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漫画家Nのイラストと文章で綴る映画な日々

にしかわたく (漫画家)

マンガ家・イラストレーター。生まれて初めて劇場で見た映画は『グリズリー』と『テンタクルズ』の二本立て。
現実逃避のスピードを極限まで加速すればいつか現実を追い越せると信じ、今日もロスト・ハイウェイをひた走る36歳、デブ専。
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カテゴリ:映画雑感( 45 )
10月のおもらし
毎度おなじみ大人用おむつ企画。
今回は更新さぼってたので本数多いですよー。
(★5つが満点)


『12人の怒れる男』(2007・露)★★★

面白い…けど長い。すんげぇ長い。
12人それぞれの事情を丁寧に丁寧に描く
このクソ真面目さはいったい何でしょう。
ニキータ・ミハルコフってこんな監督でしたっけ。
私はむしろこの人のフニャチンぶりが好きだったのですが…。
今これをリメイクした監督の意図がどこらへんにあるのか
現在のロシアの政治状況を含め、個人的に調査中。


『イーグル・アイ』(2008・米)★

試写室に入るとき、携帯を袋に入れて封をさせられ
金属探知機まであてられるという厳戒態勢のわりには
どーにも古臭いテーマに拍子抜け。
お題目がデカいと、空振ったとき目も当てられません。


『恋はワンダフル?』(1997・米/英)★★

ジャニーン・ガラファロ主演になる希少なラブコメ。
生き馬の目を抜くニューヨークと、アイルランドの小さな漁村の
カルチャーギャップがテーマですが、脚本のキレがいまひとつ。
このジャンルの傑作『ローカル・ヒーロー』がもう一回見たくなりました。


『最高の人生のは見つけ方』(2007・米)★★★★

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが
老境に入って人生の機微をうんぬん…
んで監督がこれまた手堅くロブ・ライナー…
あまりといえばあまりの王道感に、なかなか手が出なかった一本。
結局、当たり前のように面白い映画でした。
フリーマンの暴れはっちゃくぶりが最高です。


『ストンプ!』(2007・カナダ)★★

“ストンプ”ってゆーと
ドルビーのCMやってるアレをすぐ思い浮かべてしまいますが
一昨年公開された『ストンプ・ザ・ヤード』では
大学のバンカラ応援団がやってる伝統芸みたいな扱いで
(ラグビーのオールブラックスが試合前にやる儀式に似てる)
カナダ映画の本作では、ジャマイカ系移民の間で盛んな
ストリート文化として描かれています。
ブラックミュージック&ダンス好きとしてはこの差がちょっと気になる。
映画自体はごくごくフツーの青春ダンスものでした。


『ドグマ』(1999・米)★★★★

キリスト教のからみが面倒臭そうでずっと敬遠してた1本。
見てみたら、良くも悪くもノリがマンガっぽくて
オタク日本人にもすんなり腑に落ちる映画でした。
アラニス・モリセットは凄いハマリ役だなぁ。
ウンコの塊に襲われるのは嫌ですね、やっぱ。


『恋に唄えば♪』(2002・東映)★

優香の映画女優としてのキャリアを
『輪廻』まで3年にわたって封印せしめた凶悪な1本。
このつまらなさは確かに規格外。
上映時間の100分が、面かぶりクロール100メートル並みの苦しさです。
最近私は竹中直人がクレジットされてる映画は見ないようにしております。


『グリーン・フィンガーズ』(2000・英)★★★

クライブ・オーウェン、ヘレン・ミレン共演と
今から見ると豪華な組み合わせの小品。
都立八王子東高校・元園芸部部長のノルマとしてチェックしました。
劇中に登場する園芸コンクールは“ハンプトンコート・フラワー・ショー”ですが
それより規模が大きいと言われる“チェルシー・フラワー・ショー”では
ここ3年、日本人が連続優勝していることは皆さんご存知でしょうか。


『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(2007・米)★★

ロメロ信奉者には悪いですが、はっきり言ってつまらん。
最近流行の“モキュメンタリー”手法が完全に空振りで
他には何ひとつ新味がありません。
タイトルにもクレジットされてる愛弟子たちが元気なだけに
ここらでいっちょガツンとしたの作ってくれないと
元祖といえども立場がヤバくなるのでは?


『マック』(1988・米)★★

『E.T.』の二匹目のドジョウを狙って作ったら
ドジョウがヤツメウナギになってしまった暗黒映画。
エイリアンの造形がとにかくグロテスクで
感情移入の余地が一切ありません。
アウシュヴィッツのやせ衰えたユダヤ人のようで、正視に堪えない。
最終的に彼らにアメリカの市民権を与えるというラストも
白人中心主義の傲慢さが見え隠れして言語道断。


『恋するシャンソン』(1977・仏/英/スイス)★★★

『去年マリエンバートで』のアラン・レネ爺さんが
若い才能、アニエス・ジャウィと組んで作ったミュージカル群像劇。
「セリフの一部分を既存の流行歌で吹替える」というワンアイデア映画なんですが
これが意外に面白い効果を生み出してます。
ナチスの将校がエディット・ピアフの声で「だってパリが好きなんだもの~」と
突然歌い出すオープニングから、どっぷりハマってしまいました。


『ニューヨークの恋人』(2001・米)★★★

先日取り上げた、ジェームズ・マンゴールドの作になるラブコメ。
タイムスリップ、カルチャーギャップギャグ
貴族と平民の価値観対決、ラブストーリーと
詰め込みすぎてやや消化不良の感があり
結果的にキャリアウーマン向け接待映画に。
それより何よりメグ・ライアンが賞味期限切れです。


『宮廷画家ゴヤは見た』(2006・米/スペイン)★★★

ハビエル・バルデムの豹変ぶりは面白いですし
ナタリー・ポートマンもめちゃめちゃ頑張ってるんですが
どこか求心力に欠けるのは、やはり主人公が傍観者だからでしょうか。
ミロシュ・フォアマンにはやはりさらなる高みを期待してしまいます。


『恋のからさわぎ』(1999・米)★★★

ヒース・レジャーのブレイク作。
なるほど、こんな感じで出てきたんですか彼は。
校庭で「君の瞳に恋してる」を歌うシーン、確かに輝いてますねぇ。
孤高キャラのジュリア・スタイルズが聴いてる音楽が
意外とぬるいガールズ・ロックだったりするのは
やはり最近流行の“オタクから見た学園生活”ムーブメントの
出現以前だったということなのでしょう。
妹が着てる「阪急電車、急行は速い」Tシャツが謎…。


『フォクシー・レディ』(1980・米)★★★★

ジョディ・フォスターのコギャル姿が超絶的にカワイイ!
彼女のキャリア中、最高の萌え度を誇るのが個人的にはコレ。
複雑な家庭環境とドラッグ中毒でドロップアウトしていく
シェリー・カリー(ザ・ランナウェイズの元メインボーカル)が
土屋アンナ似のルックスでまた素晴らしい。
エイドリアン・ラインの長編デビュー作でもあります。
いくつかある女子版『スタンド・バイ・ミー』(こちらの方が古いですが)の中では
ダントツに良く出来ていると思います。


『アナトミー』(2000・独)★

フランカ・ポテンテ主演のうんこ映画。


『天使が降りたホームタウン』(1989・米)★★

ここのところ個人的に追っかけている監督
アンドレイ・コンチャロフスキーのハリウッド第5作。
知恵遅れのジェームス・ベルーシと
脳腫瘍のウーピー・ゴールドバーグのオフビートなロードムービー…
と書くと結構良さそうに聞こえますが、どこか散漫でやりたいことが見えず。
すでに何かが壊れ始めています。


『デッドフォール』(1989・米)★★

同じくコンチャロフスキーが監督。
いきなり作風が一変して
スタローンとカート・ラッセル主演の娯楽アクション。
出来は普通だと思いますが、この監督を知っている人間が見ると
「何か大事なものを捨てた」感がありありで、非常に痛々しい。
この作品の2年後、原点に戻って
硬派な意欲作『インナー・サークル 映画技師は見ていた』を撮った後
劇場映画からは遠ざかることになるコンチャロフスキー。
ソ連に残った実弟ニキータ・ミハルコフのキャリアと比べてみるのも
なかなか興味深いのであります。


『さらば冬のかもめ』(1973・米)★★★★★

何度見てもよろしおすなぁ…。
ささいな窃盗で軍刑務所に8年の実刑を食らってしまった若者を
護送するおっさん軍人2人。
ハル・アシュビーの素朴な味が全篇に染みわたる珠玉の名作。
凍った湖の上で「パン抜きのホットドッグ」を食べる
3人のしょぼくれたたたずまいは
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の元ネタか。
途中やたらと日蓮宗にかぶれたアメリカ人が出てきますが
あれはもしかして創価学会?


