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漫画家Nのイラストと文章で綴る映画な日々

にしかわたく (漫画家)

マンガ家・イラストレーター。生まれて初めて劇場で見た映画は『グリズリー』と『テンタクルズ』の二本立て。
現実逃避のスピードを極限まで加速すればいつか現実を追い越せると信じ、今日もロスト・ハイウェイをひた走る36歳、デブ専。
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カテゴリ:超大作地獄( 9 )
『レッド・クリフ PART1』(2008・米/中/日/台湾/韓国)
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ジョン・ウーと言えば、もうアレに決まってますよね、みなさん。

白いワニ。

あ…これは江口寿志と。
まぁまぁまぁ、そんなに怒らなくってもいいじゃないですか。
「白いハト」でしょ。
わかってますってば…冗談のわからない人だなぁ。
こんなミクロなことでキレてたら

阪神ファンなんかやってられませんよ!


さてさて、『三国志』の中でも1,2を争う有名エピソード「赤壁の戦い」を
「長年の夢」と語るジョン・ウーさんが満を持して映画化しましたのが
この『レッド・クリフ』。

予告編の段階ですでにハトが映ってて笑ったんですが 
実を言いますと今回…

いつもより多めに

ハトが飛んでおりまーす!

はい、こんだけ働いてギャラ同じ。(染太郎フォーエバー)


用意していたギャグも披露できましたし
もうここで死んだって思い残すことは何もありません。

……………

どーも死ぬ気配がないようなので(ちぇっ)続きを書きます。

私、以前に『三国志』がらみの仕事をやったことがありまして
そのときに吉川英二の文庫版をひととおり斜め読みしたんですが

斜めに読んだから全然意味がわからない。

…もーね、ほんとに興味が持てないんですよ、こーゆーの。
もともと歴史があんまり好きじゃないってのもあるんですが
戦国武将とか国盗り物語とかって類のものに
どうやってコミットしていいのかまったくわかんないんですね。
よく『プレジデント』とかのビジネスマン向け雑誌に
“これからは信長的ビジネスモデル”みたいな見出しあるじゃないですか。
あーゆーの見るたびに、ちっちゃくですが舌打ちしてます。すいません。

三国志ってマニアとそうじゃない人の落差が死ぬほど激しい世界ですけど
そんな訳で今回の私は「素人側」ということでひとつ。
で、まずはその素人目で見た各キャラクターの印象をば。

曹操は永井豪タッチのギラギラした男を想像してたんですが

「年取って世知辛くなった城島リーダー」

ってルックスの、色ボケジジイ。
劉備はってーと、目のキラキラした美男子のイメージだったんですが

「定年後、趣味はカルチャーセンター通い」

みたいな、ほんとーにひたすらただのオッサン。
関羽と張飛はまぁ、イメージ通り。可もなく不可もなし。
中村獅童は元海賊の甘興。
これはたたき上げの鬼軍曹って感じで
なかなか見せ場も多く、得な役もらったなーと。

で、残るは主役の2人…孔明と周瑜。

これがかなりいい線行ってます。

孔明の「頭は切れるけど、どこか青さが残ってる」感じを
金城武がやるとなかなか魅力&説得力ありますし
逆に周瑜は「裏も表も知り尽くした円熟期」って感じで
脂の乗り切ったトニー・レオンがまさに適役。
この2人の顔見てるだけでわくわくします。

話の展開は、おもっくそスローテンポ。

孔明と周瑜の琴バトル

なんかにめちゃめちゃ時間かけている。『クロスロード』か!
実はこれがなかなか熱くて
チョーキングとかハーモニクスとかチョッパーとか、技の嵐。
「琴ってこんな音出んの?」って感じで弦楽器好きは必見。

トニー様のベッドシーン

も実にしつこく、女性ファン大喜び間違いなし。
(今回は叩いたり縛ったり変わった体位はありません)

その上ジョン・ウー印のスローモーションがやたらと多い訳で
こんなにゆったりした語り口で、ちゃんと話終わんの?
と心配しながら見ておりましたら…

全然終わんないでやんの!

