も語るんですな・・・。
映像も良いし、確かに良くできてはいるんですけど
1作目『バットマン』が
ティム・バートン作品のベストだと思っている私としては
この真面目さ、ちょっとなじめないものがありました。
ま、単純に

マイケル・キートンの変態顔が好き

なだけかもしれませんけれども。

さて、謙さん。
大した見せ場もなく

一瞬で他界

いくらなんでもこの役のオファーは断るべきだったんでは?

それにしてもこのキャスト、すごいですね・・・。
マイケル・ケインにリーアム・ニーソン
モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマン
果てはルトガー・ハウアーまで。
明らかに出しすぎです。

しかもおっさんばっかり・・・

監督のクリストファー・ノーランはオジ専のゲイと見た。


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by taku-nishikawa | 2005-12-03 14:57 | アメコミ地獄 | Comments(6)
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