『ブーリン家の姉妹』(2008・米)★★

姉妹の愛憎の話なんですが、どーもねー。
スカーレット・ヨハンソン演じる妹は日和見主義者で自主性ゼロ。
ナタリー・ポートマンのお姉さんはちょっとキツい性格なんだけど
悪人になりきる覚悟はなし。
世間での評判は割といいようですが
とにかくキャラクターの性格が中途半端でイライラする映画でした。
ところで見た後に聞いたんですが
アナ・トレントが出てたってホント?


『しあわせのかおり』(2008・東映)★★★★

まったく期待してなかったんですが、意外と拾い物。
中谷美樹は顔がガイコツなので大の苦手なんですが
不器用だけど一生懸命なシングルマザーの役で
見てて痛々しい感じがハマってたと思います。
藤竜也が作る「トマトの卵いため」、超おいしそう!


『マルタのやさしい刺繍』(2006・スイス)★★

スイスの保守的な田舎町のおばあちゃんが
若い頃の夢だったランジェリーショップを開くとゆーお話。
うーん…普通。


『悪魔のリズム』星なし

キューバがらみらしいんで一応見とくかーと試写に行って
完全に外した1本。それはそれはひどい出来。
日本人が製作にからんでなかった、絶対に公開されないレベルです。




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↓とうとう親戚中唯一の独身者になった。


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by taku-nishikawa | 2008-11-16 22:03 | 映画雑感 | Comments(4)
『ぐるりのこと。』(2008・ビターズエンド)
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私の住んでいる所沢から、西武線に20分ばかり乗りまして
本川越駅で降り、喜多院方向に10分ほど歩きますと
蔵作りの古い町並みが見えてきます。
有名な「時の鐘」の横道をちょちょっと入って、角を1つ2つ曲がりますと
路地の奥に、かわいらしい映画館がちんまりとおさまっています。

川越スカラ座。

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シネコンの台頭に押されて一端は閉館に至るも、市民運営というかたちで復活。
独自のラインナップで良心的な映画を上映しつつ
ときには映画監督を招いてイベントを開くなど
文化の最果て・埼玉県とは思えない、素敵な映画館です。

私がこの映画館のことを知ったのは
映画ブログランキングでおなじみの「セガール気分で逢いましょう」。
このブログで、川越スカラ座で先日開かれた
『歩いても歩いても』の是枝監督のトークショーの記事を読んだんです。
映画評論とゆーものをまともに読んだことのない私が言うのもなんですが
このブログ、映画に対する謙虚な姿勢にいつも頭が下がるってゆーか
「こーゆー人を本物の映画評論家ってゆーんだよなー」と
読むたびに自分の有様を省み、恥じ入っております訳で。

近所にこんな気の利いた劇場があるのに行かない手はないと思っていた矢先
ロードショーで見逃した『ぐるりのこと。』が上映されるというので
今回、わくわくしながら馳せ参じたという訳なのでございます。


さて、肝心の映画の感想ですが
頭が混乱していてちょっと一筋縄では…
てなことを言っていても話にならないので
先行きは暗いですが、とりあえずもがいてみましょうかね。

ひょんなことから法廷画家になったカナオ(リリー・フランキー)は
編集社に勤める恋人・翔子(木村多江)が妊娠したことから、結婚。
しかし生まれた赤ん坊が程なくして死んでしまい
翔子の精神状態がだんだんと怪しくなっていく。
一方カナオはカナオで数々の不条理な事件の裁判に立会い
(宮崎勤、オウムサリン事件、音羽幼女殺害事件、宅間守など
 バブル以降の日本で実際に起きた事件がモデルになっている)
時代の闇にやりきれない思いを抱えることになる。
この夫婦、果たして大丈夫かにゃー?


…ってのがあらすじです。

映画の冒頭、カナオと翔子それぞれの昼の生活が映され
その後にマンションで夫婦が2人きりになるシーンがあるんですが

コレがいきなり辛い。

門限を破ったことを翔子にぐちぐちとなじられるカナオ。
ひとしきり怒った後、何のクッションもなく

カーンチ、セックスしよ!(違う…何か違う…)

と言い始める翔子。
この夫婦、セックスするのは週3回と決まっていて
しかも曜日まできっちり指定されているのです。
「帰ってきたらいきなりバナナ食いながら怒ってんだもん。
 お前さぁ、それじゃ勃つものの勃たねぇよ…」と
男としては至極もっともな文句を言うカナオでしたが
なんだかんだで丸め込まれ、寝室へ。
その後

アナルに指入れられて翔子が激怒

ってゆー、いつもの私だったら爆笑間違いなしの展開が続くのですが
2人の刺々しい空気をあまりに共有してしまったせいで
笑うどころではありません。

彼女いない歴もずいぶんになる私ですが

女の子と2人きりで向き合うって

こんなに辛かったっけ?

こんな目にあうんだったら、いっそのこと一生ひとりでいいや…
とすっかり「人嫌いモード」に入ってしまいました。


もう一方の軸、「バブル以降の日本が抱える闇」の方ですが
こーゆー社会を包む暗い空気が
じわじわ日常生活を侵食していく感じは
ここのところの私も痛感していることでして
こちらはこちらでまた、いたたまれない。


全体的なことを言いますと
この監督がいっちゃん凄いのは

ディティールを切り取る能力

ではないかと。
暗いシーンにしろ明るいシーンにしろ
観客がはっとするような光景をいくつもいくつも切り取って見せてくる。
ひとつひとつは奇抜なシーンでも何でもないのに
映画の文脈の中で見ると、非常に効果的なんですね。

例えば
「流しに撒き散らされた米」であったり
「幼児殺しの犯人の履物」であったり
「縁側に向かって尼さんと食べるアイスキャンディー」であったり
「2人でかじるベランダ菜園のトマト」であったり。

こーゆーセンス見せつけられちゃった後だと
『おくりびと』のモッ君田園チェロ弾きシーンなんかは
やっぱいくぶん安く見えちゃいますかね…。


最終的には物語は明るいほうへ進むので
前半のダメージを何とか相殺できた私は、ほっとしました。
あの辛い空気を抱えたまんま現実に放り出されたら

彼女いない歴が10年は延びることは確実。

いやーよかったよかった。
(だからと言って彼女ができる訳ではないですが…)


映画が終わったら外は雨。
見た目ほとんどホームレスの私に傘を貸してくれたもぎり嬢のお姉さん

あなたは天使です…。


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川越で発見した、時代の最先端を行く煎餅。





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↓徹夜明けの試写3レンチャンをなんとか寝ずに乗り切る。ありがとう眠眠打破。


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by taku-nishikawa | 2008-10-11 00:48 | 映画雑感 | Comments(12)
9月のおもらし
恒例のレビュー漏れ作品の寸評です。
★5つが満点ですが、今回は該当作品なし。
あんまりぱっとしませんが、ぼちぼち参りましょう…。



『蛇にピアス』(2008・ギャガ)★

何だかもう、まったく興味が持てないんですねこーゆーテーマに。
どのキャラクターもいかにも「小説の登場人物」って感じで
誰一人として感情移入できず。
つくづく蜷川幸雄って若い人と仕事するのが好きなんだなぁ、と。
好きなことやるのはおじいさんの勝手ですが
私はもう見なくていいです。


『幸せの1ページ』(2008・米)★

まぁ演出とか脚本の問題もあるんでしょうけど
ジョディ・フォスターのコメディエンヌぶりがとにかく痛い。
『マイ・リトル・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリン
素敵だったぽっこりおなかがちょっと引っ込んじゃったようで、悲しいです。


『おろち』(2008・東映)★★

うーむ、取り立てて文句はないのですけれど。
面白かったかと聞かれると、言葉に詰まってしまいます。
おろち役の谷村美月、褒めてる人もいるみたいですが
髪が黒い時点で私はもう何かダメでした。
原作のあの髪の表現は、金髪なのかなぁ、やっぱ…。
『漂流教室』の“西さん”もそうですが
神秘的な女子キャラクターにはあの髪を描くのよね、楳図センセイ。


『シャカリキ!』(2008・ショウゲート)★★

命かけていいくらい原作が好きなので、文句は腐るほどあります。
物語の最大の号泣ポイントである主人公の怪我とリハビリのエピソードを
ばっさり切っちゃうとゆーのは、さすがにナシなのでは…。
まぁそこは2時間の枠があることなので、百歩譲って認めるとして
これだけ単純な構成にしたんだったら
その分キャラクターは描きこんでくれなきゃあかんと思います。
監督はデビュー作らしいけど、演出ぐだぐだですし
役者は素人ばっかりで、これまた頼りない。
それでもラストの石渡山登山レースのシーンでは
手のひらに汗をかくほど拳を握り締めている自分がおりました。
原作の良さの10分の1くらいしか再現できてないけど
10分の1になっても、『シャカリキ!』は凄いんです!