「さーこれから赤壁だ」ってとこで第一部終了。
そりゃ時間がいっぱいある訳ですよ。
「赤壁の戦い」が始まるまでの部分に、2時間半かけてるんですから。

実はこの映画、タイトルに「PART1」ってついたのは最近の話。
最初の頃はただの『レッド・クリフ』で宣伝されてて
私はてっきり1作でちゃんと終わるもんだとばかり…。

いや、ダラダラしたテンポ感は悪くないんですよ。
歴史ものであんまり展開が早すぎるのって、何か興ざめでしょ。
ジョン・ウーって監督の才能は
とにもかくにも「絵」で魅せることだと思うんですが
題材が歴史ものってことで

絵巻物見てる感じが、なかな心地良い。

ゆったりした語り口が、この監督の資質に合ってんじゃないすかね。
ジョン・ウーがハリウッドに渡ってからした仕事の中では
一番まともな映画になってる気がします。

…でも、だからって2本に分けちゃうのはねぇ。

続き、すぐ見たいですよやっぱ。

5時間で3000円、みたいな公開の仕方は無理なんでしょうか。
前半と後半の間に30分休憩入れて。
休憩時間に喫茶店に入ったカップルが
「続き、どうなるんだろうね?」なんて予想しあってる光景とか想像すると
何か楽しそうじゃないすか。


…感想の方もダラダラ長くなってしまいましたが
主役の2人がとにかくキラキラしてて
金かけまくった映像も、見どころたっぷり。

全後半合わせてなら

オススメですぅ~。






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↓タダ酒うまい。


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by taku-nishikawa | 2008-10-20 02:25 | 超大作地獄 | Comments(7)
『ノストラダムスの大予言』(1974・東宝)
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西山家に古くから伝わる、ノストラダムスの予言書。
江戸末期には黒船襲来を言い当て
太平洋戦争下では原爆投下と日本の敗戦を予言。
現代の家長は科学者で
環境破壊による異常気象、公害や食物汚染による突然変異
そして全世界を巻き込む最終戦争の危険を
ノストラダムスの言葉を引きながら、警告していた。
果たして1999年、恐怖の大王は降ってくるのか…?


奇形児やミュータントのエクストリーム描写のため
ソフト化不可能とされている

いわゆる“幻の映画”。

大槻ケンヂを始め、リアルタイムで劇場へ行った多くの人たちに
根深いトラウマを残したことでも知られています。


五島勉の原作本が大ヒットした1973年、私は4歳。
大人たちがやたらと騒いでたのを、ぼんやりと覚えています。
当時は水俣病とかイタイイタイ病とか足尾鉱毒事件とかサリドマイド児とか
公害の脅威を日本人が極めてリアルに意識せざるを得なかった時代で
『ゴジラ対へドラ』(1971・東宝)なんて、子供向けの娯楽映画にまで
そういった危機意識が如実に反映されており
『漂流教室』(連載開始は1972年)のディストピア的な未来観なんかも
時代的にかなり説得力があったのだと思います。
とはいえ上記のように当時の私はまだまだ幼く
たまに光化学スモッグ警報が出たりしますと、授業が休みになる嬉しさも手伝って

光化学…超カッケー!

とのん気なことを思っていた訳で。


で、映画なんですけどね…いや、ごくごく軽い気持ちで見始めたんですよ。
「今日は真面目な映画見る元気ないから、バカ映画でひと笑いしとこーかー」
みたいなつもりでね。

それが…まったく笑えないのです。


環境ホルモンや電磁波等
人体への影響が危ぶまれる未知の要素が無数に伝えられる中
食物偽装、薬物混入といったニュースが頻発。
もはや何を食べ、どう生きていったらいいのか正解が見えない。

環境破壊は「自然を守ろう」なんて段階は遥か昔に通り越し
異常気象が我々が肌で感じるレベルまで降りてきて
今年の夏の“ゲリラ豪雨”くらいでは驚きもしなくなっている我々。

奇形児が生まれると、親には死産と伝え、赤ん坊は放置して死に至らせるという
背筋の寒くなる産婦人科医の話が映画には登場しますが
遺伝子異常を出産前に検知し、親が産む産まないの選択ができるようになった現代。
無論、「産まない」を選択する親が圧倒的大多数な訳で
見た目がソフィスティケイトされてる分、ある意味映画以上に恐ろしい現実。

加えて、金融恐慌の一歩手前まで来ている現在の経済状況。
私の友人が、知的障害者の職業支援所で働いているのですが
小泉政権化で施行された「障害者自立支援法」の影響で
現場はかなり悲惨なことになっているらしい。
ひとたび金がなくなれば最初に切り捨てられるのは常に弱者。

