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漫画家Nのイラストと文章で綴る映画な日々

にしかわたく (漫画家)

マンガ家・イラストレーター。生まれて初めて劇場で見た映画は『グリズリー』と『テンタクルズ』の二本立て。
現実逃避のスピードを極限まで加速すればいつか現実を追い越せると信じ、今日もロスト・ハイウェイをひた走る36歳、デブ専。
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『再会の街で』(2007・アメリカ)
『再会の街で』(2007・アメリカ)_e0000251_17381427.jpg

記念すべき2008年初ナミダは
この作品に持ってかれました。
いやー泣いた。死ぬほど泣いた。



”バカらしいスクーター”に乗ったサンドラーが
ニューヨークの街をゆらゆらと走り回る姿を
カメラが後から追って行くオープニング。
『シャイニング』で廊下を走っていたおもちゃの車のシーンみたいに
画面の奥に奥に気持ちが集中していって
これから何が始まるんだろう、とわくわくさせます。

これだけでもう、ほとんど勝ったも同然。
世の中の映画の99%は
タイトルが出る前に
面白いかつまんないかわかっちゃうもんです。



問いかけ。

ここに壊れちゃった友達が一人。

アンタ、どうします?


人間はみんな、多かれ少なかれ
壊れてる部分を持っているんだと思うんですけれども
私もその例外ではありません(人よりちょっと多めかなウフフ!)。
「類は友を呼ぶ」ってのはどーも本当らしく
まぁ私のまわりには、

そっち系の人

が集まる集まる。


なんかもう身につまされすぎるあまり
自分が今までの人生の中で会ってきた
色んな人のことを思い出しまくっちゃって
ストーリーに集中するのが大変でした。

良くなった人。
悪くなった人。
現在もつきあいが続いてる人。
たまに電話で話すだけの人。
もう二度と会わない人。
結果的に見捨てるような形になってしまった人。


セラピストや精神科医なんかを仕事でやってる人はともかく
ある人間が傷ついた誰かを一方的に癒すなんてことは
基本的にありえなくて
一見癒してるように見える側も
相手から何かを得ているんだろうなぁと。
人間と人間の間には
そういう関係以外は成り立たない
少なくとも長持ちはしないのだろうなぁ、と。


この映画見て
長いこと音信不通のある友人に
手紙を書こう思いました。


映画ごときに

啓蒙されてやんの

やーいやーい

ばーかばーか








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『再会の街で』(2007・アメリカ)_e0000251_043446.gif
by taku-nishikawa | 2008-01-03 17:39 | ノンセクション地獄 | Comments(5)
Commented by コトー at 2008-01-03 20:31 x
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

この映画はまだ見ていませんが、もしかしてI君でも泣きそうな映画ですか?
Commented by ふくすけ at 2008-01-04 02:17 x
年初早々に良い映画に出会えると、なんかイイ1年な気がしますね。

ワタシなんて1本目が『アイ・アム・レジェンド』です‥‥‥違う感じで初ナミダを持っていかれました。
Commented by taku-nishikawa at 2008-01-04 11:50
コトーさん
明けましておめでとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。

>I君でも泣きそうな映画
どーですかねー。
彼の涙のハードルは果てしなく高いですからねー。

ふくすけさま
>1本目が『アイ・アム・レジェンド』
それは・・・ご愁傷さまです・・・。
まぁ、最悪の1本を最初に見ちゃったと思えば
これからいいことばっかりじゃないですか。
Commented by lupiiiiiin at 2008-01-05 01:24
明けましておめでとうございます。

「ワンダと巨像は寂しいゲーム」…そのココロが気になるのですが、この映画にはワンダに通じる何かがあるのでしょうか!?(゜Д゜;)
Commented by taku-nishikawa at 2008-01-05 02:24
lupiiiiiinさま
おめでとうございます。

>ワンダに通じる何か
アダム・サンドラーは9.11で家族を全部失ったショックで
ある種の幼児退行を起こしているという役柄で
昔の音楽聴いたり、映画を見たりして子供みたいに暮らしてるんです。
で、劇中でひとつのゲームをずーっとやってるんですが
それが『ワンダと巨像』。
あのゲームの孤独で寂しい感じが、お話とすごく合っているので
このゲームが好きな人には、映画もオススメしたいところです。
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