『東南角部屋二階の女』(2008・ユーロスペース)★

こーゆー貧乏臭い日本映画って久しぶりに見ました。
一昔前ってこんなんばっかでしたよね。
そりゃ邦画嫌いになるのも無理ないわ。


『シャッター』(2008・米)★

“ハリウッドリメイク”つったって
日本人の監督が日本で撮ってんだもんねぇ、そりゃぱっとしませんわ。
ヒロインの女優さん、中途半端にニコール・キッドマンに似てて
それがさらにニセモノ感を倍増させています。
アジアンホラーブーム、さすがに限界でしょう。


『燃えよ!ピンポン』(2007・米)★

主役のデブ、魅力ねぇ~!
クリストファー・ウォーケンってほんとに仕事選びませんよね。
主人公が腕を折るシーンだけ笑った。


『ミルコのひかり』(2005・伊)★★

4~5年前に『輝ける青春』ってイタリア映画を岩波ホールに見に行ったんですが
これが上映時間366分という掟破りの長さ。
前半と後半の間の休憩時間にキッチン南海でチキンカツ食べたりして
映画自体もすごく面白くて、なかなか楽しかったんです。
で、この映画のサウンドデザイナーの子供時代を映画化したのがあるって聞いて
見てみたら、フツーでした…文部省推薦な感じです。


『ハンコック』(2008・米)★★

東北の旅行記にも書きましたが、青森の八戸で見ました。
前半と後半のギャップが激しいストーリーで
個人的には前半のダメヒーローの話を最後までちゃんと見せてほしかったなぁと。
ハンコックを怒らせて空高く打ち上げられてしまういじめっ子は
『ハロウィン』でマイケル・マイヤーズの子供時代を演じているダエグ・フェアーク。


『ピュー!と吹くジャガー THE MOVIE』(2008・ハピネット)★

「絶対見る!」なんてでかいこと言ってたわりには
劇場へ行く度胸がなく、DVDで日和見鑑賞。
「とにかくひどかった」とゆー印象がすべてで
中身はほとんど何も覚えてません。


『クリスティーナの好きなコト』(2002・米)★

ぐはー。苦手だこの映画。
女子が下ネタ言ってすべる光景ほど辛いものはない。


『僕と未来とブエノスアイレス』(2004・アルゼンチンその他)★★★★

ブエノスアイレスの小さなアーケード商店街の内部だけで物語が進む
ものすごーくスケールの小さな映画。
よその国の商店街を覗いてる感じが妙に楽しかったです。
『寅さん』見てるキム・ジョンイルもこんな気持ちなのかなぁ。


『4ヶ月、3週と2日』(2007・ルーマニア)★★★

うちに遊びに来た友達と一緒に見たんですが
そいつが映画見ながらやたらと茶々入れるKY君だったので
集中力5割くらいで鑑賞。
しかしそれを差し引いても、パルムドール取るほどの映画かしらと思いました。
しかし80年代のルーマニアって
チャウシェスク独裁とはいえ一応社会主義だったんですよね?
堕胎が法律で禁止されてたのはどういう理由からだったんでしょうか。
まさか社会主義国家で宗教的理由もないでしょうし。
そこらへんがちょっと知りたいです。


『ジャンパー』(2008・米)★

つーまーんーなーかーっーたー。


『紀元前1万年』(2008・米)★

原始人、全然ウホウホ言わないじゃん!
髪型ドレッドでなんかオシャレじゃん!
『アポカリプト』パクって、しかも失敗してんじゃん!
…ダメだこの映画。


『カルロス』(1990・Vシネ)★★★

ビーバップハイスクールの原作者・きうちかずひろが監督したVシネ。
竹中直人演じる日系ブラジル人マフィアが
凄腕の殺し屋チャック・ウィルソンと死闘を演じる。
これが意外に面白かったりするのです。


『ヒトラーの贋札』(2007・ドイツ/オーストリア)★★★★

いやー、面白い映画でした。
カジノで大金をドブに捨てて、女と2人浜辺って、いいスね何か。
主人公が悪人って設定を100%生かしてたら
さらに物凄い傑作になったと思うけど、まぁ贅沢は言わんときます。


『ハロルド・スミスに何が起こったか?』(1999・米)★

『ビルとテッドの地獄旅行』『サンダーパンツ!』の
ピーター・ヒューイットが監督とゆーことで
まぐれ当たりを期待しましたが、まったくの空振りでした。


『チャンス』(1979・米)★★★★

ピーター・セラーズの映画もハル・アシュビーの映画もほとんど見たことないんですが
これはいいっすなぁ~。
庭を制するものは世界を制す。
チャペックの『園芸家12ヶ月』をバイブルとしている私にはよくわかります。
ラストのポカーンとさせる感じも大好きでした。






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↓うすら寒し。


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by taku-nishikawa | 2008-10-08 02:13 | 映画雑感 | Comments(18)
8月のおもらしラプソディー
『うた魂』(2008・日活)★★★★

この映画は許せるなぁ…うん、許せる許せる。
「本気で何かをやっている人間のかっこ悪さ」という
今までありそでなかった切り口が新鮮。
意外と深いテーマかもですよ、これ。
何より尾崎を歌う薬師丸ひろ子が必見。
日活はなかなかいい青春映画を作る。加藤晴彦の『AIKI』も大好き。


『アクロス・ザ・ユニバース』(2007・米)★★

全篇ビートルズナンバーのみによる、無理くりミュージカル映画。
主人公の名前が「Jude」なのはまだいいとして
大家のお色気おばさんの名前が「Sadie」だったり
アジア系の内気な女の子が「Prudence」とかってあたりになりますと
「もー勝手にしてくれ」とゆー感じに。
それぞれの曲のアレンジは斬新で気持ちいいですし
死ぬほど長いPV(2時間20分)と思えば許せないこともないかなと思いますが
まーとにかく異様なまでに話がつまりません。
今まで私の中では10割打者だったジュリー・テイモア。
どうしちゃったんでしょう。


『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』(2008・松竹)星なし

大泉洋のねずみ男怪演などによって
「首の皮1枚で辛うじて生き残った」という体の1作目でしたが
まさか続編を作るほど阿呆だったとは…。
見た人間すべてが不幸になるチェーンムービー。
この映画に関わった奴、全員呪われろ!


『舞妓Haaan!』(2007・東宝)★★★

この映画に出てくる「ラーメンの具、分売システム」。
あれ、マンガ週刊誌でできんもんですかねぇ~。
KIOSKの店頭にバラバラのマンガが1種類ずつ平積みにしてあって
「『脳噛探偵ネウロ』と『あひるの空』と『浦安鉄筋家族』ちょーだい」
って店員のおばちゃんに言うと、そのマンガだけホッチキスで止めてくれるの。
まぁこのシステムだと、売れない漫画家は一生日の目を見ませんが。
…映画は普通に面白かったです。


『テネイシャスD 運命のピックを探せ!』(2006・米)★★

期待しすぎた。
そもそも私、ロック嫌いですし。
この映画の見どころはただひとつ
ジャック・ブラックの子供時代を演じる子役。
あのクリソツぶりは異常…暑苦しさから眉毛の角度まで完全に同一人物です。
どこからあんなクソガキを見つけてきたんでしょーか。


『デトロイト・メタル・シティ』(2008・東宝)★★

なんか、大ヒット中らしいですなぁ。
松山ケンイチのクラウザーはマンガから抜け出してきたようですし
他の部分も、原作のテイストを愚直なまでに再現。
まぁ私は最期までくすりともできませんでしたが。
唯一感心したのは、音楽。
バンドをテーマにしたマンガを映像化するって
なかなか難しいと思うんですが(『TO-Y』、『NANA』)
DMCやMC牙の楽曲、完全にイメージどおり。
つまんない映画でしたが、丁寧には作ってあるので
20年後『ドカベン』みたいに変な味が出てる可能性はゼロではない…?


『20世紀少年』(2008・東宝)★

「原作ファンのために映画にしたい」とは堤監督の言。
展開、セリフ、画面の構図にいたるまで、可能な限り原作に近づけたという本作。
キャストのキャラクターそっくりさん大集合ぶりを見る限りは
成功しているようにも思えますが…
それが映画として面白いかどうかは、まったくもって別の話。
とにかくビタ一文驚きがない映画に仕上がっております。
原作のファンはほんとにこんな映画が見たいのかなぁ…。
3作目まで無事にたどり着けますかどうか、あたたかく見守りましょう。


『前科おんな 殺し節』(1973・東映)★★★

「女番長」シリーズで鳴らした池玲子・杉本美樹コンビが
設定をアダルティーに変更して挑んだ女囚&復讐モノ。
池のださいパーマが否応なく時代を感じさせます。
おっぱい出して胸を張れる女はやっぱかっこえーのう。


『THIS IS BOSSA NOVA』(2005・ブラジル)★★★★

ロベルト・メネスカルとカルロス・リラ。
ボサノバ創世記の中心人物だった2人のインタビューをメインに構成された
2時間19分もある音楽ドキュメンタリー。
ボサノバももう歴史の遺物になっちゃったんですねぇ。
ジョビンが「イパネマの娘で」シナトラとジョイントしてる
珍しいフィルムが入ってるんですが
ブラジルの歌手たちのぼそぼそした歌い方の中にこの人が混ざると
異常にうまく聴こえるのが笑えました。
完全に趣味の世界なんで、ボッサ好き以外にはオススメしません。