また「戦争は常に貧困から起こる」という真実は歴史が教えている通り。
世界連動型金融不況がこのまま悪化していけば
現在も各地で進行している地域紛争が
大国をも巻き込んでいく可能性は限りなく高い。


要するに何が言いたいかといいますと

今ほどこの映画が

不気味に感じられる時代はない。

時代が一回りして、30年前と同じ種類の不安感を
人間が抱えるようになったのではないかと。
しかもその30年間ぶん、科学や文化が進歩してこなければならなかったはずなのに
事態が改善するどころか、むしろ深刻化しているという閉塞感。

映画『20世紀少年』があそこまでつまらなかったのは
作品の出来のひどさということはもちろんありますが
オウムの事件の影響化で描かれた原作が
現代の日本人が抱えている不安感とズレていたというのが
根本的な原因ではないのかと。


ニューギニアの原住民がゾンビ化したり
妊娠した由美かおるが浜辺で黒沢年男とダンス踊ったりと
アホらしいシーンもいっぱいある『ノストラダムスの大予言』ですが
文明が完全に崩壊した、泥沼のような未来世界で

醜いミュータントの子供2人が

ミミズ(食物)を奪い合い争っている

というラストシーンに、寒気が止まりませんでした…。


いつも下ネタ尽くしの私にしては
確かに今日の記事はらしくない。

オイラだってうんこちんこ言ってたいよ!

この映画を「バカ映画」として笑える時代になってほしいものであります…。





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↓今こそ映画化すべきだ『漂流教室』。


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by taku-nishikawa | 2008-10-16 19:23 | 超大作地獄 | Comments(8)
『ナショナル・トレジャー2』(2007・米)
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なんでだろーぉなんでだろー

ハリウッドスターが歴史を勉強すると

モミアゲが跡形もなく消えてしまうのは

なーんーでーだーろー?
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はーいー
いつもいつでも最先端
シヅル感びんびんのエッヂな男・にしかわでございます。
今年の正月、テツ&トモはどのくらいテレビに登場したのでしょうか。



さてさてさて

直訳すると『国宝』

というとんでもなくダサいタイトルになりますこのシリーズ
実は私、かなりのお気に入りなのであります。
豪華なガラクタ映画がひしめきあう
ブラッカイマーのフィルモグラフィーの中では
最上級の部類に入るのではないかと思ってるんですが・・・


なぬー!?

小西克哉が”1ブラボー”だぁー?
(またもやわかんない人すいません)


・・・どーも世間の評判があまり芳しくない様子なので
今日は私・にしかわが
誰に頼まれた訳でもないですが
勝手にインチキ弁護士役をやってやろうかなぁと。




歴史のない国の歴史映画

と揶揄された1作目ですが
私は逆にそのスケールの小ささが好きでした。

ブロードウェイのはずれに手がかりがあったり
みんなが入れる図書館に秘密の隠し部屋があったりと
謎が日常性のすぐ裏に隠れてる感じが
今までの冒険映画・宝物探し映画に比べてとても新鮮。

これはごく個人的な印象ですが
東京の街をぶらぶら歩いてると
ちょくちょく江戸の名残みたいなのを見つけることがありまして
その感覚によく似てるんですよね。
東京を舞台にした近過去アドベンチャーとか
作れないもんかな、なんて考えたりもしました。


あともうひとつ好きなのは
極力、人間を殺さないところ。
「ディズニー映画だから」と言ってしまえばそれまでですが
1作目で、墜落死した部下を思いやるショーン・ビーンに
激しく共感したにしかわでした。
こんな優しい悪役、アクション映画で見たことないよ!

殺す必要性があるのに殺さないのは腹がたちますが
殺す必要性がないのに殺すのもどーかと思います。


監督は前作に引き続きジョン・タートルトゥーブ。
適度に謎解き要素は入れつつも
深く突っ込む隙は与えず(ボロが出るからね)
テンポで押し流す娯楽畑の職人芸。
さすが『クール・ランニング』を作った男です。

あんまり理詰めにされても私のぼんやり頭ではついていけないので

このくらいのぬるさが

ちょうどいい湯加減。




とゆーわけで2作目になります今回も

いかにもおめでたい正月映画

になっております。

きゃー楽しい!楽しい!
『アイ・アム・レジェンド』に行くぐらいだったら
こっちに2回行った方がいいよぉ!



