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漫画家Nのイラストと文章で綴る映画な日々

にしかわたく (漫画家)

マンガ家・イラストレーター。生まれて初めて劇場で見た映画は『グリズリー』と『テンタクルズ』の二本立て。
現実逃避のスピードを極限まで加速すればいつか現実を追い越せると信じ、今日もロスト・ハイウェイをひた走る36歳、デブ専。
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『プライドと偏見』(2005年・イギリス)
『プライドと偏見』(2005年・イギリス)_e0000251_2329542.jpg

文句無しに面白かったでーす。

原作やコリン・ファースのBBC版のファンの方は
色々思うところもあるかもしれませんが
(ローレンス・オリヴィエ版のファンは・・・いねぇか)
しっとりした文芸色もきちんと残しつつ
『ラブ・アクチュアリー』のワーキング・タイトルらしい
誠実でテンポのいいラブコメぶりに

おじさんうっとり。

この映画、とにかく主役から脇にいたるまで
キャスティングが抜群。
脚本のキャラの描き分けが秀逸な上に
出てくる人の顔がことごとく面白い。
キーラ・ナイトレイは個人的に好みではないのですが
変に色をつけない演技で、この物語には理想的なヒロインだったと思います。
若い役者たちがいくらかはしゃぎ過ぎても
ドナルド・サザーランド、ブレンダ・ブレッシン、ジュディ・デンチの
凄腕ベテラントリオが屋台骨を支えているので
安心して見ていられます。

ジェーン・オースティンやE・M・フォースターの映画化作品を見てると
いつも思うのですが
イギリスってのはほんとに、

ラブコメの歴史

がある国なんだなぁと。
ほとほと羨ましく思います。
漱石がもっと長生きして
『それから』みたいな小説をあと20本くらい書いてくれていたら
日本ラブコメ映画事情は今とはまったく違ったものになっていただろうにと
悔しがるおじさんは私だけではないでしょう。

早くも今年のベストワン候補です!

(まぁまだ『輪廻』とこれしか見てないんですけど・・・)


ブログランキング〜
「やっぱりサザーランドはドナルドに尽きる!」
↓という方はクリック願います。


『プライドと偏見』(2005年・イギリス)_e0000251_043446.gif
by taku-nishikawa | 2006-01-15 23:31 | ラブラブ地獄 | Comments(22)
Commented by tomo at 2006-01-16 02:55 x
トラックバックありがとうございました。
こちらからもトラックバックを送ったんですが、うまくいかないようでしたのでコメント入れておきます。
これからもよろしくお願いしますね。
Commented by taku-nishikawa at 2006-01-16 03:46
ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします〜
Commented by Ren at 2006-01-16 07:03 x
TBありがとうございました☆登場人物のイラスト!すごく的を射てますね~。
一言もバッチリです。個人的に「ヘビ女」が秀逸かと。
TV版は見ていないのですが、デフォルメのきついラブコメとして楽しめば面白いですね。
Commented by ミチ at 2006-01-16 09:05 x
はじめまして。
TBありがとうございました。
冒頭のイラストと一言紹介サイコーです!
朝からメチャクチャ笑ってしまいました。
古典とはいえ普遍的なものを持っているんですよね。
ローレンス・オリビエ版を見ていますが、なかなか良かったですよ(笑)
Commented by futaba0611 at 2006-01-16 09:08
TBありがとうございました。
おもしろいですね。父の「えこひいき」は一言で言い表しててすごいです。
重くないけど、いい映画だったなと思いました。
Commented by マダムS at 2006-01-16 11:03 x
「高慢と偏見」オリビエ版とBBC版へのTBありがとうございました♪
肝心のキーラ版はこれから鑑賞致しますので、感想アップしましたらまたTBさせて下さいませね(^^)v
なるほどイギリスはラブコメの宝庫なんでしょうか・・
若い男女の理想の結婚感なども非常に興味深く・・遠い昔の事のように懐かしく・・あわわ・・楽しめるお話だと思います。
Commented by taku-nishikawa at 2006-01-16 13:04
> Ren さま
コメントありがとうございます。
「ブリジット・ジョーンズ」を見たとき、何でこんなに結婚に執着するのかと呆れましたが、元ネタからしてこうだったんですね・・・