『マイ・ボディガード』(2004・米)★★★

『悪霊喰』の記事を書いたときに
脚本のブライアン・ヘルゲランドのフィルモグラフィーを調べたんですが
「あ、これ見るの忘れてた…」っつーことで借りてきました。
復讐鬼と化したデンゼルが、悪人の指を1本づつ切り落としていく場面の
バカ演出に大笑い。
BGMにかかってるサルサの名曲「オエコノバ」が
指切るたびにギャーッってボリュームでかくなんの。東映か!
トニー・スコット、意外とアホでいいです。
ジェニファー・ロペスのガリガリ夫・マーク・アンソニー
珍しくデカい役だと思ったら、こんなオチかい…。


『ベガスの恋に勝つルール』(2008・米)★

クソですね、これ。
ほめるとこが一個もありません。
つーか忘れた忘れた全部わーすーれーたー。


『デイ・オブ・ザ・デッド』(2008・米)★★

今さら『死霊のえじき』のリメイクって言われてもなぁ…。
男がゾンビに胴体引きちぎられるときに
腹の皮が「びよーん」って伸びるシーンしか覚えてないもん。
ミーナ・スヴァーリのミリタリーコスプレが見たい人にのみオススメ。


『コッポラの胡蝶の夢』(2008・米)★★★

エリアーデの短編をコッポラが映画化?何ソレ?
ってことですかさず試写へ行って参りました。
中身は珍品です珍品。
雷に打たれて突如若返りを始めた老言語学者と
精神が先祖帰りし、古代言語を話し始める女のラブストーリー。
コッポラが完全にインディーズ乗りでヤンチャやってるのが
楽しいっちゃ楽しい。
ティム・ロス演じる老人が最後雪の中で…ってラストが鮮烈です。





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↓さっき『ヌード・オブ・ザ・リング』を借りて来ました。


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by taku-nishikawa | 2008-08-31 15:59 | 映画雑感 | Comments(4)
漏れ漏れ3本勝負・その他篇
「バカ映画」からも「傑作」からも漏れた、要するに余り物。
量が異常に多い上、いつにもまして内容が空虚なので、正直読まなくていいです。
さっ。本数が本数なのでさくさく行きますよー。


『つぐない』(2007・英)★

なんなんですかこのクソ映画…。
なまじジョー・ライト(『プライドと偏見』)の演出が華麗なだけに
お話の空虚さが目立つ目立つ。
悩まなくていいことで悩み続ける、迷惑な人たちの話。
純文学なんて滅びちまえ!


『浮雲』(1955・東宝)★★★

母親がCSで成瀬巳喜男特集を見たらしく
実家に帰ったとき見ろ見ろとうるさいので見てみました。
ぐわー。こういう“女の業”的な話、苦手だわー。
岡田“小悪魔” 茉莉子は尻軽浅はかで良かったですが。
なんであんなさえない男がモテんでしょうか。
わからん。女心はわからん。


『夜の大捜査線』(1967・米)★★★★

この映画のポワチエ先生、検死官ものの先駆だったりするのでしょうか。
色情狂の女とか、ハエのたかったチェリーパイとか
とにかく濃いい南部臭のたちこめる、やたらとブルージーなお話でした。


『悪魔のシスター』(1973・米)★★

クロエ・セヴィニー版の予習として見たんですが
結局そちらは見逃してしまいました。
デパルマ…うーん…デパルマ。


『ダーク・スター』(1974・米)★★★

変な映画だと覚悟して見ましたが、思った以上に変でした。
あの風船生物はいったい何なんでしょうか。


『ファイティング×ガール』(2004・米)★

落ち目のメグ・ライアンと
落ちもせず上りもしない『BROTHER』のオマー・エップス。
実在の女ボクシングマネージャーのお話。
我ながら何で見たのかわかりません。


『サイボーグ・キラー』(1993・米)★★

クリス・クリストファーソンにランス・ヘンリクセン。
吸血サイボーグが小暴れ。
おっさん2人はいいとして、主人公の女がねぇ…。
「男のB級どまんなか」を期待しましたが、ボール3個分外れました。


『アモス&アンドリュー』(1993・米)★

ニコラス・ケイジ、サミュエル・L・ジャクソン共演。
こんなんいつ公開されたの?っつー感じ。
歴史から消えっぷりも納得のつまらなさでした。


『トラブるモンキー』(1993・米)★★

ソーラ・バーチの子役時代が見たくてつい…。
悪役はハーヴェイ・カイテル。
ほんとこの人は仕事選びませんね。
それにしてもなぜリドリー・スコットが製作を。


『聖者の眠る街』(1993・米)★★★

ホームレスで天使のマット・ディロン。
ダニー・グローヴァーはプレデターと戦ってる方が似合います。
まじめなまじめなまじめな貧乏貧乏貧乏映画。


『天国から来たチャンピオン』(1978・米)★★★

うーむ。子供の頃見た時はもっと面白かった気がするのだが。


『フーズ・ザット・ガール』(1987・米)★★

マドンナの眉毛、太っ!
オープニングのアニメが良かったので、星1つおまけ。
本当に誰のためにもならない映画。
相手役、なんでこんな地味な男なの?


『トレマーズ』(1989・米)★★★

ミリタリー夫婦が好きです。


『スペースボール』(1987・米)★★

ピザ・ザ・ハット…汚い!
リック・モラニスは今何やってんでしょうか。


『松浦亜弥 ファーストデート』(2002)★

ついつい買ってしまったライブビデオ。
あややだけ映してればいいものを
平家みちよとかメロン記念日とか邪魔者が多くてウザい。


『ガールズ・ルール 100%おんなのこ主義』(1998・米)★★

キルスティン主演のちょっと昔のウーマン・リブな女子高映画。
『ウェルカム・ドールハウス』のヘザー・マタラッツォが出てるので鑑賞。
アメリカ映画にはたまに「避妊用ゼリー」なるものが登場しますが
果たしてどんな仕組みなんでしょうか。
あ。マタラッツォ、『ホステル2』にも出てるじゃん!
明日借りてこよう。


『ワイルドキャッツ』(1985・米)★★

ゴールディ・ホーンがオール黒人のフットボールチームの監督に。
限りなくフツーです。


『プロブレム・チャイルド』(1990・米)★

自分でも何で見たのか全然わからないシリーズ。
たぶんパッケージのかぶりものにやられたんだな。


『ホット・ファズ』(2007・英/仏)星なし

輸入版DVDで。
だから英語わかんないんだってば!


『風のファイター』(2004・韓国)★★

韓国版「大山倍達伝」。まぁまぁでした。
主役のヤン・ドングン、カッコ悪…。


『忍者武芸帳 百地三太夫』★★

えーと、真田広之と志穂美エッちゃんと千葉ちゃんと…
ひー、中身全部忘れちゃったよー。


『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』(2007・米)★★

「あのヴィヴィアン・ガールズが動いちゃう!」
という触れ込みでどのくらいの動員があったのか定かではありませんが
ドキュメンタリーとしての出来は今ひとつでした。
でもダーガーの描くちんこ少女はやっぱ好き。


『アメリカを売った男』(2007・米)★

クリス・クーパーとローラ・リニーという通好みのキャスティングにつられて。
演技合戦がどうこういう以前に、話が猛烈につまらないのです。


『The Best of No.1 山咲あかりDeluxe』★

38歳にして、生まれて初めて自分の金で買ったエロDVD。
山咲あかりは数年前に引退したちょいぽちゃAV女優なんですが
実はこのちょっと前、東西線車内で彼女を目撃。
何やら皇室関係の本を熱心に読みふけっていらっしゃいました。
尾行したいという衝動がもりもりと盛り上がってまいりましたが
「それじゃただのストーカーになってまう」と必死で自制。
その後、まったく根拠のない希望を抱いてこれを見てみましたが
そんなにいいものではなかったです…。
ちなみに中身はといいますと
痴漢教師と婚約者の仲を引き裂く復讐話でした。


『NEXT』(2007・米)★★★★

ああっ「バカ映画篇」に入れ忘れた!
さすがタマホリ先生、今回も最高でした。
未来予知能力をナンパと博打にしか使わないバカ。
ニコラス・ケイジの増殖シーンに大爆笑なのです。
しかしジュリアン・ムーア、バカ映画づいてるなぁ…。


『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(2007・米)★★

先行き不安なシリーズ第1作。
すべての要素がどっかで見たことある感じで
売りはCG白くまのプロレスだけという惨事に。
これも金ぴかウンコ三部作になってしまうのか?