・・・しかし、ニコラス・ケイジって
どんだけたくさん映画に出れば気が済むんでしょうか。

将来、人類が滅亡した後の地球に飛来した宇宙人が
20世紀から21世紀にかけての地球文明を研究するときに
かなり不審がると思うんですよ。

なんでこんな

顔の6割がおでこで

7割がほっぺたの変顔が

人気があったのか?・・・と。








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by taku-nishikawa | 2008-01-05 02:04 | 超大作地獄 | Comments(8)
『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』(2007・ソニーピクチャーズ)
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日本一多忙な監督・三池崇史が満を持して取り組んだ
時代劇&ウェスタンのミックスグリル。
「日本一多忙」とは「日本一仕事を断らない」って意味でもありまして
三池監督のキャリアはまさに玉石混交の何でもアリ。
そんな何でも屋の天才が
生まれて初めて自分の企画で映画を撮るっていうんです。
まぁパスって訳にはいかないですわな。


テンガロンハットにポンチョ
腰にはガンベルトというおなじみの格好の
クリント・イーストウッド・・・じゃなかった、伊藤英明が
山形ロケの寒々しい風景の中を放浪しています。
彼がたどり着いた場所は
隠された財宝をめぐって“源氏ギャング”と“平家ギャング”が対立する
ゴールドラッシュの村だった・・・。



『荒野の用心棒』『七人の侍』『平家物語』がごった煮になったような
めちゃくちゃな世界観に加え

セリフはなんと全編英語。

英語圏の人間が見てどう思うかはわかりませんが
日本人からすると、これがまぁ物凄い違和感なんですね。
同様の試みを行った『インプリント ぼっけえきょうてぇ』もそうでしたが
最初の1時間はこの気持ち悪さに適応するので精一杯でした。
この映画には役者が自分の英語の上に日本語をかぶせた
“変則吹替版”というものが存在するらしいです。
なんだってそんな回りくどいことを・・・いや、見てみたいですけど。


ほとんど存在感のない伊藤英明

のまわりを異常に豪華なキャストが囲んでいます。
伊勢谷友介、桃井かおり、佐藤浩市、堺雅之、木村佳乃、安藤政信、石橋貴明
小栗旬、石橋蓮司、松重豊、塩見三省、そしてSMAPのアノ人。
やはり気になるのは意外に大きな役で出てくる

オタクのタラ公

ですが、大したことないです。
特殊メイクしてうひうひ喜んでるただのバカです。

「栗山千秋の性奴隷の役なら
 またいつでも出演するぜ!」


って三池監督に言ってるそうです。バカです。

伊勢谷友介って役者は『キャシャーン』しか見たことなかったんですが
この映画では群を抜いたテンションの高さで
完全に主役を食いまくってました。
アクションは切れるし、英語もかなりいけるみたいなので
この勢いで行けばハリウッド進出も夢ではない。

あと木村佳乃のフェラチオが予想外にイケてます。


全体の感想としては

わりとフツー

って感じですかね・・・。
後半は結構楽しく見れはしたんですが。
アイデア自体は特に新しいわけじゃないですし
いつもの三池作品よりは演出も控えめで
オーソドックスな印象を受けました。

共同脚本にクレジットされているNAKA雅MURA
(『どろろ』をあんな風にしちゃった人)
の名前も気になるんですけど
『ぼっけぇ、きょうてぇ』も撮っている栗田豊道って人のカメラが
ちょっとスタイリッシュすぎて
いつもの三池映画のギラギラした感じが消えちゃってるのかなぁと。
この人、アルトマンの映画とか撮ってるらしい。
『殺し屋1』の山本英夫のカメラが私は好きなのです。

新しいことに挑戦する映画だからこそ
スタッフはいつもの三池組で見たかったなぁというのが
私の感想です。


9月15日公開。





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by taku-nishikawa | 2007-09-06 02:58 | 超大作地獄 | Comments(7)
『トランスフォーマー』(2007・米)
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今年の夏の風物詩、コンボイ祭。

世の童貞中学生や腐女子までもが続々と変形合体していく中
すっかり波に乗り遅れ、歯噛みしていた私。

その日(9月1日)は徹夜明けでふらふらしながら
猿島(横須賀沖に浮かぶ無人島)バーベキュー大会に参加。
気力も体力も使い果たして最悪のコンディションでしたが
いわゆる

お疲れ勃起。

私の下半身がむくむくとトランスフォームし始めたのでした。

これはもう、アッラーのお告げに違いないとゆーことで
脈打つ股間を押さえつつ、帰りの京急を品川で降り
東京で1,2を争ういけすかないシネコン
「品川プリンスシネマ」で件の映画を見ていくことにしたのでした。