>ミチさま
コメントありがとうございます。
実はローレンス・オリビエの若い頃って見たことないんです。二枚目だったんでしょうね。僕の中に残ってるイメージは「クリスマス・キャロル」の因業じじいスクルージのみ(笑)。

>futaba0611さま
ありがとうございます。
あのドナルド・サザーランドはすごかったと思います。普通のお父さんはなかなか自分の娘を「愚か」と言い切れません。爽快でした。

>マダムSさま
コメントありがとうございます。
イギリスと日本の文芸もの映画の違いを考えると、まっさきに浮かぶのが笑いの有無だと思います。もしかしたらこれは原作のせいではなくて、映画の作り手側の問題なのかもしれません。
Commented by chiko_patanyan at 2006-01-16 17:52
にしかわたくさん、こんばんわ。
TBどうもありがとうございました(*^^*)
このイラスト最高です!「ヘビ女」ぴったり~(笑)
えこひいきパパと怪獣おばさんの存在感、どっしりと大きかった
ですね。この映画にがっかりしたと言いつつ、DVDが出たら
また見てしまいそうな自分が怖いです(笑)
こちらもTBさせていただきました♪
またお邪魔させていただきますね。
Commented by HIROMIC WORLD at 2006-01-16 20:14 x
TBありがとうございました。
本当にgoodなキャスティングでしたね。「怪獣」のジュディ・デンチは「ラヴェンダーの咲く庭で」のときの愛らしさが微塵もなく、怖かったです~!
Commented by bookgirl at 2006-01-16 21:28 x
TBありがとうございました。イラスト面白すぎです。「ボンボン」、笑いました。
ジュディ・デンチ、名前は存じ上げなかったんですけれど、「真面目が肝心」の『ハンドバッグ叔母さん』として強烈な印象が残っていたので、出てきたとき「あいつだーっ」と吃驚しました。一度みたら忘れられない物凄い顔力ですよね。まさに怪獣(笑)。夢に出そうで怖いです。
Commented by ゆづあげ at 2006-01-16 21:38 x
にしかわさん、こんにちは。
私は今回はじめてジュディ・デンチを見たのですが、すごい貫禄にびっくり。
そのジュディ・デンチ演じるキャサリンさまを「怪獣」と言い切るにしかわさん、ブラボー(笑)
いやいや、いい映画でした。
ラブストーリーとひとことで納めるにはもったいないですよね。
美しい風景に調度品。そして、エリザベスの実家は質素にみえるけれど
料理人を雇っていたのにはちょっと驚きました。
Commented by sea1900 at 2006-01-16 21:46
こんばんは。TBとコメありがとうございます。
なんて、ステキなイラストでしょう!サイコ~に楽しいですね。
ヘビ女や怪獣がでてきて、不思議大好きの映画でした。。にしかわさんは、イラストから観ると,『妖怪モチ』でしょうかしら・・・・TBさせていただきます。
Commented by taku-nishikawa at 2006-01-17 01:21
>chiko_patanyanさま
コメント&トラバありがとうございます。
美形のウィッカム君はこれから人気でちゃったりするんでしょうか・・・
これからもよろしくお願いします〜

>HIROMIC WORLDさま
コメントありがとうございます。
キーラのあの独特の笑い方、賛否両論ですね。
クシャおじさんかと思いました。

>bookgirl さま
コメントありがとうございます。
この映画のジュディ・デンチは鼻息が目に見えそうでしたよね。
あの顔は一瞬特殊メイクかと思いました・・・。

>ゆづあげさま
コメントありがとうございます。
身分違いとはいえ、エリザベスの家も貴族なんですよね。
本当の貧乏はあんなもんじゃなかったはず・・・
ここらへんは『オリバー・ツイスト』で確認したいと思います。