『闘茶』(2008・ムービーアイ)★

こちらは正真正銘のウンコ。
お茶をたてるシーンをマトリックス風味でってオイ。
見てもお茶には一切詳しくなれません。


『インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国』(2008・米)★★

前半の、時代遅れになったインディを見せるくだりが良い。
核実験シーン、みんな馬鹿にしてたけど私は好きです。


『ブラック・ダリア』★★★★

『24』の女殺し屋とか『Lの世界』とか
最近はテレビの仕事ばっかりだった
『エキゾチカ』のミア・カーシュナー。
やっと大作に抜擢かと思ったら死体の役かい…。
でもこれでだいぶ顔が売れたと思うので、次回作期待してます。
映画自体は頭悪い感じで、意外と気に入っちゃいました。


『時をかける少女』(2006・角川ヘラルド)★★★

細田守のアニメ版。
なんかまわりの人間がみんな褒めちぎるので、しょうがなく見ました。
そこそこでした。
ちなみに私は肝心の原田知世バージョンを見たことがありません。
熱狂的な薬師丸ファンだった人間にとっては
当時、これを見るのは裏切り行為だったのです。


『ゾディアック』(2006・米)★★★

頭使うのが嫌だったので、思いっきり敬遠していた1本。
漫画家が主人公という、職業別映画史の中では貴重な1本ですが
クロエ・セヴィニー以外は正直どうでもいいや。


『墨攻』(2006・中国/日本/香港/韓国)★★

女殺さなくても!


『タラデガ・ナイト オーバルの狼』(2006・米)★★★★

『スピード・レーサー』の100倍よくできている。


『リンガー! 替え玉★選手権』(2007・米)★★★★

道徳的に非常に正しい映画です。


『ランボー最後の戦場』(2008・米)★★★

最後、ランボーが帰郷したくなった気持ちに
いまひとつシンクロできませんでした。
『24』のシャペルさん、今回も嫌な役。


『ジャージの二人』(2008・ザナドゥー)★★★

『クライマーズ・ハイ』の堺雅人があまりにも素晴らしかったので
ノリで見ちゃいました。
内容は「業界にジャームッシュ好きってまだいたんだ…」という感じ。
鮎川誠がだんだんジョン・ルーリーに見えてきます。
これ、わりと面白いですよ。


『座頭市物語』(1962・大映)★★★★

綾瀬はるか主演の問題作『ICHI』の公開までに
助走としてシリーズ全制覇しようかなーなんて無茶な計画を。
これが1作目です。
天知茂、めったくそかっこええ!


『ザ・フライ2/二世誕生』(1988・米)★★★

へー。続編ってこんな話だったんだ。
脚本がミック・ギャリスとフランク・ダラボン。
噂に聞いていた後味最悪のラスト、確かに凄まじかったですが
これ、『フリークス』まんまパクってますな。
(それでもオマージュって言いますかね)


『はなれ瞽女おりん』(1977・東宝)★★★

武満徹のスコア聴きたさに鑑賞。
瞽女という存在自体が興味深いのでまぁまぁ面白かったですが
うーん、何か食い足りない…。
次は『竹山ひとり旅』見てみるかな。




さてさて長かった総ざらいシリーズもようやく終了。
残り物に福は…なかったようですね。
次回からはまた通常営業に戻りますので
今度ともこの人格障害ブログをよろしくお願いいたします。







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↓長すぎだよ・・・こんなのブログじゃないよ・・・


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by taku-nishikawa | 2008-08-04 23:59 | 映画雑感 | Comments(6)
漏れ漏れ3本勝負・傑作篇
『探偵スルース』(1972・米)★★★★★

見たい見たいと昔から思っていたんですけれども、なかなかお目にかかれず。
リメイク版が来るってんで本気で探したら、新宿TSUTAYAにありました。
「ほぼ密室&騙し合い心理劇」って聞いてたんで
頭使う映画なのかなぁ、苦手だなぁと構えて見ましたが
どちらかというと感覚に訴えてくる映画だと思いました。
ローレンス・オリビエとマイケル・ケインの演技はもちろん素晴らしいんですが
ギミックに満ちたストーリーと、人形館じみた不気味なセットが対をなしていて
美術が映画を支えるってのはこういうことなんだなぁ、と心から感心。
ちなみに現代アート風のリメイク版も見ましたが
こちらはどうしようもない駄作でした…。


『ファンタズム』(1979・米)★★★★

“シルバーボール”ってなんじゃらほい。
(こーゆー言葉使うと自分がおじいさんになった気がしますな…)
監督はドン・コスカレリ。
『プレスリーVSミイラ男』があまりにも面白かったんで
代表作を見てないんじゃ話にならん、ってことで鑑賞。
ボールがひゅーって飛んできて、ドリルがシャキーンって飛び出して
頭にぐさーって刺さって、血がぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅーって。
全部町山氏が言ってた通りだ!
ひー。最高。


『告発のとき』(2007・米)★★★★

最近のトミー・リー・ジョーンズはまったくもって凄すぎ。
一世代前のアメリカの、強い父親像。
ほんとに今のこの人しかできない役って感じですもんねぇ。
息子の悲報にまったく動じないところが、逆に涙を誘います。
この映画、シャリーズ・セロンがそれに負けてないところもいい。
『クラッシュ』よりも『ノー・カントリー』よりも私はこの映画を買い。


『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007・米)★★★★

音楽にレディヘのジョニー・グリーンウッドを起用したのが大当たり。
オープニングの映像×音楽の“ただごとじゃない感”だけで
こいつは傑作に違いないと決めつけました。
(『パリ・テキサス』のライ・クーダーを思い出すのう…)
もともとダメな人がどんどんダメになり
最終的には完璧にダメになるという、私の大嫌いなタイプのお話ですが
何か凄ぇもん見ちゃったなぁ…とゆー後から来る重み、尋常じゃなかったです。


『フィクサー』(2007・米)★★★★

この時期、去年のオスカー作品賞候補作を続けて見てたんですが
どいつもこいつもことごとくバッドエンドなことに唖然。
今のアメリカって相当キてるんですかね、やっぱ…。
そんな中でこの映画だけは
ジョージ・クルーニーに汚れた主人公を演じさせながらも
そこからきっちりハリウッド的ラストまで持って行ったことに拍手。
日本での扱いは地味でしたが、もうちょっと褒められていいと思う1本です。
シドニー・ポラックの遺作かと思ったら、『近距離恋愛』にも出てたのね…。


『クライマーズ・ハイ』(2008・東映=ギャガ)★★★★

原田眞人って『ガンヘッド』『おニャンコ・ザ・ムービー』『狗神』しか見たことなくて
それに加え前作の『魍魎の匣』が試写室を焼き打ちしたくなるほどの駄作だったので
この映画に関しては一切期待してなかったのですが…すっかり圧倒されちゃいました。
「クライマーズ・ハイ」という比喩を中心に物語を紡ごうとする試みは
正直、完全に空振りに終わっていると思うんですが
それを補って余りある、報道現場のディティールとスピード感。
これこれ。こういう邦画が見たかったのよー。


『ヒルズ・ハブ・アイズ』(2006・米)★★★★★

輸入DVDで見逃し、劇場で見逃し、レンタル屋で新作の棚に並んでいたのを見逃して
その間、世間での絶賛の声を散々聞かされ、どんどん手を出しにくくなりまして。
でもやっぱ見るしかないよなぁ…と、無意味な逡巡のあげく鑑賞。
「『サランドラ』の数段上を行くジョギリっぷり」は評判どおり。
何がいいって、オリジナルに比べテーマがよりシンプルに鋭くなってるところ。
”核実験と畸形”ってとこにポイントが絞られてるので、見る側も迷いがない。
水頭症という病気、『ブラックジャック』を読んで以来トラウマだったのですが
この映画見てそれがさらに悪化しました…。
映画のすみずみまでミュータントの呪いが充満した、水爆級破壊力を持った1本。
最高っす!


『ウインズ』(1992・米)★★★★

これ、なんで当時見なかったのか自分でもよーわからんのですが
なーんも考えんと見れる、めっさ面白い映画ですな!
マシュー・モディーンは相変わらず情けなく虚ろなハンサムを好演
スカルスゲールドの変人ぶりも楽しい。
ジェニファー“ダーティダンシング”グレイは
なぜかこれ以降まともな映画にほとんど出ていませんが
キャリア中、こん時が一番きれいなんじゃないですかね。


『どぶ』(1954・新東宝)★★★★★

たまにこのブログにコメントを下さったりする某女史が
人生ナンバーワンに挙げてらっしゃったので鑑賞。
おつむの弱い天使のような娼婦に、ひとつの部落全体が寄っかかって
最終的に殺してしまうという、どうしようもなく暗いお話。
主人公の元ネタは『道』のジェルソミーナなのかなーと思って製作年数調べてみたら
なんとこの2本、同じ年の作品なのですね!
主人公が死んだ後、まわりの人間が初めて彼女の大切さに気づき
泣き崩れるというラストも完全に同じ。
偶然って恐ろしい…。しかも両方とも超傑作だし。
乙羽信子の白塗りの変顔が夢にまで出てきました。