しかし劇場まで着いてみると、恐るべき事実が判明。
吹替版は普通に上映しているのですが
字幕版は“プレミアムシアター”でしかやっていないのです。

入場料金:2500円也

映画の日だろうがなんだろうが

ビタ一文まけねぇよ糞中年

とこう来ました。

ここのところただでさえ出費がかさんでるのに
2500円は痛すぎます。
これは涙を飲んで吹替版で我慢するかと思った刹那
私の股間から
『ハエ男の恐怖』のラストシーンの渡辺徹のような
高周波のか細い声が・・・

ジマクガイイヨオトウチャン!

つーかオマエ自体が吹替だろうが!と突っ込みたいところでしたが
実の息子にそう言われては、もはや引き下がることはできません。
入場料金、ホットドッグ、コーラ、ポップコーン、パンフレット・・・

1本の映画に4000円の投資。

DVDが余裕で買える額です。
ハードルはこれ以上ないところまで上りました。


で、映画なんですけどね
ものすご~く意外なことに


面白かったです。


主役の・・・シャイア・ラブーフ君ですか?
彼の力押しの童貞演技が
低脳マイケル・ベイのガサツさと奇跡のマッチング。

初恋ロボット童貞コメディ

という前例のないジャンルですが
これは後世に残してもいい、なかなかの名作だと思いました。

世間の評判どおり
後半のCGオンパレードが始まると、ラブーフ君が奥に引っ込んじゃって
映画のテンションが下がってしまうところが残念といえば残念ですが

欠点のないマイケル・ベイなんて

マイケル・ベイじゃない!

とゆーことでワタシ的にはOKでございます。

ひとつだけ文句を言うとすれば
『キル・ビル』のパロディシーンのおかげで

バカ布袋にまた金が入るのがムカツク

ってとこですかね。


息子もすっかり映画を楽しんだようで
しなしなと元の幼稚園児サイズに戻りながら

朕ハマンゾクジャ!

“チン”ダケニ!

と申しておりました。
ギャグの切れの悪さは親譲りのようでございます・・・。




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by taku-nishikawa | 2007-09-03 11:28 | 超大作地獄 | Comments(4)
『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』(2007・米)
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だいたいやねー(竹村健一・古)
このシリーズったら最初から


金粉まぶしたウンコ


だったわけですよ!


お話も演出もグダグダなくせに
妙に理屈っぽい、というかネタが細かい。
よっぽど熱心なファン以外は
前作のディティールなんかすっかり忘れて劇場へ行くわけで
もー何がなんだかわかりません。
では前作を見直してから見に行けばいいと言われても

見直したくなるほど

面白い映画ではないんですな。

娯楽作なんだから楽しけりゃいいじゃん
と人は言いますが

素直に楽しませてくれない仕掛け

が念入りに組み込まれておるんです。

大仕掛けな遊園地の乗り物的アクションにも
キレ的なものは一切なく
ひたすら物量で勝負。
馬鹿に刃物を持たせてみたら

斬れない刀でメッタ斬り

結果

峰打ち100連発で撲殺。

これぞブラッカイマー節という
非効率的ワールドがそこに。


それでも前の2本がなんだかんだ言って見れたのは

ジョニー・デップの悪ノリが楽しい

というただ1点のみによってたわけで
言っちゃえば

マグレが2回続いてた。



で、この『ワールド・エンド』ですが
あろうことか

そのデップが主人公じゃない

のです!

オルランド・ブルームやキーラ・ナイトレイがいくら頑張ろうが
前2作の脚本がダメダメだったせいで
ほとんどキャラクターとして成立していず

ケンちゃんリカちゃん人形が

うつろな踊りを踊っている

ようにしか見えませぬ。


しかしこの3作目には、ひとつだけ楽しみが残ってます。

我らがヤク中番長

キース・リチャーズ御大が登場!

