えー、まいどおなじみの
言い訳タイムでございます。
ピーナツ畑で宇宙人にさらわれ・・・
あ、これ前に使いましたね。
銀座で酔っ払って立小便しようとしたら
三丁目のビルの間に時空の裂け目が・・・
あ、これもダメですか。
うーん・・・
いや、実を言うとですね
彼女なんかできちゃいまして!
デートだなんだで忙しくって!
ブログの更新どころの話じゃ!
ないじゃないじゃないじゃない!
・・・・・・・
すいません、嘘です。
今、嘘をつきました。
あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは。
さ、本題行きましょうか(自分でも驚くほど冷たい声)。
久々の更新だから新作でも見たんちゃうのんと思わせといて
伊丹十三の『タンポポ』でございます。
懐かしいですね。
ちょいと訳ありで、先日見直したんですが
この映画、やっぱり面白い。
って、あっさり「面白い」なんて言っちゃいましたが
私の高校時代の友人が今の発言を聞いたら
「ちょっと!ちょっとちょっと!」
と思わず幽体離脱しながら突っ込まずにはいられないでしょう。
なぜなら当時の私はこの映画をボロクソに貶し
「こんなの映画じゃねぇ」
とまで言い切っていたのですから。
84年の伊丹十三の監督デビュー作『お葬式』を痛く気に入りました私。
続く第二作『タンポポ』も劇場へ見に行きまして
超面白!特に桃潰しバァさん最高!
くらいに思ってたんですわ、この時点では。
んだけど翌年でしたかね、この『タンポポ』がテレビ放映されまして。
次の日から、高校でもう大人気なんですよ。
いっつも映画なんか全然見ない奴らが
傑作だあれは傑作だとはやしたてんのを見てたら
持病の天邪鬼がっ!
まぁそんな訳で、私の中では長い間
伊丹十三作品、特にこの『タンポポ』が鬼門だったんですわ。
そんなひねくれた認識が今になって改まったのはですね
最近、飲み会の席でこの映画の話を何度かしたからなんです。
なぜか大抵盛り上がるんですよ、『タンポポ』の話すると。
まずこの映画、何度もテレビ放映されてるので
ほとんどの人が見てますよね。
しかもその上で、どんな人でも
この映画の中に何かしら気になるシーンがあるみたいなんです。
その気になるシーンってのが人によってほんとまちまちで
その理由みたいのを探っていくのがすごく楽しい。
まぁある種の心理テストみたいなもんですよね。
「タンポポ占い」って本書こうかなってくらいの。
映画が撮られてから20年以上たってるのに
いろんなシーンをみんなが覚えていて
きゃっきゃ言いながらその映画の話ができる。
これを傑作と言わずして
なんと言いましょう?
ちなみに私の一番好きなシーンはですね
海女姿の洞口依子の手のひらから
役所広治が牡蠣を食べるシーン。
直接的なベッドシーンなんかより
100倍どエロっす。
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