>sea1900さま
コメントありがとうございます〜。
よ、妖怪モチ・・・本人はかなりの地黒で、昔くろんぼ(禁止用語)大会で優勝したことがあります。妖怪でいうと「油すまし」に激似です。
これからもよろしくお願いします〜
Commented by 中原@きょうのあしあと at 2006-01-17 02:21 x
いや〜、怪獣、ヘビ女、つぼにはまりました〜。
ムッツリ君のプライドなど、怪獣やヘビ女に比べればかわいいもの。いやエリザベスにさえ・・・。
Commented by taku-nishikawa at 2006-01-17 04:49
>中原@きょうのあしあと さま
コメントとトラバありがとうございます。
あの家族、結構朝ご飯にがっついてましたよね。
お手伝いさんいるのに、必要以上に貧乏臭を漂わせる家族でした・・・
Commented by epha at 2006-01-17 06:28
うわあ、すごいトラバとコメント。マメなんですね。尊敬。
Commented by YUKKA at 2006-01-17 09:14 x
TBとコメント有難うございました。
イラストが的を得ていてとてもおもしろいです!!特に「怪獣」って・・・(笑)まさにそうでした。さすがMです。「高慢と偏見」をイラストで見たのは初めてだったので、とても感激しました。私もちょいと描いてみようかな、と思ったり。
ローレンス・オリビエ版はパンフで初めて知ったのでぜひ見てみたいな~って考えてます。(手に入るのかしら?)
イギリスのラブコメはやっぱり品があって奇麗ですね。アメリカのドタバタコメディも好きですが。
Commented by SHOKO at 2006-01-17 12:53 x
TBありがとうございました。
冒頭のイラストだけで粉の映画の全てが表現されているじゃないですか!!すごいですねー。映画よりイラストのほうに感激しちゃってたりして・・・。私は<バカ>にもうちょっと活躍の場を与えてあげてほしかったなぁ~と思いました。もっともっとバカっぽく、ね。
Commented by ykdoll at 2006-01-17 17:49 x
お越しいただきありがとうございます!!私もおじゃまします~~
映像が美しい映画でしたね。ものすごく引き込まれました。デバーグ婦人=M(007)だと一致するまで時間がかかりました・・・・ものすごくはまってましたよね??
Commented by taku-nishikawa at 2006-01-18 00:42
>ephaさま
今週はアクセスアップ週間なんです。産めよ増やせよ。

>YUKKA さま
コメントありがとうございます。
僕がジュディ・デンチを初めて意識したのは「ショコラ」だったんですけど、フィルモグラフィーを見ると「眺めのいい部屋」なんかにも出てるんですね。
若い頃はどんな女優だったんでしょう。まさか生まれつきの怪獣?

>SHOKO さま
コメントありがとうございます。
全登場人物を描くのって意外と楽しいんだなぁと今回初めて気付きました。
バカ夫婦はうまくいくのかなー。個人的にはああいうカップルこそ幸せになってほしいです。

>ykdollさま
コメントありがとうございます。
ほんと映像はきれいでしたね。冒頭の夜明けのシーンからうっとりしっぱなしでした。
Commented by mori2fm at 2006-01-18 02:18
TBありがとうございました!そうですか、たく様は、こういうのがお好きだったん
ですか…意外だなあ(失礼!)。でも、いいですよねえこういうほのぼのした(?)
英国映画。あ、“怪獣”ジュディ・デンチといえば、“M”ですね(←「007」のですよ!
何か違うように見えるかな?)。彼女は「シッピング・ニュース」で、映画館中に
“放尿音”を響き渡らせてますよ。こういうネタ、お好きでしょ(笑)?
Commented by taku-nishikawa at 2006-01-18 02:38
こんばんは〜。
「シッピング・ニュース」見ましたが放尿シーン覚えてません!私としたことが!
ビデオで見たせいかなぁ・・・ううう。
映画自体は全然好きじゃなかったけど見直すぞ〜。
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