私が払った1800円の入場料のうち1500円くらいは
奴を見るためだったと言っても過言ではありません。

で、その出演シーンがどうだったかと言いますと・・・

前半が死ぬほどつまんなかったせいで

うとうとしてて見逃しちゃいました。


ドナドナド~ナ~ドォナ~
ドナドナドォナァド~



死のう・・・





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by taku-nishikawa | 2007-06-01 22:49 | 超大作地獄 | Comments(5)
『タイフーン』(2005年・韓国)
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今日、仕事の打ち合わせ帰りにパチンコやったんですが

エヴァ2ndインパクトで20連チャン。

一生分の運を使い果たした気がします・・・

で、今週末公開の『タイフーン』なんであります。
主演は

韓流四天王で最も汗臭い男

チャン・ドンゴン。

今回は悲しい過去を背負った復讐鬼を演じております。
この人はいまどき珍しい、徹底した熱演型で
私なんかはどっちかというと苦手なタイプなんですが
ここまで血管浮き立たせて詰め寄られると
何だかもう文句も言えず
ただただひれ伏すのみでございます。
何てったって

充血した瞳がチャーン

厚い胸板がドーン

盛り上がった股間がゴーン

ですからね。(すいませんパチンコしすぎで疲れてます)
『ブラザーフッド』の終盤なんか、白目までむいちゃって

死霊のはらわたかと思いました。

韓国映画のメジャー大作って
『シュリ』とか『JSA』くらいまでは
ハリウッドの方法論そのまんまって感じで好きになれなかったんですけど
ずらーと並べて見てみると、良くも悪くも

モーレツに感情的な作品ばかり

なことに気付きます。
なんつーか、血と汗と涙が映画の隅々まで行き渡ってる。
好き嫌いはともかく
この熱さは、ちょっとハリウッドでも真似できません。

どーでもいいんですけど、共演してるイ・ジョンジェが
ナイナイ岡村の心の友

ヨモギダ君にそっくりです。


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by taku-nishikawa | 2006-04-04 23:59 | 超大作地獄 | Comments(3)
『オリバー・ツイスト』(2005年・イギリス)
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うーん、もっさり。
いや、むしろまったり?
こってりとも言える。
ちょっとほっこり。
まっこり!まっこるりー!

以上、ホビット村での『オリバー・ツイスト』の評判。
意訳しますとこの映画・・・

あんまりおもんない。

ディケンズお得意の幼児虐待ものなんですけれども
主人公のキャラが全然立ってない。
『おしん』よろしく我慢の子を決め込むかと思えばすぐ逃げ出すし
『あの子を探して』みたいに面の皮が厚くもなければ
『友だちのうちはどこ?』のような不条理マゾヒズムも持ち合わせていない。

えーいはっきりせい!

「美術がスゴい」なんてぇ誉め言葉は
お話が面白かった上で初めて成り立つものなんす・・・

唯一の救いは
イギリス・グラナダTV製作の100年に1本の超傑作ドラマ
『シャーロック・ホームズの冒険』で二代目ワトソンを演じていた
エドワード・ハードウィックの顔を久しぶりに見れたこと
・・・と言いたいところですが
私は初代ワトソン、ディヴィッド・バークの凡人顔の方を偏愛していたので
この人はむしろ嫌いなんす。

最後に監督のポランスキーにこれだけは言っておきたい。

自分の子供映画に出してんじゃねぇよ!

未成年淫行ジジィとしての

プライドを持ってくれ!


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by taku-nishikawa | 2006-02-02 09:55 | 超大作地獄 | Comments(14)
モテモテゴリラの華麗なる一生
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『キング・コング』(2005年・ニュージーランド/アメリカ)

本編よりも監督の激やせぶりが話題のこの映画
数年ぶりに先行レイトショーなんてぇものに行ってまいりました。

それにしても、キングコングの男らしいこと。

モテ要素

がぎゅーぎゅーに詰まったキャラクターです。

野性児(ワイルド・アット・ハート)
反体制(チェ・ゲバラ)
頭悪くて力持ち(フランケン)
惚れた女は命をかけて守る(ダイ・ハード)
不憫(二十日鼠と人間)
毛深い(ショーン・コネリー)
つぶらな瞳(ガエル・ガルシア・ベルナル)

女の子はもうメロメロ(死語)ですよ。

こんなクラシカルな主人公、
ここ10年くらい見てないような気がします。
人間がこんなんやってたら
恥ずかしくて見れたもんじゃないですが

相手はゴリラです。

惜しむらくは、暴走監督役のジャック・ブラックがちょっと弱かった。
この役はぜひ、元祖キ●ガイ俳優
クラウス・キンスキーにやってほしかったです。
死んでますけど。
いや、思い切ってヴェルナー・ヘルツォークって手も。
こっちは生きてます。しぶとく。

映画、ぶっ壊れんぞ・・・


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by taku-nishikawa | 2005-12-16 09:37 | 超大作地獄 | Comments(4)
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