『殺人課』(1991・米)★★★★

「これこそ拾いもの!」という隠れた名作。
主演にジョー・マンテーニャ(顔は知ってるけど、それ誰だよ?とゆー感じ)
共演にウィリアム・H・メイシーと、凄まじく地味なメンツの刑事もの。
切れ者の刑事が、ある事件をきっかけに
ユダヤ人差別の迷宮にはまりこんでいくというお話なのですが
確かだと思っていた現実がぐずぐずと崩れていく眩暈のような感覚は
クローネンバーグとコーエン兄弟とリンチを足して5で割ったみたい。(褒めすぎか?)
ワゴンセールとかで見つけたら、即買いをオススメします。


『ハード・プレイ』(1992・米)★★★★

ウェズリー・スナイプスとウディ・ハレルソン主演のストリート・バスケ映画。
私の大好きなロージー・ペレスも出てます。
まー何てことないスポーツものと言ってしまえばそれまでなんですが
バスケ部分をきっちり盛り上げてくれた上に
ちょっとほろ苦い、リアルなラストで締めるとこにしびれました。
監督は『さよならゲーム』のロン・シェルトン。


『若き勇者たち』(1984・米)★★★★

これも今回が初見。
チャールストン・へストン亡き後、全米ライフル協会の最重鎮(?)となった
ジョン・ミリアスの超タカ派っぷりとかはとりあえず置いといて
全篇を貫く、めくらめっぽうな疾走感が鮮烈でした。
これは80年代アメリカを舞台にした『バトル・ロワイヤル』だ!
…なんてテキトーな仮説を唱えてみちゃったりして。うふふ。


『愛と栄光への日々』(1986・米)★★★★

私の人生ベストワン候補のひとつ『キャット・ピープル』のポール・シュレイダーが
マイケル・J・フォックス主演で撮ったロック映画。
今まで何となく敬遠してたんですが、見てよかった!
ジーナ・ローランズ演ずるお母さんの病気をきっかけに
壊れた家族が再生するというとってもいいお話。
マイケルの姉役のジョーン・ジェットが素の演技で非常に良い。
オープニングで流れる彼女の歌を聴くだけでも見る価値あり。
ブルース・スプリングスティーンも出てますよん。


『十二人の怒れる男』(1957・米)★★★★★

もうすぐ公開される、ニキータ・ミハルコフによるリメイク版の予習を兼ねて鑑賞。
まー映画史に名を刻む傑作中の傑作であり
今さら私が何を言うまでもなく、文句なし面白い訳ですが
実は私、この前日に『だいじょうぶマイ・フレンド』を見てまして
「ヘンリー・フォンダ、まさかあのクソ映画見てないよなぁ…
 でもなんかやたらと真面目そうな人だから
 もしかしたら息子の演技、チェックしてたかもなぁ…」
なんてことを考えてしまい、集中できませんでした。
村上龍の害毒がこんなとこまで!ちくしょう!





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by taku-nishikawa | 2008-08-03 23:47 | 映画雑感 | Comments(15)
漏れ漏れ3本勝負・バカ映画篇(2)
また明日。

なんて殊勝なことを書いておきながら
昨晩は久しぶりのビールが睡眠中枢にてきめん作用しまして。
あー寝ちゃいました。
あーあー寝ちゃいました。
そんなこんなで誰も待っていない自己満企画
1日遅れでまいります…

レッツゴーバカ映画篇・後半戦。


『ダーティキッズぶきみくん』(1987・米)
★★★★


80年代に大流行したキャベツ人形の悪趣味パロディ“ぶきみくん”。
元ネタのキャベツ人形からしてすでに気味悪かったのに
そのアングラ版ですからね、推して知るべし。
ゴミバケツからわっさわっさと醜悪な小人たちが登場。
「屁」「口臭」「ゲロ」「人肉食」「ニキビ面」「おもらし」と
幼稚園児が大好きな下ネタを全部寄せ集めたつわもの揃い。
あまりにも救いのない人間像は、『フリークス』へのオマージュか。
明らかに必要以上の厭世観が漂う、凶悪な1本でした。


『漂流教室』(1987・東宝東和)
★★★★


大林宣彦の“ダメな面”が暴走した救いようのない映画。
舞台をアメリカンスクールに置き換えるという無駄な試みも完全に空振り
いきなりミュージカルに突入したりするセンスは明らかにどうかしています。
ちなみに主人公・翔の母親を演じているのは三田佳子なんですが
全裸の息子に楽しそうに胸を揉まれるという衝撃シーンが!
役柄上は息子思いのいいお母さんなのですが
彼女の実生活の方の行く末を考えると複雑な気分にならざるを得ません。


『漂流教室』(1995・日/米)
★★


ハリウッド版とは名ばかりの超ローバジェット。
特撮は明らかにこちらの方がひどく
「下には下がある」という事実に衝撃を受けたのは私だけではないはず。
画面を暗くしてごまかしていた大林版の未来人類もフォロー不能でしたが
この映画の微動だにしないハリボテ怪獣を見ていると
思わず涙がこぼれそうになります。


『ハンテッド』(1995・日/米)
★★★★


ベニチオ・デル・トロが出てるのとは別の映画ですよん。
ハリウッドによる“デタラメJAPAN”系映画、90年代の代表作。
原田芳雄の輝かしいフィルモグラフィーを汚した1本としても有名です。
クリストファー・ランバートとジョン・ローンが
名古屋のパチンコ屋で楽しくおっかけっこ。
新幹線車内での忍者集団による大虐殺シーンは空前絶後です。
岡田真澄演ずる刑事が自信満々で登場してきますが、瞬殺。


『REX恐竜物語』(1993・角川)
★★★


とにかく「具が大きい」1本。
呪われた少女・安達祐美、十字架を背負っての銀幕デビュー作であります。
寒さに弱いレックスに薄いべべ1枚着せて
雪の中を引きずり回し、しまいには氷上ダンス。
動物愛護協会ならずとも、暴動を起こしたくなります。
制作に6億円かかったという機械仕掛けREXの動きのひどさにも絶句。
パペットマペットのウシさんカエルさんの方がまだ生き生きしてます。
この作品を見て将来女優になることを決意したという真木よう子…大物です。


『バトルヒーター』(1989・松竹)
★★★


飯田譲二監督の劇場デビュー作…人食いコタツが大暴れします。
「爆風スランプ主演」という触れ込みは
当時ですらすでにかなり微妙だったのを覚えているのですが
見てみたらサンプラザ中野は最初と最後にちょっと出てくるだけで
主演はパッパラー河合の方だったことにびっくり。
江本明が身にまとう「廃品利用パワードスーツ」がめちゃめちゃかっこいいです。


『カブキマン』(1990・米/日)
★★★


ナムコとギャガが、バブル当時余って仕方がなかったあぶく銭を
考えなしにトロマに出資した結果生まれてしまった、同情の余地のない1本。
カブキマンのエネルギー源が生きたミミズだったり
切ってない生の鯖を丸ごとかじって「やっぱり日本食最高!」って叫んだりと
『パールハーバー』なんか比べ物にならない国辱的内容。
ネット右翼のみなさん、こんな映画放置しといていいんすか?


『シティハンター』(1993・香港)
★★


ジャッキー主演作の中でも、腰砕けっぷりでは1,2を争う1本(多分)。
一番印象に残ったのは、アレジと結婚前のゴクミ。
当時の彼女、今の沢尻エリカ並みにトゲトゲした印象だったと思うんですが
この映画の中では妙に楽しそうで、変。
見どころはジャッキーがコスプレで演じるチュン・リー。
『ストリートファイター』の実写版よりはるかにマニアックな仕上がりです。


『キャッツ・アイ』(1997・東宝)
★★


北条司つながりで。
「林海象はただのボンクラ」と言う事実に世間が気づき始めた頃の1本。
内田有紀、稲盛いずみ、藤原紀香がボンデージ変態三姉妹を演じます。
悪役をやっている中国の女優さん
まわりの演技があまりにもひどいので、ものすごい名女優に見えます。
ショーン・コスギがはじっこの方でぴょんぴょん飛び跳ねてるのがかわいい。


『だいじょうぶマイ・フレンド』(1983・東宝)
★★★★★


村上龍が原作・脚本・監督の80年代日本を代表するクズ映画。
スーパーマンのピーター・フォンダが、弾より速いザーメンでロケット破壊。
謎の組織が「金玉!金玉!」叫びながら追いかけてきます。
何が一番ひどいって、全篇を貫く「だって芸術ですから」という高飛車な態度。
『北京原人』みたいに笑って流すことも許されない、まさに悪夢のような2時間。
ひとたびメガホンを取れば100%の確立で超駄作を生み出す
ある意味天才監督、村上龍…さすがだ!


