先週新宿TSUTAYAで借りたDVDを延滞していて
今日返しに行かなきゃ延滞金2000円超えちゃうなーと
夜、しのつく雨の中家を出て、新宿へ。
せっかく出てきたのにそのまま帰るのも癪なので
バルト9で夜12時からの回を鑑賞。
映画が終わって、東口のマックで始発待ち。
今、疲れきった汚いオッサンたちに囲まれながら
ノートPCでこの文章を書いております。
で、『スパイダーマン3』。
なんだよー
おもしろいじゃーん・・・
いや、手前勝手に今回は期待薄かなと踏んでたんです。
3部作の3作目ってたいていまとめに入って面白くないし。
新キャラ、冴えないおっさんだし。
今回は悪役が3人も出てくる上に
ピーターとMJとハリーの三角関係が入り乱れ
並の監督が撮ったらごちゃごちゃになりそうな構成なのに
見てて何の抵抗もなく、すんなり頭に入ってきます。
交通整理がうまいってだけじゃなく、きっちり感情移入させてくれるし。
サム・ライミ冴え冴えじゃないですか。
「1」と「2」を見たのはずいぶん前なのに
復習なしで「3」を見てもちっとも困らない。
ブラッカイマーとヴァービンスキーは
サム・ライミの爪の垢を煎じて飲んでほしいですね。
しかし、平成のクモ男もこれで一応の終幕ですか。
『スーパーマン』『バットマン』『X-MEN』『ファンタスティック・フォー』
『ゴーストライダー』『デアデビル』『ブレイド』『スポーン』・・・
今までアメコミスーパーヒーローものが映画化されるたびに
とりあえず劇場へ足を運んできた私。
基本的にアメコミは苦手なのに、なんででしょうね。
体の中の何かが
ぴっちりタイツに反応
するんですかね。
こうして並べてみると改めて感じますが
今回の『スパイダーマン』3部作はやはり特別だったな、と。
何がどう特別かと言いますと
コレ見ると泣くんです、私。
1作目はじんわり涙目、って程度だったんですが
2作目は涙腺がぶっ壊れまして、劇場を出るときシャツが濡れてました。
で、3作目もね、やっぱり泣いちゃったんですよ。
にしかわの琴線に触れるのはどーゆー部分かって言いますと
主要登場人物がとにかくみんな素朴で、頭が悪く
何かと道を踏み外しやすいが、その歪み方自体がまっすぐってゆーか
アホな中学生みたいなグレ方をするところ。
なんかねぇ、出てくる人全員
やたらと傷つきやすいんです。
主人公ピーター
オタク。調子に乗りやすく、落ち込みやすい。
童貞であろうがなかろうが童貞臭が漂う。
ヒロインMJ
身の程をわきまえず女優を夢見るブス。案の定「3」では挫折。
親友ハリー
直情型のボンボン。バカだがいい奴。
素直なだけに、一度屈折すると手に負えない。
アクションに関してはもう
モロCGでございます~
ってな感じで私は最後まであんまり乗れませんでしたが
それを補ってあまりあるかわいいバカっぷりでしたね、こいつら3人。
さて、そろそろ中央線の始発が動きますので
帰るといたしましょうか。
どーでもいいですけど隣で寝てるオッサン
よだれの量がハンパないです。
何か変な病気じゃないでしょうね。
エボラ!エボラ〜!
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