せっかく映画ブログやってんだから
オスカーについて何か書いても良さそうなもんですが
肝心の受賞作品をまーったく見てないんですな、これが。
とゆーわけで今日は・・・
名匠の忘れたい過去を墓荒らし。
今回、特別功労賞を受賞したロバート・アルトマン。
古くはカンヌを獲った『M★A★S★H』
最近では『ショート・カッツ』『ゴスフォード・パーク』など
群像劇の名手として知られています。
『トラフィック』や『マグノリア』、そして今回作品賞の『クラッシュ』などは
アルトマン作品の延長線上に位置しているという言い方もできるでしょう。
意外なことに今までアカデミー賞には無縁だったアルトマンですが
アメリカで最も尊敬されている監督の一人です。
・・・が、こんな偉い人にもあるんですな、
恥部が。
『ポパイ』が実写で映画化されたことを知っている人はそう多くないでしょう。
それもそのはず、
忘れ去られて当然
の内容になっています。
主人公ポパイを演ずるのはミスター芸達者、ロビン・ウィリアムス。
凝り性の彼らしく顔も声もポパイの物まねで演じてるんですが・・・
想像してみて下さい。
竹中直人主演で遠藤周作の伝記映画を作ったらどうなるか?
くどくて見れたもんじゃないです。
(あ、若い人はネタやってる竹中知らなかったりするのかしらん)
さらに問題なのがポパイの腕。
できるだけ忠実に絵に描いたつもりですが
これ、ツチノコですか?
化膿して腫れてるみたいで気持ち悪いんですっ!(しかも毛が生えてる)
この上さらに追い打ちをかけるのがオリーブ。
シェリー・デュバルという名前にはみなさんあまりピンとこないでしょうけど
『シャイニング』でジャック・ニコルソンの奥さんやってた・・・
あの映画の中で一番怖い人です。
人間離れした首と手足の長さだけはオリーブそっくりですが
子供が見たらひきつけ確実な不幸顔。
もはや観客に逃げ場はありません。
お化け屋敷にでも入ったと思って、映画の最後まで堪え忍びましょう。
しかしこんな映画でも、私はぜひ見たいシーンがあったのです。
そうです。
実写版ホウレンソウ。
こ、こんなの食い物じゃない・・・
緑色のゲロだ・・・
と、かように素敵な映画ですので、良い子のみなさんは見てみましょうね!
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