『中国超人インフラマン』(1975・香港)


こちらも有名なカルト作ですが…何でも撮影に日本のスタッフが参加したそうで
わが国の特撮ヒーロー物とかなり近い仕上がり。
私には全身タイツ萌えの気がないので、あんまりでした。
あ。『クローン人間ブルース・リー 怒りのスリードラゴン』の
ブルース・リ(決してリーではない)が出てる…。
何か得した気分。


『ザ・ワイルド』(1997・米)
★★


セスナが山奥で墜落。生き残ったのは大富豪のアンソニー・ホプキンスと
ビビリ症の黒人のあんちゃんと、色男のアレック・ボールドウィン。
本好き爺さんの豆知識大暴走とか
若妻に浮気されて爺さんブロークンハートとかいろいろありますが
とにかく見どころは「レクター博士VS巨大グマ、夢の人食い対決!」
よぼよぼ爺さんとグリズリーの白兵戦…
見た目はかなりシュールですが、これ、名作だと思います。
リー・タマホリの映画にハズレなし。


『温泉スッポン芸者』(1972・東映)
★★★★★


京大のニセ学生とストリッパーという素敵な二重生活を送る杉本美樹が
ひょんなことから温泉芸者に。
赤ん坊の頃ミルク代わりにスッポンの血を飲まされていたというこの娘
実は、雷が鳴るまでナニをくわえこんで放さない、慢性膣ケイレン名器の持ち主。
この“スッポン芸者”の噂を聞きつけ、続々と集まってくる奇妙なエロ男たち…。
バカ映画ジェダイマスター・鈴木則文監督、渾身の傑作。
土砂降りの川原でまぐわう男女のまわりを
そこらじゅうから這い出してきた大量のスッポンが取り囲むくだりは
バカとエロと芸術が三位合体、奇跡の名シーンです。鳥肌!


『家族輪舞(ロンド)』(1989・東映)
★★★★★…∞


この映画もまた、バブルが生んだ惨劇。
ポンと出のタレント監督が粗悪な映画を乱発していた時代…
作家としてもかなり怪しい椎名桜子(当時、女子大生だっけ?)に
誰か知りませんが映画を撮らせた金満バカがいたっちゅーことであります。
実は、最後まで見なかったんでレビュー書けません。
かなりの覚悟で見始めたのですが、30分で挫折。
こんな生ゴミ、ホントに劇場にかかったのでしょうか…。


『アタック・オブ・キラートマト完璧版』(1995・米)
★★★★


「“完璧版”って何よ?」ってことで見てみたのですが
冒頭に監督が出てきて、この映画がいかに素晴らしいかを語り
途中でまたちょこちょこ出てきては
「ね、今のギャグ面白かったでしょ?」的な。
私も一応漫画家のはしくれなので経験ありますが
編集者の前で自分のギャグの解説をすることほど寒いものはありません。
ちなみに私が78年の最初のバージョンを見たのは「BOX東中野」でした。
東中野には2年住んだのに、この劇場へ行ったのは
後にも先にもこれ1回きりです…。



うああああああああああ!

終わった…。やっと終わった…。
つーか全部読む奴いるのかコレ。






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↓ああ、しんど。押してくださいなお兄さん。ああ、そこ…そこが急所…。


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by taku-nishikawa | 2008-08-01 19:00 | 映画雑感 | Comments(6)
漏れ漏れ3本勝負・バカ映画篇(1)
さてさてさて。
皆様に大変ご心配をおかけいたしました
3ヶ月以上にわたる私の登校拒否期間。
基本的に低空飛行の時期ではあったんですけれども
やはりその間も懲りずに映画は見ておりました。
当然かなりの本数にはなるのでございますが
今回は思い切ってその総ざらいをやってみようかと。

さすがに1日分の記事にねじこむのは無理がありますので
とりあえず「バカ映画篇」「傑作篇」「その他篇」と分類してみました。
…が、書き始めたら「バカ映画」の割合が異常に多いことに気づき
やむなく「バカ映画篇1」「バカ映画篇2」に分けました。
「まーこんな映画ばっか見てたらそりゃテンションも落ちるわな」
という内容になっております。
いつもは映画の採点はしない主義なのですが
雑然と並べるだけでは芸がありませんので
参考として五つ星で点数をつけてあります。
ちなみにバカ映画に関してだけは
星の数は“バカ度”を表すと思ってください。

ではでは、本日から4日間
にしかわのローテンションフライトにお付き合い下さいませ。
アテンションプリーズ。アテンションプリーズ。



『超能力者ユリ・ゲラー』(1996・英)
★★


ケン・ラッセルが撮ったユリ・ゲラーの珍妙な伝記映画。
米軍に生物兵器にされかかったりと、中身は完全なパラノイア。
映画の最後に本人が画面に出てきて
ブラウン管を通して観客にありがたい電波を送ってくれます。


『超能力者 未知への旅人』(1994・東映)
★★★★


超能力つながりで。
佐藤純彌と早坂暁の『北京原人』コンビが放つ
サイキックサラリーマン・タカツカヒカルのすべて。
タカツカを三浦友和、奥さんに原田美枝子とキャストはなかなか豪華。
演技がいいので意外に見入っちゃうのですが
大滝秀治の総理大臣が怪鳥じみた珍奇な叫び声を上げるあたりから
坂を転げ落ちるようにどんどんシュールな展開に。
こちらもやはり最後にタカツカ本人が画面に出てきて波動を送るのですが
手のひらをカメラに向けて、4分間、無言…。
長いよ!


『GAME KING 高橋名人VS毛利名人』
『ランニングボーイ』(1986・東宝)
★★★★★


ファミリーコンピュータ全盛期、この年の夏休みのドル箱二本立て。
両名人が「スターソルジャー」を地味〜にプレイする様子を
延々1時間見させられます。
オープニングでは2人の特訓の様子(すべて茶番)が披露されるのですが
高橋名人は16連射でスイカを割ったりして楽しそうです。
『ランニング〜』はアニメ作品で
ハドソン社内のいざこざ等、本当に誰の役にも立たない情報を
子供向けの絵柄でかわいく見せてくれます。
高橋名人自ら歌うテーマ曲「RUNNER」は必聴。


『不良姐御伝 猪の鹿お蝶』(1973・東映)
★★★


「黒船クリスチーナ・リンドバーグVS日本初のポルノ女優・池玲子」
とゆーことで見る前のテンションは尋常じゃなかったのですが
やはり続編の『やさぐれ姐御伝』のインパクトには勝てませんでした。
てゆーか『やさぐれ』にインパクトで勝る映画って
歴史上1本も存在しないんじゃないですかね。


『ロード・トリップ』(2000・米)


個人的にハマっているアメリカのコメディアン
トム・グリーンが出てるとゆーことで見てみましたが
本当に救いようのないクソ映画でした。


『トム・グリーンのマネー・クレイジー
 スットコ大作戦』(2002・米)


こちらもやはりトム・グリーンがらみで。
うーん。ううううううううん。
自分で監督した『フレディのワイセツな関係』はあんなに凄いのに…。


『スーパーマリオ/魔界帝国の女神』(1993・米)


公開当時、劇場で見た時は好印象だったのですが
久しぶりに見直してみたら、何だコレ。
デニス・ホッパーがトカゲに変身します。
ボブ・ホスキンスのマリオそっくりさんぶりだけが救いです。


『カンバック』(1990・松竹)
★★★


ガッツ石松が監督・主演・脚本。
原案は山田洋二とありますが、多分居酒屋とかで飲みながら
テキトーにストーリー決めたんじゃないですかね。
兄弟の愛憎をテーマにした、実は意外といい映画。
減量苦のガッツが、苦しさをまぎらわすために
飲み物のフタを開けずに「飲んだフリ」をするシーンはめっちゃ泣けます。


『黒い牝豹M』(1974・日活)
★★


池玲子が日活に出稼ぎした珍しい一本ですが
中身はほとんど東映。つーか東映以下。
池は「空手の達人にして女殺し屋」という無茶な役柄に挑戦。
結果、華々しく散っています。


『ゾルタン★星人』(2000・米)


やっぱ「バカ映画のためのバカ映画」は面白くないやね。
主演は今をときめくアシュトン・カッチャー。


『ベルリン忠臣蔵』(1985・西ドイツ)
★★


現代のベルリンに「大石内蔵助」を名乗る怪盗が出没。
ドイツ人だけにクソ真面目に撮っているとこがまた痛い。
この怪盗、犯行現場に四十七士の名前を漢字で残すのですが
字がものすごい下手くそ。
行こうぜ習字教室!


『ロボ道士』(1988・香港)
★★★★★


「キョンシーVSロボコップ」ということで
いくらでも面白くなりそうな素材なのですが
それをみすみすドブに捨てるのが香港映画。
映画会社同士の抗争、キョンシーの呪い、悩める脚本家、ゾンビ化する白人女
定番の忍者、何の説明もなく突如ロボコップに変身する映画会社の社長…
これらのパーツが何の脈絡もなく混在する究極のカオス映画。
ちなみにロボコップはすごーく軟らかそうです。


『バストロイド 香港大作戦!!』
(1991・日本/香港)
★★★★


これまたロボコップもの(つーか盗作だろそれ)。
悪人に殺され、アンドロイド化する女刑事を演じるのは
『ウンタマギルー』でブタ女をやっていた巨乳・青山知可子。
新しい体を手に入れて最初にすることが
彼氏とのセックスというとこが泣かせる。
そんでもって彼氏、ヤッても全然気づかない。
どんだけ精巧なダッチワイフ製造技術なんだよ!
つーかどーせだったら「スーパー数の子天井」とか
「エレクトリックミミズ千匹」とか特殊機能つけようよ!



ぐはああああああああ!

こ、これでまだ半分以下…?
ママン!もう息が続かないよ!

とゆーことで続きはまた明日。





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↓世界で作られている映画の99%はバカ映画である。(by町山智浩)


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by taku-nishikawa | 2008-07-30 22:54 | 映画雑感 | Comments(6)
今月のおもらし
その月に見た中でブログで取り上げなかった映画をまとめて拾っていく
廃品回収のお時間です。
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『ヤマカシ』(2001・仏)

“人体移動術・パルクール”ってのがあるんですよ、ええ。
ビルだの塀だの、都市の人工物を障害物に見立てて
いかに無駄なく早く美しく移動できるかってのを競う
限りなくパフォーマンスに近いフランス発のエクストリーム・スポーツ。
実は一昨年から昨年にかけて、このパルクールが映画界で小ブレイク。
『007・カジノロワイヤル』『ダイ・ハード4』という大作2本で
パルクールがフィーチャーされた上
決定版とも言える傑作『アルティメット』が公開と
地味〜に流行ってんですよ、コレ。
パルクールを初めて映画に取り入れたのがこの『ヤマカシ』。
実は見てなかったんだよねーという訳で
にわかパルクールファンとして、お勉強のため見てみたんですが
これがもーめったくそつまんない。
「死ぬまでベッソンには近寄らない」という誓いを新たにしました。


『ハードロック・ハイジャック』(1994・米)

ブシェミ、ブレンダン・フレイザー、アダム・サンドラーと
美味しいそうなメンツが揃ってるんで借りてみたんですが
どんなにキャストが良くてもダメなものはダメでした…。


『ハンナとその姉妹』(1986・米)

スノッブな友達がうちに遊びに来て
何かスノッブなビデオを見ようぜってことでスノッブ。
酒入ってたんで途中で2人とも寝ちゃいました。名作なのに。


『ハウス・オブ・ザ・デッド』(2003・米/独/カナダ)

あまりにもひどいという噂を聞いて、我慢できずに鑑賞。
こんなモノでも一応映画としての体裁を保っているのは
ユルゲン・プロフノウとクリント・ハワード(ロン・ハワードの実弟)のおかげ。
この二人が画面に出てる間だけは呼吸が出来ますが
あとはひたすら毒の沼地が続きます…。


『丘』(1965・米)

監督はシドニー・ルメット、イギリス軍の軍隊刑務所を舞台にした変り種。
ショーン・コネリーがボンドのイメージを払拭しようともがいてた時期の作品?
タフガイだと思っていたコネリーが急激に崩壊して叫びだすシーンが怖い。
面白かったです。


『ナイト・ウォッチ』(2004・ロシア)

『デイ・ウォッチ』の予習に。
“闇”側の首領ザヴロンのキャラ、改めて見るとサイコーだな〜。


『ノー・カントリー』(2007・米)

年が明けてから試写は当たり続きで思いっきり調子に乗ってたんですが
まさかこの大本命でスカすとは…。
まぁ『ファーゴ』のときも1度目はイマイチ乗れなかったので
私はコーエン兄弟とはそういう相性なのかも。


『カラテ大戦争』(1977・松竹/三共)

梶原一騎の実弟・真樹日佐夫主演のヤバい一本。
真樹センセー、香港とバンコクに乗り込んでやりたい放題。
後に梶原の妻になるパイ・ピンピンも出てます。
この夫婦の間に生まれる娘は17歳で誘拐・強姦の末、惨殺される運命。
時代といってしまえばそれまでですが
極真空手のまわりに渦巻いてる人脈ってとにかく濃いい…。


『ゴルゴ13 九竜の首』(1977・東映)

いいなぁ千葉ちゃん。いきなり裸だもんなぁ。
「へー、ゴルゴって空手も強いんだー」
と原作をまったく読んだことのない私に
間違った印象を植え付けてしまった罪な1本。
面白い〜。次は高倉健版を見てみよう。


『ウェディング・クラッシャーズ』(2005・米)

オーウェン・ウィルソン、ヴィンス・ボーンがコンビの中途半端コメディ。
後半、ひどい役で現れて場を濁すだけ濁して去っていくウィル・フェレル。
オマエ…おいしいな。


『ロクスベリー・ナイト・フィーバー』(1998・米)

アメリカ版『バブルへGO!』ですか?(適当)
顔がズルいんだよ…ウィル・フェレル。


『魁!男塾』(2007・ゼアリズ)

30冊近くある原作を全巻再読破し、万全の体制で臨んだ実写版男塾。
うーむ…この残尿感をどうしてくれよう。
1号生松尾(ホームチーム・与座嘉秋)田沢(瞬間メタル・タケタリーノ山口)など
脇役は非常に充実していたことを付記しておく。




70年代東映という宝の山を少しづつ切り崩すべく
「JAC」「カラテ」「マンガ原作」「鈴木則文」をキーワードに
ヤフオクでレンタル落ちビデオを買い漁っている今日この頃であります。

確実に減ってる仕事と

恋愛の“れ”の字もない乾ききった日常と

癖になりつつある自傷行為以外は

すべて順調よ〜!ウフフ★












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by taku-nishikawa | 2008-02-01 15:05 | 映画雑感 | Comments(9)
2007年ベスト&ワースト
2007年、見れた新作は100本弱。
なんだかぱっとしませんが
今年も惰性でイっちゃいます。



ベスト10


1、グラインドハウス(アメリカ公開版)

このバージョンを劇場で見れたことを神に感謝。
世間では圧倒的に『デス・プルーフ』の評判が上ですが
“2本立てのうち、期待してない方の1本”としての
『プラネット・テラー』の完璧さを忘れてはいけません。


2、ALWAYS 続三丁目の夕日

ずいぶん悩みましたが、入れちゃいます。
邦画の冬の時代・80年代の真っ只中に育った私としては
劇場全体が祝祭ムードにつつまれるあの感じはほぼ初体験。
やはりこのシリーズ、私にはひとつの事件でした。


3、パフューム

西欧文化の伝統に則した正統派奇譚。
こういう無謀な挑戦を誰もしなくなったらこの世は終わりです。


4、善き人のためのソナタ

テーマの深刻さより、まず面白さ。
映画的興奮満載で、2時間釘付けでした。


5、13/ザメッティ

グルジアからやってきた、実写版『カイジ』。
近日中にレビューアップします。


6、ボルベール

久々に素直に楽しめたアルモドバル作品。
ペネロペの放尿シーンにすべてが凝縮されてます。


7、クイーン

ヘレン・ミレンはババァのくせに本当にかっこいい。
女殺し屋役の『サイレンサー』と合わせて見ると面白さ倍増。


8、しゃべれどもしゃべれども

国分太一のキャラ造形がお見事。
2007年ワタシ的主演男優賞は彼の手に(助演賞はねずみ男の大泉洋)。


9、300 (スリーハンドレッド)

『アポカリプト』とどっちを取るか迷いましたが
オタク要素の強いこちらを選んでしまいました。ボンクラですもの。


10、クローズZERO

監督、役者、スタッフの気合がシンクロしまくった奇跡の1本。
ヤンキー嫌いのアナタも、騙されたと思って是非。






見たかったのに見そびれた映画はもちろん死ぬほどありますが
中でも『ヒルズ・ハブ・アイズ』を逃したのが痛恨。
『ベオウルフ』は実写だったらベスト5に入ってたと思います。
『パンズ・ラビリンス』は、色んな意味で出会い方が悪かったような気が。
ほとぼりが冷めた頃にもう一度見てみます。




ワースト5


1位が同率で3本。全部邦画です。

1、そのときは彼によろしく

今さら何を言う気も起きません。
私の中で長澤まさみが終わった2007年でした。


1、遠くの空に消えた

腐った作家主義の成れの果て。
行定勲はもうアイドル映画だけ作ってて下さい。有害です。


1、夕凪の街・桜の国

こんなダメな反戦映画作ってたら、逆に戦争起きますよ?
ちなみに原作は愛読書です。


4、アイ・アム・レジェンド

大ヒットとのニュースにさらに怒りが・・・。
みんなゾンビになっちまえ!


5、インランド・エンパイア

体力の限界・・・
引退します・・・




以上、2007年ベスト&ワーストでした。

いつも読んで下さっている方
どうもありがとうございます&ごめんなさい。
このブログ、今年、特に後半はひどい有様でしたが
来年は見た映画全部載せる勢いでがんばりたいと思います。

これからも「こんな映画に誰がした」を
よろしくお願いいたします。






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by taku-nishikawa | 2007-12-31 17:16 | 映画雑感 | Comments(4)
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